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>欧米各国が、コロナ感染はピークに達しつつあるとする見方が広まる中、日本は感染者は急増中として(この見方にもやや疑問がある)、例によって世界とは周回遅れで緊急事態宣言を発した(07日夜)。
と書いたわけだが、東京都の感染者数を見ると、05日143人、06日83人、07日の79人に続き08日144人、09日178人、10日189人、11日197人と、急増が続いた。「急増中」は事実になるのかと危惧していた。
ところが12日にとんでもない数字が出た。
感染者数が166人に急減したわけだが、併せて絶句するような事実が判明したのである。166人の内、87人は中野江古田病院(中野区)の関係者(入院患者や医師など)だというのである。これを除くと79人になる。
さらに調べると、この江古田病院では4.01日に看護士の感染が判明しながら「経営判断」で公表せずその週の週末まで外来も通常通り行い、見かねた勤務医が保健所に通報して発覚。というような経緯で12日の発表になったようなのである。だから87人は、本来であれば4.01日から12日までの各日に割り振られなければならないわけである。

いずれにせよ、日本のコロナ関連の数字は信頼性に乏しく、こういうのをもとに、感染者数の趨勢を読むのは危険極まりない。
一つだけ例を挙げると、月曜は感染者数が少なくなる傾向がある。4.06日(月)が83人と前日の143人から急減したのは、このためであろう。なお月曜は日曜に持ち込まれた検体の数が少ないから感染者数が減る傾向があるわけだが、これは日曜は休む人(検査等をする側)が多いためであろう。株のチャートでは移動平均線というのを使うが、日本のコロナ感染者数もこの概念を入れて分析したほうがよさそうである。

以上のようなわけで、日本のコロナ感染の動向は、読みにくく、なお予断を許さないが、緊急事態宣言を受け、緊張感も高まっていることでもあり、ある程度の期待はしていいのではないか。

世界的には、イタリアでは感染拡大がピークを過ぎ、オーストラリアやニュージーランド、イラン、ノルウェイ、ルクセンブルク等も感染者は減少傾向にある。フランス、ドイツも好転傾向にあるとみてよさそうだ。ロシアはなお増大傾向、アメリカは微妙(強いて言えば改善傾向か)など、心配の種は尽きないが、大きな流れとしては、いい傾向が出つつあるとみるところだろう。

こうした流れの中で、アメリカ(NYダウ)は下落幅の6割程度戻し、日本も5割程度戻したわけである。ここまでは、行き過ぎた分の下げを戻したというところで、今後はそう順調には行かないとみるところか。コロナでいい材料が出るかに大きく左右されそうだ。

【シグマクシス】(推奨銘柄) 1418△14
【歯愛メディカル】(推奨銘柄) 2465▼15

日本における新型コロナ感染者数に一抹の不安があったので、この2銘柄(どちらも「新四季報」銘柄で取り上げている)の推奨は先送りするつもりだったのだが、ひとまず、東京都における爆発的感染者増という事態は避けられそうなので、ここで推奨することにした。ごく簡単にコメントしておく。

シグマクシスは3.09日引け後に2020年3月期決算の上方修正を発表しているが、コロナ騒ぎの中で、この材料は忘却の彼方へ消えて行き、時価は3.10日終値の1374円を44円上回っているだけである。

歯愛メディカルは、3.16日に興味深い「お知らせ」を出している(同社HP参照)。

4月12日 23時00分記


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