| Home |
2020.03.25
東京都でコロナ感染者41人の衝撃
24日のNYダウが2113ドル(11.36%)の暴騰となったのを受けて、25日の日本株も暴騰した。日経平均は1454円(8.04%)高、TOPIXも6.87%高だった。前日とは違って大型株中心とはいえ、ほぼ全面高となり、値下がり銘柄数も93にとどまった。
JQ指数は4.71%高、マザーズ指数は5.91%高だった。
これで読者諸氏も私も、かなり癒され、一安心といったところだったのだが、引け後(と思う)、まずいニュースが飛び込んできて、現在は、かなり悲惨なことになっている。
つまり、東京都で、新型コロナの感染者が25日、41人発生(23日16人、24日17人と増加傾向にあった)、オーバーシュートへの懸念が強まったとして、先物が急落したのである。一時は25日の上げ分のほとんどを帳消しにする1200円以上の値下がりとなったが、次第に落ち着きを取り戻し、現時点では677円安である。
【41人の意味するもの】
東京都での1日ごとの新規感染者数は20日以降、11人、7人、2人、16人、17人と来て25日が41人になったわけである。
ただ、この41人のうち10人が永寿総合病院(集団感染が発生した台東区の病院)の関係者、ほかにも海外からの帰国者等が18人程度いて、感染経路が不明な感染者は10人から13人程度で、前日とほぼ同水準である。
しかも25日の日本全体の感染者数は65人で24日とほぼ同じなのである(ただし私の見た数字が同時刻の物か不明等、正確な数字が分からないので、やや不正確なことは、お許し願う)。言い方を変えれば、東京を除くと、日本全体の感染者数は、25日はむしろかなり減少しているのである。
注=マスコミは感染者の数を言い立てるだけでなく、前日と同時刻で比較して何人増ときちんと報道すべきだ。こうした正確な数字があって初めて正しい分析が可能なのである。
以上のことを総合判断すると、41人で、すわ一大事と騒ぐのは、やや軽率のそしりを免れないのではないか。もう1日、2日、数字を見てから判断すべきだろう。もちろん、最悪なことも考え備えるのはいいことであるが。
いずれにせよ日本の場合、今のところはコロナは一進一退のわけだが、いつ危機的状況が迫っているのでは、というような数字が出てきてもおかしくないわけで、現在の先物の動きは、そうした時の予行演習のようなものだろう。
というわけで、やはり、本腰を入れて買えるような状況からは、程遠く、なお慎重な対応をせよということだろう。
ウィザス(推)は564△45の高値引けで3連騰となった。
正興電機(推)も943△74の高値引けだった。
JFEシステムズ3185△279、JBCC(推)1598△98、NSW(推)1764△112、名地、SI関連もそろって大あ場高となった。
前稿で紹介した新四季報銘柄の値動きは次の通り。
3355 クリヤマHD 456△28
7520 エコス 1663△126
7599 IDOM 425△48
9903 カンセキ 1685△51
この4銘柄に限らず、大幅高で始まる銘柄が多く、どこで買うかが難しかった。
エコス、IDOMは始値を大きく上回り高値ないしそれに近いところで引けたのでよかった。カンセキは160円高で寄り付き(これが高値)、買いにくかった。私は引け近くに1662円~1685円まで何本か指値買いを入れておいた。1685円で終えたわけだが、まったく買えていなかった。
現在、NYダウは336ドル高、日経平均先物・大証夜間は737円安。朝起きてどうなっているか。
3月25日 23時43分記
JQ指数は4.71%高、マザーズ指数は5.91%高だった。
これで読者諸氏も私も、かなり癒され、一安心といったところだったのだが、引け後(と思う)、まずいニュースが飛び込んできて、現在は、かなり悲惨なことになっている。
つまり、東京都で、新型コロナの感染者が25日、41人発生(23日16人、24日17人と増加傾向にあった)、オーバーシュートへの懸念が強まったとして、先物が急落したのである。一時は25日の上げ分のほとんどを帳消しにする1200円以上の値下がりとなったが、次第に落ち着きを取り戻し、現時点では677円安である。
【41人の意味するもの】
東京都での1日ごとの新規感染者数は20日以降、11人、7人、2人、16人、17人と来て25日が41人になったわけである。
ただ、この41人のうち10人が永寿総合病院(集団感染が発生した台東区の病院)の関係者、ほかにも海外からの帰国者等が18人程度いて、感染経路が不明な感染者は10人から13人程度で、前日とほぼ同水準である。
しかも25日の日本全体の感染者数は65人で24日とほぼ同じなのである(ただし私の見た数字が同時刻の物か不明等、正確な数字が分からないので、やや不正確なことは、お許し願う)。言い方を変えれば、東京を除くと、日本全体の感染者数は、25日はむしろかなり減少しているのである。
注=マスコミは感染者の数を言い立てるだけでなく、前日と同時刻で比較して何人増ときちんと報道すべきだ。こうした正確な数字があって初めて正しい分析が可能なのである。
以上のことを総合判断すると、41人で、すわ一大事と騒ぐのは、やや軽率のそしりを免れないのではないか。もう1日、2日、数字を見てから判断すべきだろう。もちろん、最悪なことも考え備えるのはいいことであるが。
いずれにせよ日本の場合、今のところはコロナは一進一退のわけだが、いつ危機的状況が迫っているのでは、というような数字が出てきてもおかしくないわけで、現在の先物の動きは、そうした時の予行演習のようなものだろう。
というわけで、やはり、本腰を入れて買えるような状況からは、程遠く、なお慎重な対応をせよということだろう。
ウィザス(推)は564△45の高値引けで3連騰となった。
正興電機(推)も943△74の高値引けだった。
JFEシステムズ3185△279、JBCC(推)1598△98、NSW(推)1764△112、名地、SI関連もそろって大あ場高となった。
前稿で紹介した新四季報銘柄の値動きは次の通り。
3355 クリヤマHD 456△28
7520 エコス 1663△126
7599 IDOM 425△48
9903 カンセキ 1685△51
この4銘柄に限らず、大幅高で始まる銘柄が多く、どこで買うかが難しかった。
エコス、IDOMは始値を大きく上回り高値ないしそれに近いところで引けたのでよかった。カンセキは160円高で寄り付き(これが高値)、買いにくかった。私は引け近くに1662円~1685円まで何本か指値買いを入れておいた。1685円で終えたわけだが、まったく買えていなかった。
現在、NYダウは336ドル高、日経平均先物・大証夜間は737円安。朝起きてどうなっているか。
3月25日 23時43分記
投資家
エコスは強いですね。
2018年の高値を取りに行くかもね。
しかも、まだまだ、PER7倍台。
コロナ自粛で確実に恩恵を受けるのは食品スーパーだもんね。
2018年の高値を取りに行くかもね。
しかも、まだまだ、PER7倍台。
コロナ自粛で確実に恩恵を受けるのは食品スーパーだもんね。
2020/03/26 Thu 19:14 URL [ Edit ]
| Home |