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ここアメリカやヨーロッパ各国などと比べ強い動きの日本株だが、24日も日経平均は高寄り後も終始堅調で、NYダウ先物が大幅高していることも支援して、結局、この日の高値に近い1205円(7.13%)高で終えた。ただし、これはソフトバンクG18.95%高、ファストリ13.79%高の影響が大きく、TOPIXは3.18%高にとどまった。また騰落銘柄数を見ても、値下がりが394もあった。鎌倉式実感日経平均は226円(値上がり銘柄数1748-値下がり銘柄数394=1354を6で割る)高になる。
JQ指数は3.59%高、マザーズ指数は8.07%高だった。
日銀やGPIFなどの公的年金買い、日本のコロナ感染者が落ち着いていて欧米に対し優位にあることも、上げ要因だったと思われる。
大きく下げた銘柄ほどよく上げたのも、24日の相場の特徴だった。ソフバンG、ファストリはその典型であり、またアイ・アール・ジェイ、エスプールのストップ高も、この流れで理解できよう。マザーズの8.07%の急騰もそうである。

当道場銘柄も、メニコン(推)以外は上げた。
メニコンの下げはやや理解に苦しむが、メニコンの場合、今回の全般の急落相場では相対的に下落率は小さかった。直近の高値から半値になっているような銘柄が珍しくない中、メニコンのそれは2割強にとどまっていたのである。これがここに来ての軟調な値動きの背景にあるのだろう。近々、正常な値動きになろう。

ウィザス(推)は530△45まであって519△34。これなども、最近の下落率が比較的小さかったために、この日の全般の大幅高に今一つ乗り切れなかったと解釈できよう。それでも連騰するあたり、やはり強い動きであり、今後に一段と期待できそうだ。

JBCC(推)1500△145、NSW(推)1652△81、アイ・エス・ビー1435△105、両毛システムズ2025△115、JFEシステムズ(推)2906△88、アイネス1240△79など、SI関連はそろって大幅高となった。やはり理不尽なくらい大きく売り込まれただけに、戻りも大きかったのだろう。

このまま本格的に戻るかとなると、疑心暗鬼にならざるを得ないが、現在、NYダウは大幅高、日経平均先物も大きく上げている。
となると、やはり多少はこれはという銘柄には買いを入れたくなる。私は新四季報からの銘柄を多少は仕込んだ。
ところが、紹介しようとなると、24日に急騰してしまったものが多く、ここで書くと高値づかみの恐れがかなりありそうだ。時期を逸してしまうリスクも考えなくてはならないが、ここは慎重に自重して、一押しするのを待ちたい。
それでもという方に、あまり上げなかった銘柄から、いくつか挙げておこう。

3355 クリヤマHD 428△39
7520 エコス 1537△14
7599 IDOM 377△31
9903 カンセキ 1634△47

ただし本命(ほとんどが急騰してしまった)は別にある。少なくともそのうちのいくつかは、これからでも買いチャンスはあると思うので、タイミングを見計らって紹介する予定なので、上記銘柄は、買うとしても打診買い程度にされるといいだろう。

NYダウは現在1100ドル強の大幅高、連れて日経平均先物・大証夜間も600円強の値上がりとなっている。
アメリカ議会が新型コロナウイルスの感染拡大に対する大型経済対策を可決したことを好感している。

3月25日 0時00分記
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