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2020.03.17
日本は先進国のトップを切ってコロナを抑え込めるか
16日の相場は乱高下の末、結局、日経平均は429円(2.46%)安、TOPIXも2.01%の下落となった。
立ち合い開始前にはアメリカ(FRB)の1.0%の大幅利下げというニュースがあったわけだが、実はこれはすでに予想されていたことだったので、寄り付きこそ日経平均は155円高で始まったが、すぐにマイナス圏になった。その後、日銀が金融政策決定会合を予定(3.18日~19日)を前倒しで開催すると伝わり再びプラス圏に浮上。その後は前日の終値近辺でもみ合ったのち、14時過ぎには555円高まであった(日銀の追加対策が好感されたか)が、そこからはつるべ落としの下げとなって終えたわけである。
今回の世界的株安の原因は一にコロナのわけで、利下げ等の金融政策はほとんど効果がないことは市場は見抜いているということだろう。
イタリア、スペイン等では、新型コロナの感染者数の増加が一段と加速、その他でも北欧各国、スイス、アメリカ等も懸念される状況だ。中国が峠を越え、韓国も同様なコースをたどりそうであり、日本は依然踏ん張っているという具合で、先発の東アジア各国が、いい方向になったのとは対照的に、上記各国が危機的状況になっているわけである。
今後もコロナ次第の相場なので、危険がいっぱいという前提で、地雷を踏まないよう行くしかない。
日経平均先物は、一時16000円割れまであったのだが、その後急速に戻し現在は362円安だ。NYダウも一時は2000ドルを大きく上回る下げだったが現在は1620ドル安前後だ。
ダイヤモンド・プリンセス号をめぐって、世界からたたかれた日本だが、ここに来て評価はうなぎ上りなのかもしれない。日本のPCR検査をめぐっては批判も強いし、それも当然だろうが、それでも、日本の感染者数が極端に先進各国と比べ少ないのは、調べないからなだけという見方は、どうもちょっと違うようだ。細かく論じる余裕はないが、もしそうだとすると、今後、日本は中国に続いてコロナをうまく封じ込めた国として評価(株価面も含め)される可能性が出てくる。
この点にも注目して、今後の株価を見て行こう。
現在NYダウは1400ドル強のマイナス、日経平均先物・大証夜間は212円安。
3月17日 0時27分記
立ち合い開始前にはアメリカ(FRB)の1.0%の大幅利下げというニュースがあったわけだが、実はこれはすでに予想されていたことだったので、寄り付きこそ日経平均は155円高で始まったが、すぐにマイナス圏になった。その後、日銀が金融政策決定会合を予定(3.18日~19日)を前倒しで開催すると伝わり再びプラス圏に浮上。その後は前日の終値近辺でもみ合ったのち、14時過ぎには555円高まであった(日銀の追加対策が好感されたか)が、そこからはつるべ落としの下げとなって終えたわけである。
今回の世界的株安の原因は一にコロナのわけで、利下げ等の金融政策はほとんど効果がないことは市場は見抜いているということだろう。
イタリア、スペイン等では、新型コロナの感染者数の増加が一段と加速、その他でも北欧各国、スイス、アメリカ等も懸念される状況だ。中国が峠を越え、韓国も同様なコースをたどりそうであり、日本は依然踏ん張っているという具合で、先発の東アジア各国が、いい方向になったのとは対照的に、上記各国が危機的状況になっているわけである。
今後もコロナ次第の相場なので、危険がいっぱいという前提で、地雷を踏まないよう行くしかない。
日経平均先物は、一時16000円割れまであったのだが、その後急速に戻し現在は362円安だ。NYダウも一時は2000ドルを大きく上回る下げだったが現在は1620ドル安前後だ。
ダイヤモンド・プリンセス号をめぐって、世界からたたかれた日本だが、ここに来て評価はうなぎ上りなのかもしれない。日本のPCR検査をめぐっては批判も強いし、それも当然だろうが、それでも、日本の感染者数が極端に先進各国と比べ少ないのは、調べないからなだけという見方は、どうもちょっと違うようだ。細かく論じる余裕はないが、もしそうだとすると、今後、日本は中国に続いてコロナをうまく封じ込めた国として評価(株価面も含め)される可能性が出てくる。
この点にも注目して、今後の株価を見て行こう。
現在NYダウは1400ドル強のマイナス、日経平均先物・大証夜間は212円安。
3月17日 0時27分記
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