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日本の株式相場は、大震災後、3月15日に日経平均で8605円安値(ザラ場の最安値葉8228円)を付けて以降、一進一退、それでも徐々に上げ4月1日の終値は9708円だ。

福島原発では、一時は電源回復、冷却システム復旧への希望が高まったが、作業員が放射能で汚染された水で被爆、楽観論は消え、復旧作業の長期化は必至となっている。ただ一方で、ある日大爆発等で阿鼻叫喚にといった事態になる恐れはかなり小さくなったとみられ、ある意味、安定状態になったとも言えよう。そしてこういう状況を市場が織り込んでの現在の株価といっていいだろう。

一方、世界の市場は、インド、アメリカを筆頭に、強い動きだ。
日本が思っているほど、日本が世界で重要視されていないこともあろうが、それより、アメリカの景気回復が順調であることが、大きい。

4月1日のアメリカ株はNYダウが一時本年高値を更新(前にも書いたがこういう場中の高値更新は高値更新とはならないことに注意)、終値では57ドル上げ、日本の大震災直前の3月10日終値を3%ほど上回った。
CME日経平均も100円ほど高い。為替相場も84円ちょうどくらいで、日本株を取り巻く環境は良い。

被災地の現状、デパート、ホテル、観光地等伝わってくる売り上げ、人出等の情報を聞くと、とても買えないという人も多かろうが、そこは生き馬の目を抜く株式市場、目に見える状況に目を奪われてばかりいると、相場を見失うことにもなりかねない。

やはり、今後の大きな流れとしては、力強さには欠けるものの、じわじわ上げるとみるのが、今のところ妥当な見方であろう。もちろん、原発の状況、リビア等の中東情勢、原油価格等の動向次第で、見方を変える必要が出ることも念頭におかなくてはならないが。

計画停電(格差停電)についての見通し。
ここ暖かくなったこともあり停電は見送られている。東電は火力発電の能力アップの数字を日日明らかにすべきなのに、そうはしていないようで、細かいことは分からないが、実は徐々に東電の発電能力はアップしている。もう4000万キロワットは上回っているかもしれない。また、我々に明かしていない隠し玉がある可能性もある。

この前の会見で勝俣会長は、夏の計画停電は極力影響が小さいものにしたいだったか、ともかくそういう趣旨のことを言っていた。かんぐれば結局東京の区部はほとんど、また停電地獄を味わわせないの意味にもなる。
日本経団連は、今のような無計画停電を夏場もやられては企業存亡の危機と、企業に節電対策を強力に呼びかけ、また生産等への影響を最小にするあの手この手の対策を、今必死に考えているはずだ。電力消費の8割(未確認情報)を企業が占めるというから、企業がいい対策を打ち出せれば、一般家庭の計画停電は、あらかた回避できる可能性も出てくる。

企業の自家発電能力はかなりのものがあるが、近年は休眠状態のもかなりあるという。またJパワーや神戸製鋼等売電を行っている事業体もある。こうしたものの総力結集プラス火力発電所の稼動率アップで、夏場の計画停電は最小限にとどまる―こうした私の、やや楽観的なシナリオ通りに行けば、株価回復の弾みにもなるのだが。

4月03日 0時19分記
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