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16日の相場は各市場、弱い動きだった。日経平均のみ、なぜか17円(0.07%)高だったが、TOPIXは0.14%安、2部指数、JQ平均、マザーズ指数もそろって安かった。騰落銘柄数的には、最も下落銘柄数の比率が高かったのが東証1部で値上がり654に対し値下がり1404だった。規模別指数を見ても、大型、中型、小型そろってマイナスである。それでもプラスとなる日経平均とは何者ぞと言いたくなる。
それでも、どちらかと言うと小型株が売られ、大型株は比較的強い展開だったわけである。

当道場銘柄は、やや値上がりするものが多かった程度だった。
乱高下が目立ったわけだが
インスペック=高寄り後すぐに4265▼20まで下げ、その後4875△590まであって終値は4670△385。
日本ロジテム=寄り後すぐに高値の5100△40まであって、その後4595▼465まで下げ終値は4825▼235。
両毛システムズ(3395▼195)を含め、こういう値がさで一相場出した銘柄は、前日急騰したかと思えば翌日は暴落、あるいはその逆とかで、なんとも読みようがない。
私の書くことなどもせいぜい参考程度にとどめ、読者諸氏でこうした銘柄を保有の方は、各自、リスクも考慮して、慎重に対処していただきたい。

正興電機(推)も派手に動いた。1055△28で始まったが9時05分には一気に1193△166まで急騰(この時点では東証1部の値上がり率で断トツの1位)した。ところが以降は値上がり幅を縮める一方で、引け近くには1051△24まであり、引け間際にかなり戻し終値は1079△52。

掲示板等で、怪しげな情報が飛び交い、疑心暗鬼を生んだのも、こうした乱高下の一因と思われる。
①蓄電システムの販売台数1万台はOEM供給していた分7000台が剥落するので、実質3000台に過ぎない。
②1台300万円は高すぎて売れない。他社は100万円以下だ。

よく調べてから書くべきなわけだが、匿名なのをいいことに、こうした根拠のはっきりしない情報が流され、誰も反論しないのは困ったものである。
まず簡単な②について。
ネットで調べれば、各社多種多様な製品を出しており、50万円程度から、いろいろな製品があることは容易に分かる。そして当然、安い製品はそれなりの性能なわけである。専門家でないので、正興の300万円の製品がコスパ的にどうかといった評価はできないが、同社が家庭用蓄電システムのパイオニアであり、長年の経験と実績を生かして、2019年12月に、一家丸ごと、これで大丈夫という高性能製品である「ENEPAC-HyBrid」の販売を開始したのである。50万円や100万円の製品では一家丸ごとは到底無理そうだ(私が各社製品の性能を素人なりにチェックしての感想)。

①について。
同社はリチウムイオン蓄電システム「エネハンド蓄電池」を2014年以降、フォーアールエナジーにOEM供給してきた。この累計台数が4年間で7000台、1年あたりでは1750台。
一方、今回、「家全体をバックアップ、200V出力標準対応」の家庭向けハイブリッドリチウムイオン蓄電システム「ENEPAC HyBriD」を、独自で市場へ導入するのである。この販売目標が年間1万台、価格が1台300万円(もちろん代理店を通じての販売であり手取り額はこれより減る=会社談)。

担当の責任者の方からのお話をもとに整理しておこう。
今期1万台のうち自社で何台売り、フォーアールエナジーにOEM供給する分を何台にするかは未定。
いずれにせよ、今期1万台売れた場合の、前期比での売り上げ増は
1万台-1750台=8250台
となる。
よってとりあえず価格を300万円で計算すれば
300万円×0.825万円=247.5億円
同社の2019年12月期の売り上げが235億円(予想)だから、この新製品で売り上げ2倍超にというのは、結果的に何の問題もなく正しかったわけである。代理店のマージンである程度目減りするわけだが、そんなことは私を含め誰でももとより承知のことだろう。
そういう些末なことより、何より、本当に、同社は今期(2020年12月期)、一気に売り上げがざっとみて200億円~220憶円程度、「ENEPAC HyBriD」だけで増加する可能性大なのである(四季報予想、あるいは過去の実績からして、他製品でも売り上げは10億円程度増加するのが普通なので、合計では220億円増程度)。
こんなすごい会社は、ほとんどない。せいぜいあのインスペックくらいのものだろう。あちらはそれで1400円台の株価は4995円と3.5倍になった。こちらは900円程度から1079円だから1.2倍で育ちざかり。

しかし、本当にこんなに売れるのかと半信半疑の読者も多かろう。また、今期はともかく来期以降の見通しはどうなんだろう。
そうしたことについての答えを、会社の担当の方からお聞きしたことを交え、次回に詳しく報告しよう。

長くなったので、最後にウィザス(推)についてだけ簡単に。
723円まであって702△26と大幅高し、12.30日以来となる700円大台回復となった。
前稿で書いたように、どうみても、この会社を取り巻く状況をチェックすれば、こんなに低い株価はありえない。
学童英語塾を今期、一気に24校(前期3校)も開設する。これだけ大量開校すれば、その経費も大きく、普通はその負担で減益になる。それを収益力の高い通信制高校が補うという構図だろう。
来期以降は、開校に伴う出費がかなり減るうえ、新規開校分が上乗せ、減損も徐々に減り、ウィザスの収益力は一段と加速がついてアップするであろう、というのが私の読みだ。ひとまず800円乗せへ。

1月16日 23時51分記
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