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2019.12.22
日本ロジテムの今後を株価を考察
以下は2017年5.24日付けの推奨銘柄の記事である。
9090 丸和運輸機関 (東証1部)
株価=3125円(5月24日終値)
出来高=5万7000株(5月24日) (売買単位=100株)
PER=16.7倍(今期=2018年3月期予想実質値)
丸和運輸の2019年12.20日の終値は2510円だが、推奨以降2分割を2回実施しているので、この間株価は
3125円→15060円 あるいは
527.5円→2510円
と、いずれにせよ4.8倍になっているわけである。
こんなことを書いているのは半七老人が昔の捕り物の手柄話を語っているというようなことではなく、日本ロジテムの今後の株価を占ううえで参考になるのではと、はたと気付き、調べていて、参考になりそうという結論に至ったからである。
丸和運輸の予想実質PERは2017年5.24日の16.7倍から2019年10.10日(その後の高値)には33.5倍になった。
要するに、その後、アマゾン関連の最有望銘柄の1社として遠州トラック(これも当道場の推奨銘柄である)などとともに人気化して大きく値上がり、その後、調整をはさんで再び上げ、現在も史上最高値圏にあるわけである。
日ロジテムも、よく考えてみれば、同様のコースをたどって、何らおかしくない。
値上がり当初は、材料が必ずしも判然としなかった。
①大谷工業の暴騰への連想か
②アマゾン関連で買われているのでは
③会社四季報の内容(業績予想、コメント内容等)が評価されているのでは
このようなことが、掲示板はたまた当ブログでささやかれているわけである。
いずれも、その通りであろう。
そして、私はここからは、アマゾン関連の久々のニューフェースとして脚光を浴びてくるという確信を持ったので、これを書いているわけである。
『鎌倉雄介の株道場』(2018年1月、ダイヤモンド社刊)に、私がどうやって遠州トラックや丸和運輸をアマゾン関連銘柄として発見したかの経緯が詳述してある(P120~P134)。その手法の一つとして「アマゾン、配送業者はどこか」で、ネット検索したことが書いてある。
今、この方法でやれば、実は遠州トラックや丸和運輸、ロジネット・ジャパン(札幌通運として)、SBS(SBS即配として)などとともに、新たに日本ロジテムが載っていることを発見するであろう。
ただ、これは一部(どの程度かは不明)の投資家には既知のことであろう。そして、この件に関して、さらに材料があると私は言ってまだ非公表のわけである。
さて、ここで書こうというのは、丸和運輸と比較しての目標株価的な分析である。
両社の成長力、今後の見通し的なことを見てみると、、甲乙つけ難いというより、むしろ日本ロジテム優位とみるのが妥当だろう。
すなわち、ここ5年の利益の伸び、配当利回り(丸和0.87%、日ロジテム1.60%)、PBR(丸和6.4倍、日ロジテム0.6倍)、いずれを見ても、日ロジテム優位は明らかなのである。
さらに言えば、丸和運輸はすでにアマゾンがらみの恩恵はたっぷり受けているのに対し、日ロジテムは「新規受注に伴い(中略)南大塚配送センターが稼働。」(四季報))など、態勢整備を急ピッチで進めていて、まさに伸び盛りであり、恩恵はむしろこれからこそ本格化するであろう。
となれば、PER的には、丸和と同水準かそれ以上に評価してもおかしくないということになる。
両社の現時点での来期予想1株利益、同PERを見てみよう。
注1=1株利益は実質値(純利益は経常利益の7割とするみなし純利益を使う)。
注2=日ロジテムは純利益と経常利益の乖離が大きいので両者の平均値を純利益とした場合、1株利益は387.3円。(この部分、勘違いがあり訂正しました。)
株価 1株利益 PER
丸和運輸 2510円 84.8円 29.6倍
日ロジテム 5000円 460.3円 10.9倍
日ロジテムを丸和並みのPER29.6倍に買えば13625円。
常識的に考えると23日6000△1000のストップ高比例配分、24日7000△1000、25日8500△1500
この辺で弱気派も勢いを増し危ないかといったところかと思うが、上記のようにPER的に考えると、あるいはファンダメンタルズ重視で考察すると、さらに
26日10000△1500、27日13000△3000、・・・・と、まさに大谷工業の来た道をたどる展開もなくはない。
あまり甘い夢ばかり追っていると奈落の底へ落ちて泣きを見るということも当然ある。神道無念流ではないが無念の境地で対処したい。とりあえず、23日はストップ高買い気配を想定し静観する(売らない)ところだろう。
12月22日 0時35分記
9090 丸和運輸機関 (東証1部)
株価=3125円(5月24日終値)
出来高=5万7000株(5月24日) (売買単位=100株)
PER=16.7倍(今期=2018年3月期予想実質値)
丸和運輸の2019年12.20日の終値は2510円だが、推奨以降2分割を2回実施しているので、この間株価は
3125円→15060円 あるいは
527.5円→2510円
と、いずれにせよ4.8倍になっているわけである。
こんなことを書いているのは半七老人が昔の捕り物の手柄話を語っているというようなことではなく、日本ロジテムの今後の株価を占ううえで参考になるのではと、はたと気付き、調べていて、参考になりそうという結論に至ったからである。
丸和運輸の予想実質PERは2017年5.24日の16.7倍から2019年10.10日(その後の高値)には33.5倍になった。
要するに、その後、アマゾン関連の最有望銘柄の1社として遠州トラック(これも当道場の推奨銘柄である)などとともに人気化して大きく値上がり、その後、調整をはさんで再び上げ、現在も史上最高値圏にあるわけである。
日ロジテムも、よく考えてみれば、同様のコースをたどって、何らおかしくない。
値上がり当初は、材料が必ずしも判然としなかった。
①大谷工業の暴騰への連想か
②アマゾン関連で買われているのでは
③会社四季報の内容(業績予想、コメント内容等)が評価されているのでは
このようなことが、掲示板はたまた当ブログでささやかれているわけである。
いずれも、その通りであろう。
そして、私はここからは、アマゾン関連の久々のニューフェースとして脚光を浴びてくるという確信を持ったので、これを書いているわけである。
『鎌倉雄介の株道場』(2018年1月、ダイヤモンド社刊)に、私がどうやって遠州トラックや丸和運輸をアマゾン関連銘柄として発見したかの経緯が詳述してある(P120~P134)。その手法の一つとして「アマゾン、配送業者はどこか」で、ネット検索したことが書いてある。
今、この方法でやれば、実は遠州トラックや丸和運輸、ロジネット・ジャパン(札幌通運として)、SBS(SBS即配として)などとともに、新たに日本ロジテムが載っていることを発見するであろう。
ただ、これは一部(どの程度かは不明)の投資家には既知のことであろう。そして、この件に関して、さらに材料があると私は言ってまだ非公表のわけである。
さて、ここで書こうというのは、丸和運輸と比較しての目標株価的な分析である。
両社の成長力、今後の見通し的なことを見てみると、、甲乙つけ難いというより、むしろ日本ロジテム優位とみるのが妥当だろう。
すなわち、ここ5年の利益の伸び、配当利回り(丸和0.87%、日ロジテム1.60%)、PBR(丸和6.4倍、日ロジテム0.6倍)、いずれを見ても、日ロジテム優位は明らかなのである。
さらに言えば、丸和運輸はすでにアマゾンがらみの恩恵はたっぷり受けているのに対し、日ロジテムは「新規受注に伴い(中略)南大塚配送センターが稼働。」(四季報))など、態勢整備を急ピッチで進めていて、まさに伸び盛りであり、恩恵はむしろこれからこそ本格化するであろう。
となれば、PER的には、丸和と同水準かそれ以上に評価してもおかしくないということになる。
両社の現時点での来期予想1株利益、同PERを見てみよう。
注1=1株利益は実質値(純利益は経常利益の7割とするみなし純利益を使う)。
注2=日ロジテムは純利益と経常利益の乖離が大きいので両者の平均値を純利益とした場合、1株利益は387.3円。(この部分、勘違いがあり訂正しました。)
株価 1株利益 PER
丸和運輸 2510円 84.8円 29.6倍
日ロジテム 5000円 460.3円 10.9倍
日ロジテムを丸和並みのPER29.6倍に買えば13625円。
常識的に考えると23日6000△1000のストップ高比例配分、24日7000△1000、25日8500△1500
この辺で弱気派も勢いを増し危ないかといったところかと思うが、上記のようにPER的に考えると、あるいはファンダメンタルズ重視で考察すると、さらに
26日10000△1500、27日13000△3000、・・・・と、まさに大谷工業の来た道をたどる展開もなくはない。
あまり甘い夢ばかり追っていると奈落の底へ落ちて泣きを見るということも当然ある。神道無念流ではないが無念の境地で対処したい。とりあえず、23日はストップ高買い気配を想定し静観する(売らない)ところだろう。
12月22日 0時35分記
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