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2019.12.08 相場環境好転
アメリカの11月の雇用統計は非農業部門雇用者数が26万6000人増と、予想を上回る好調さだった。さらに米中貿易交渉でも、中国国務院が6日、アメリカ産の大豆や豚肉について追加関税の免除を継続すると発表、アメリカではクドロー国家経済会議委員長が「第一段階の合意は間近」との認識を示した。こうしたことを好感、アメリカ株は急騰した。NYダウは337ドル(1.21%)高、NQも1.00%高だった。
NYダウは2万8015.06ドルで史上最高値の2万8164.00ドル(11.27日)に、あと150ドル弱まで迫ったわけである。対中制裁関税の第4弾の全面発動が12.15日に予定されているわけだが、これの発動はないかと見つつも外れた時のリスクも念頭に、史上最高値更新をにらんで株価は動いていくことになる。
日経平均は06日の終値が2万3354.40円。(史上最高値は夢のまた夢だが)本年最高値は2万3529.50円(12.02日)で、これまた、NYダウ同様、これをにらんで動くわけだが、こちらはハードルは低いNYダウ大幅高の後なので、月曜にも更新の可能性がある。

06日は小型株の圧倒的優位で終えたわけだが、その後のNYダウ大幅高で、通常だと、月曜は主力株優位の展開となる。優位くらいならいいのだが、主力株全面高・小型株小幅安といったこともあるので、そうは安閑せずに臨むとしよう。

前稿でアイル、インスペックがPTSで暴騰していることを書いた。

アイルはストップ高のままだったことでもあり静観しかないが、インスペックは要注目なので、簡単に材料等、書いておこう。
引け後に第1四半期決算を発表、経常利益は8.51億円(前年同期は1.47億円)と、素晴らしいもので、通期予想も大幅上方修正した。ただ掲示板で大騒ぎになっているのは、こちらではなく、ロールtoロール型シームレスレーザー直描露光機の事業化決定の方である。しかしこちらは既発表のことで12.03日に、この材料で1640△300のストップ高を演じている。
(以下のことが信じていいかは微妙だが)PTSでストップ高、掲示板が盛り上がっているのは、社長会見(YouTubeで見られる)での発言内容からしてこの新製品で数100億円の売り上げが見込めるのではといった期待が高まったためであろう。
一体何台くらい売れそうか、1台5000万円~6000万円くらいというから・・・・
といった夢が語られているわけである。
私の読みを示そう。
社長は、ロールtoロール型シームレスレーザー直描露光機事業について「あまり遠くない将来に検査装置事業を上回る規模に」と言っている。検査装置事業を半導体パッケージ基板等検査装置関連とするとこの売り上げは現在総売り上げの8割である。そうすると社長の思惑通りに行けば、遠くない将来に同社の売り上げは今の2倍近くに行くということになる。さらにこの露光機の用途は今後他の業種にも広がりそうなのである。
このように考えてくると、同社の未来はとてつもなく明るいものになりそうだ。来期も大幅増益とみると、時価の来期予想実質PERは12倍前後に過ぎない。というわけでここで飛び乗るのもいいように思う。ただ、明日いくらで寄り付くか分からず、どう仕込むかが難しい。多少のリスク覚悟で腕に自信の方にのみお勧めしておく。

前稿で銘柄名を出した(推奨したわけではない)パシフィックネット(PCNET)、santecについても書いておこう。

PCNETは6日1347△100と急騰した。神奈川県庁の行政文書流出事件でコンピュータのデータ消去等が問題になったわけだが、これで脚光を浴びたのがPCNETのわけである。同社は「自社でデータ処理の体制整備。」(四季報)とある。
流出させたブロードリンクのグループ売上高は60.1億円(2018年12月期)、対してPCNETは41.8憶円(2019年5月期)である。ブロードリンク分のどれだけがPCNETに来るかは不明だが、この数字からして、かなりインパクトのある数字を期待していいのではないか。押し目があれば、あるいはあまり高く寄るのでなければ買ってもいいのではないか。

santecは1844△49。ここにきて出来高も増え、戻り高値を更新中だ。年初来高値は2328円で、ここまではとりあえずは無理でも、2000円前後はありそうだ。9月中間期は予想を大きく上回る経常利益だったが、会社は「米中摩擦を考慮し」て通期予想を据え置いた。四季報は今号でも会社予想を上回る数字を出しているが、新四季報は中間期の数字を踏まえ、さらに大幅増額してくるであろうと考えると、ここは買いでいいのではないか。なお5G関連でもある。

以上、新四季報の数字にも期待できる銘柄をいくつか挙げたわけだが、最後に9889JBCCもそういう銘柄の一つとして加えておく。

なお、ウィザス(推)、メニコン(推)、アテクト(推)も、新四季報に大いに期待できる銘柄なので、ここは自信をもって強気対処。

12月08日 22時51分記



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