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相場は閑散、個人投資家は、当ブログ読者も含め、元気のない方が大半のように思われる。
今日の相場を見ていても、こうもハチャメチャと言うかとらえどころのないと言うか、一本筋の通った所のない相場では、ついていけないという嘆き節が聞こえてきそうである。

そこで、本稿では、こうした相場にどう対処するか、私はどうしているか、といったことを、書いてみよう。
地価は、ようやく地方でも下げ止まりとよく言う。しかし、これは嘘とまで言っては言い過ぎだろうが、ほとんど嘘に近いことである。地方や首都圏でも、少し郊外の方(鎌倉市なども含めて)では、今なお地価は下落基調が続いているのである。上がっているのは、比較的大きな駅の駅前商業地と言ったところがピンポイントで上げているだけで、ほとんどすべての住宅地が下落し続けている。

なぜ、こんなことを書くかと言うと、今の相場に相通じるものがあると思うからである。
日経平均株価やTOPIXは東京など大都市中心部の地価と思えばよい。小型株の株価は地方都市の地価と思えばよい。
小型株メインでやるのであれば、地方都市だったら駅前など再開発やコンパクトシティ構想等で脚光を浴びているようなところ以外上がらないのだから、株の場合も材料・業績等で強力にアピールするものがある銘柄に限るようにしないと、どうにもならない。
この傾向が、数日前くらいから一段と鮮明になっているのである。

だから、よほど厳選した銘柄に絞っていかないと死屍累々ということになりかねない。ついこの間までは、そこそこ人気だった銘柄が、いつの間にか、もう息をしていなかったりするのである。

これに気付いた私(と言っても、私とてパッと鮮明にそういう意識を持てるわけではなく、徐々に分かってくるわけで、だから、今これを書いているのである。もう数日前に書ければよかったのだが、そこ頃はまだ漠然と星雲状態の思考・頭脳状態だったわけである)は、どうも息づかいがおかしそうな銘柄を、どんどん売り、有望とみる銘柄(「私の理想のポートフォリオ」(11.20日)参照)を買い増したり、新たに探し出したりした銘柄を打診買いしたりしている。

実は「私の理想のポートフォリオ」を公開した時点で、すでに私は上記のようなことを無意識に感じ取り、それに対応した行動をかなりし、そうしたことを読者諸氏にも告げようとしていたと、言って言えないことはないのである。だから、自分でも驚いたのだが、ごくわずかの保有にとどまる銘柄を除くと、あの9銘柄くらいしか、私は保有していなかったのだ。
そして、今私が、さらにあの9銘柄のうちでも動きの悪い銘柄は保有株数を減らしている。それくらい、人気のない銘柄は打ち捨てられ、株価も低迷、出来高も極端に減少している。
ブックオフは8.13日には出来高が109万株余あったが、11.29日はついに5万3900株にまで減少している。
他の銘柄もほとんどが同様なことになっているが、実は、ここいい動きをしている銘柄でさえ、出来高は盛り上がっていないのである。ディップは年初来高値圏にあるが、この3日間、連続10万株台の薄商いだ。10.15日は130万株余の大商いで、その後もしばらくは30万株から70万株程度の出来高だったのである。
細かいことはともかく、要するに、個別株をやる投資家は絶滅危惧種一歩手前なのかと言いたくなるほど減っているのかもしれず、漫然と数年前、数十年前のような感覚で株取引をやっていては、生き残れないかもしれないということである。

結論としては、よくよく考え分析し、これだというう自信の銘柄(1つにしたいところだが、何が起きるか分からない(例えばゴーンさんとかかつての三越の岡田さんとかのような方が当該企業に出現、あるいは工場火災、はたまた公募増資発表など)のが、この世界だから、3銘柄~4銘柄がいいだろう)に絞って投資(それ以外にも保有銘柄があって当然でそれはむしろそうあるべきだいが、資金配分的にはごく少なくし、主力3銘柄くらいに運用額の半分くらいを充てるのである。

私としては、それがウィザス、メニコン、ディップのわけであり、読者諸氏にも、そういう形のポートフォリオを目指してはと提案したわけである。

最近はまずいなくなった(どこかに潜みひそかに爪を研いでいたりして・・・)が、昔はよく「売り逃げた」とかとおっしゃる方がいたが、保有株など、どこかで必ず売るもので、どこで売ろうと私を含め各人の自由である。そういうことを気にするのではなく、常に、投資家という者は、自身のポートフォリオを、不断に理想形に持って行くように努めるのがいいのであるというのが、私の主張であり、鎌倉理論の重要なポイントでもある。

29日の相場は香港株下落もあって、日経平均は115円(0.49%)の下落となった。
それでも当道場銘柄は、高安まちまち程度で、主力どころはいい動きだったので、トータルとしてはかなりのプラスになった(私のポートフォリオをもとに言っている)。「私の理想のポートフォリオ」銘柄の値動きを以下に示す。

A ウィザス    552△27
B メニコン   4410▼15
C ディップ   3135▼40
D アテクト   1642△36
E オーウイル  1321▼30
F 松風     1675△6  
G トランザク  1000▼12
H 宝印刷    1716△4
I ブックオフ  1068▼▼5

24%の構成比率のウィザス高で潤ったわけである。無茶苦茶な値動きの典型で第一精工が2629△142と急騰した(ほとんど持ってないが)のにも助けられた。
少し自慢話的になるが、私はここ、ウィザスとメニコンについて、くる日も来る日も調べたり考えてきた。その結果、これはいけると確信を持った。それで、特に有望と見たウィザスについては「ウィザスについて早く調べて行動を」(11.4日付け)とまで書いて、買いをお勧めした。この辺の真意を分かるのも重要である。

もちろん、投資方法は人それぞれである。当ブログの活用法も各自の自由なのは当然だ。、上述のことは、なかなかうまくいかないというようなかた向けに、私のアドバイスを書いたと理解されたい。

注=本稿の性質も踏まえ、推奨銘柄であっても、あえて(推)は付けていない。

11月30日 0時00分記


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