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一瞬のうちに相場環境は激変してしまった。
これが相場といってしまえばそれまでだが、それでも、これほどのは、そうあることではない。
詳細は承知してない方もおられようから、簡単に、事実関係を確認しておこう。

23日、中国がアメリカの対中制裁関税「第4弾」(ほぼ全ての中国製品に制裁対象を拡大するもの)への報復措置(5078品目約750億ドル分)を発表した。これに対しアメリカは、すかさずさらなる報復措置(2500億ドル分の中国製品に課している制裁関税を現在の25%から30%に引き上げると発表した。さらに「第4弾」については10%の予定だったのを15%に引き上げるとした。

こうした米中の目まぐるしい動きにアメリカ株も激しく動いた。
23日、最初は中国の報復措置を嫌気してNYダウは180ドル安弱まで下落、その後ジャクソンホールでのパウエルFRB議長発言を好感、プラス圏まで戻す場面もあった。ところが、その後、トランプ大統領が中国の報復関税に対抗して更なる報復措置に出ると、一気に急落、結局623ドル(2.37%)の暴落となった。

円相場も一気に1円以上円高が進み1ドル105.41円。CME日経平均先物は576円安となっている。

多少の希望は米中の貿易交渉は、依然9月開催が予定されていることである。
またFRBが9月に利下げ、それも0.25%とかではなく0.5%の大幅利下げに踏み切る可能性も浮上している。

今後、米中貿易戦争がどういう方向に向かうのか、まったく予断を許さない。普通なら、子供じゃないんだからとなるが、そうとも言えないのがトランプ大統領であれば、どう転ぶこともあるのである。また、このせめぎあいは、双方にとって世界の覇者たらんとする争いであり、アメリカがイギリスからその地位を奪ったわけであるが、いまひたひたとそれを奪取しようと中国が迫っているのである。下克上許すまじと、アメリカも(そして中国も)必死にならざるをえないわけで、そう簡単には矛を収めるわけに行かないという、事情が双方ともにあり、行方は一段と不透明にならざるをえない。

いずれにせよ我ら投資家はまな板の鯉状態だ。
慎重にいかなる事態にも耐えられるように守りを固めて、この難局に対処しよう。

8月25日 23時54分記
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