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結局、08日のNYダウは2ドル高(NQは0.25%安)だったわけだが、日本株は日経平均が200円(0.93%)安、TOPIXは1.38%安と大きく下げた。日経平均の下げが小さいのはファストリ、ソフトバンクGの大幅高のためで、値下がり銘柄数1819というのは連休明け後の3立会日中最多である。為替が節目の1ドル110円(多くの企業の想定レートでもある)の大台をついに割り込んだことも大きく響いたようだ。ただ、この日は中国1.48%、韓国3.04%など多くのアジア各国が日本以上の下落率だった。

ここまではまあ耐えるにしても、この後が、さらにいけないのだから、処置なしだ。
現在NYダウは300ドルほどの大幅安、為替も1ドル109.6円台とさらに円高が進行している。連れて日経平均先物・大証夜間も252円安となっている。

キクカワが13時00分に2019年3月期決算を発表した。これは昨年11.09日発表の上方修正した数字をさらに上回ったわけだが、2020年3月期予想の数字がひどかった。売上は前期実績の74.4億円が今期予想は55.0億円、経常利益は同19.22億円が7.60億円に、それぞれ激減する予想だ。八つ当たりしてもしようがないが、四季報の予想数字、売り上げ81.00億円、経常利益21.00億円は、どこから出てきたのだろう。これを受けて株価は5540▼1500のストップ安。
しかし決算短信の「今後の見通し」を読んでも、どうして、このように売り上げ・利益とも激減するのか、まったく分からない。もう少し、真摯に、ていねいに株主に説明する姿勢がほしいものである。

【テイカの決算】
引け後、2019年3月期決算を発表した。小幅増益を見込んでいたわけだが、経常利益は1.2%の微減益だった。ただ、ここ、多くの企業が冴えない決算を発表している中、この数字は、ほめられたものではないが、そう悪いものではなく、可もなく不可もない内容とみるところだろう。
それより重要な今期(2020年3月期)の見通しに注目しよう。売上は前期比9.7%増の520億円、経常利益はなんと同16.0%増の70.0億円予想だ。どちらも過去最高を更新する見込みである。
「次期の見通し」では、汎用用途の酸化チタンに関しては今後の収益は厳しくなると予想している。それでも、微粒子酸化チタン等に関しては「世界的な紫外線対策への関心の高まりにより、UVカット剤としての需要が引き続き旺盛であることから、今後も市場は拡大するものと予想しており、積極的な設備投資の実施や販売の拡大に努めてまいります。」としている。
内外の経済情勢がこれだけ不透明な中、今期見通しで、これだけの大幅増益を打ち出している超強気を評価したい。

さらに今期の配当も前期の32円から36円に増配すると発表した。四季報予想は「32~36記」。「記」というのは今期が設立100周年だからだが、今回の会社発表では、記念配当とは言っていない。つまり普通配当なのである。それだけ業績に自信があるということであろう。

同社の配当の推移を調べてみた。
2014年3月期=12円
2015年3月期=16円
2016年3月期=20円
2017年3月期=24円
2018年3月期=28円
2019年3月期=32円
2020年3月期=36円(予想)

要するに2015年3月期以降、毎期4円ずつ増配を継続しているのである。

その後NYダウは更に下げ幅を拡大、370ドルの下げとなっている。米中貿易交渉がどうなるか次第だが、最悪シナリオも念頭に、耐えられるようにしたい。

5月09日 23時58分記


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