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19日の相場は、一転中小型株中心に買われ、日経平均は110円(0.50%)高、TOPIXは0.12%高だった。大型株指数が小幅マイナス(小型株指数は0.41%高)だったことで分かるように、主力株は高安まちまちだったわけだが、ファストリ、ファナックなどが大きく上げたため、日経平均のみ上げ幅が大きかったのである。
JQは0.01%安、マザーズは0.49%高。

当道場銘柄は、東京応化(推)が3705△225まであって3680△200(東証1部値上がり率22位)で、年初来高値を更新した。
5G半導体をめぐり、アップルがクアルコムと和解(現地時間16日)したことは、5Gへの対応が相当の難度を有することを、世界に知らしめた。高い技術力を有する企業にとって5Gの普及が追い風になることが明確になったとも言えよう。
東京応化はフォトレジストで世界トップ級の実力者であり、中期計画で5G・I oT&Innoationに求められる技術開発へのチャレンジを掲げているくらいで、こうした5Gをめぐる環境はプラスに働こう。
出来高は前日の83400株が294100株に急増したわけだが、半導体関連の超出遅れが、ようやく多少なりとも知られてきたということだろう。為替差益(私のラフな試算で1ドル112円の場合、経常利益段階で年間8億円弱)も見込まれ、今期(2019年12月期)業績は経常微増益予想はかなりの上振れが期待できよう。

カワタ(新四季報から発掘した妙味株)が1594△138(東証1部値上がり率7位)と急騰した。ただ、その理由がはっきりしない。
NSW(日本システムウェア、同)は引け後2019年3月期業績の上方修正と増配を発表、PTSでは2360△202。

テイカ(推)、エムアップ、協和エクシオ、エムアップなども上げた。

一方、ネオス、インパクト、コシダカ、チェンジなどは下げた。
ネオスは929円まで下げて終値は948▼16。929円で底入れしたのか、なおはっきりしない。ただ、こういうとんでもない所まで行き過ぎる相場が常態化しているからこその下げであり、大局的に見れば、早晩下げすぎ是正の動きに入るとみるのが、まともな読みだろう。

いよいよ、10連休入りが眼前に迫ってきた。
リスク回避の売りがここから増えることが予想されるわけだが、NYダウは史上最多間更新もありうる勢いであり、世界景気の見通しも、ここに来て楽観論が勢いを増しているようだ。持つリスクだけでなく持たざるリスクもあるわけで、どう対処するか頭を悩ますところだ。

極端に慎重になって持ち高を極端に減らすのは、ちょっとどうかとは言えよう。
あまり期待できなさそうな銘柄中心に、多少減らすくらいが常識的判断か。

4月21日 23時18分記
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