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12日のアメリカ株の大幅高(JPモルガンの好決算、3月の輸入物価指数もアメリカ経済の堅調さを示すものだった)を受けて、15日の相場は大幅高となった。日経平均は299円(1.37%)高、TOPIXも1.40%高だった。値上がり銘柄数1910(値下がり銘柄数190)と、ほぼ全面高だったわけだが、規模別では大型より中型、中型より小型の値上がり率が大きかった。
JQは0.44%高、マザーズは1.64%高だった。

個別銘柄を見ると、相変わらず激しい値動きだった。
12日に急騰したコシダカは、一転1703▼130と急落。同じくチェンジも4100▼135と大幅反落した。
決算がらみではラクトジャパンが7550▼380まで売られたのだが、後場の入ってから盛り返し一時は8000△70まであって7880▼50。
当道場銘柄ではない(昔取り上げたことはある)が、期待外れの決算を発表した2379ディップは1621▼351と暴落した。同じく、4.05日引け後、まずまずの決算を発表した6086シンメンテはその後4日続落したが15日は前日に続く上げで2411△173と急伸した。
ネオス(当欄では好決算と強調した)は1035▼20と安寄りしたわけだが、すぐに盛り返し、後場後半からはじりじり上げ幅を拡大、結局1124△69の高値引け。

テイカ(推)は2573△102と急反発した。いくら何でも売られ過ぎということが意識されたのだろう。仕切り直しで、08日につけた2748円更新に向けて再始動だろう。

インパクトは安くなる場面もあったのだが、4060△300まであって4000△240。ここからどうなるのかなど、だれも確信をもって言えないだろう。前にも書いたことだが、もうこの銘柄は当欄としては勝利確定なのであり、あとは、各自、リスクを頭にしっかり入れたうえで、対処方針を決められればいいのである。
エムアップも乱高下の末2484△50。この銘柄も動きが激しすぎて対応が難しいことを思い知らされる。

ネオスの出来高は117万株余で12日の3倍弱に急増した。日証金の取り組みも、ここずっと1倍割れが続くといういい状態だ。難しいところだが、やや楽観的にみれば、決算を控えもみ合っていたのが、決算で商いを伴って大きく上っ放れたわけで、ここからおいしいところとみるところか。もちろん、安全策をとって、ここである程度売っておくのもありだろうが。

テイカは、値上げ+生産能力大幅増強・増産のわけだから、今後の業績の急向上は確定的なわけである。新興国を中心に日焼け止め用微粒子酸化チタンの需要は拡大の一途だ。今どき「世界需給逼迫」(四季報)などという物質(製品)は、めったにない。その世界シェア6割という圧倒的地位にあるのがテイカなのだから、年初来高値更新はおろか、3000円挑戦があってもおかしくない。

4月15日 23時23分記
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