| Home |
2019.01.20
小型株の値上がりはなお続くか
最近の相場は、良くも悪くも予想を裏切る動きになることが多い。
昨年12.25日、日経平均は1010円の暴落となり、その後も本年1.04日の大発会(日経平均453円安)まで、不安定な値動きが続いた。ところが、以降は一転、堅調な値動きとなり、この間(1.04日の終値と18日の終値の比較)、日経平均は3.1%、JQは3.0%の値上がりとなっている。さらに18日のNYダウは336ドル(1.38%)高、CME日経平均先物も264円(1.28%)高となっている。為替も、じりじり円安が進んでおり、最新で1ドル109.78円と110円大台が迫る。
このように、最近の動きを見る限り、日米とも株価は堅調である。多くの懸念材料(米中貿易摩擦、ブリグジット等)にもかかわらず、こうした状況になっているという現実を見据え、臨機応変、対処していくことが重要である。
1.07日付で書いた1文を再掲しておく。
>昨年とは逆に(大発会は)大幅安で始まったわけだが、終わりも逆で、かなりのプラスになる可能性もあろう。
と書いては見たものの、一転また悲惨な展開に逆戻りとなるやもしれず、ここは予断を持たず、日々情勢の変化に気を配りつつ、臨機応変に行くとしよう。
小型株の動きは、ここ、大型株以上に良い。
オーウイル(推)(推奨後それなりに上げたが昨年11月に入ってからは大幅反落していた)は、大半の読者の方はもうお持ちではないだろう(私もそうである)が、そういうこととは別に、ここに来ての戻りには驚かされる。
12.25日には876円の昨年来安値を付けて終値は889▼83を付けた。ところが、ここから猛反発、なんと1.18日まで13連騰となった。18日は1360円まであって1353△78。終値ベースでの比較でもこの間、52%も上げたことになる。
もはや大半の読者もお持ちでなさそうなオーウイルなどの値動きを持ち出したのは、この動きが小型株の今後の値動きを占ううえで参考になるのではと考えたからである。
フィックスターズ(推)も、ここ強い動きになっているわけだが、この間の値動きをチェックしてみたらやはりという結果だった。
12.25日に940円(終値)安値。1.18日には1393△57(同)を付けたわけだが、この間、下げたのは3立会日のみで10勝3敗である。この間、48%も上げたことになり、オーウイルの52%とほとんど差はないのである。
シェアテクにしても、この間の値上がり率では大きく劣るが、傾向としては同じと見て取ることができる。
要するに、大きく売り込まれた小型株、中でも好業績にも関わらず無差別に売り込まれた銘柄に、ここ見直しの買いが入り、急速に売られすぎ修正の動きになっているということあろう。
地合いに大きな変化がなければ、この動きはもう少し続くのではないか。
とは言え、仙波糖化のように、底値からはある程度戻したものの、早や息切れ気味になり、出来高も減少傾向になったものもある。
投資家の買い意欲は強いわけではなく、相場エネルギーはなお乏しい。あくまで、順張り、動きのいいものにつくことが求められているとみるところだ。
ついでに書くと、グローバルGの場合も、12.25日に安値を付けている。ザラ場で780円、終値は821▼29。それが1.18日終値は918△14。明確なことは言えないが、見捨ててしまった投資家がほとんどだろうから、逆に、遅ればせながら、ここからオーウイル、フィックスターズ同様、大きく戻す可能性を秘めているかもしれない。
【キクカワ、太平製作】
キクカワは18日、9900△450まであったが1万円大台乗せはならず、その後9060▼390まで急落、しかしここで終わらず終値は9530△80。理想的な動きだったと言えよう。売りたい人にはかなり売らせ、新たに新規の買い手を呼び込んだと思われるからである。
急速な値上がりにビビる投資家がいるわけだが、ファンダメンタルズからすれば、まだ相場は序の口という見方もできる。
何より、ここまで上げてきた動きを見ていると、並々ならぬ大相場の予感をひしひしと感じさせる。
1万円前後はあるのではと、当初(新四季報発売直後=12月中旬)考えていたが、ここに来てはPER10倍の12310円前後が最低ラインなのでは、と考え始めている。そしてさらに上げ、本年最大の出世株になる可能性も秘めているとみるわけである。目標株価を引き上げると、えてして良くない結果になりがちだが、その可能性も覚悟の上、この銘柄に限ってはと、それなりに確信に近いものを持っている。
太平製作は2824△199。
>なお、小声で話すが、キクカワと言えば・・・・である。こちら(なにせ出来高が少なすぎて明示できないのである)も、調べれば分かるが、同様、超低PER、業績も好調である。(1.16日 0時08分記)
17日は2551△13で始まり終値は2625△86、出来高は5300株だった。こういう時は、すぐ調べて、17日になんとしても買うというのが、相場をやるうえでの鉄則と思うのだが、最近の成績もあって小生への信頼が薄れていたのか、それとも太平製作に思い至らなかったのか。出来高の少なさにあれこれ考えてしまったわけである。
出来高は増えたとは言えなお10600株に過ぎない。刺激してとんでもない株価を付けてやけどを負う方を出すのは、本意でないので、材料等はなお書かない。あまり高くないところがあれば、なお絶好の仕込み場だろうとだけ言っておこう。
1月20日 23時37分記
昨年12.25日、日経平均は1010円の暴落となり、その後も本年1.04日の大発会(日経平均453円安)まで、不安定な値動きが続いた。ところが、以降は一転、堅調な値動きとなり、この間(1.04日の終値と18日の終値の比較)、日経平均は3.1%、JQは3.0%の値上がりとなっている。さらに18日のNYダウは336ドル(1.38%)高、CME日経平均先物も264円(1.28%)高となっている。為替も、じりじり円安が進んでおり、最新で1ドル109.78円と110円大台が迫る。
このように、最近の動きを見る限り、日米とも株価は堅調である。多くの懸念材料(米中貿易摩擦、ブリグジット等)にもかかわらず、こうした状況になっているという現実を見据え、臨機応変、対処していくことが重要である。
1.07日付で書いた1文を再掲しておく。
>昨年とは逆に(大発会は)大幅安で始まったわけだが、終わりも逆で、かなりのプラスになる可能性もあろう。
と書いては見たものの、一転また悲惨な展開に逆戻りとなるやもしれず、ここは予断を持たず、日々情勢の変化に気を配りつつ、臨機応変に行くとしよう。
小型株の動きは、ここ、大型株以上に良い。
オーウイル(推)(推奨後それなりに上げたが昨年11月に入ってからは大幅反落していた)は、大半の読者の方はもうお持ちではないだろう(私もそうである)が、そういうこととは別に、ここに来ての戻りには驚かされる。
12.25日には876円の昨年来安値を付けて終値は889▼83を付けた。ところが、ここから猛反発、なんと1.18日まで13連騰となった。18日は1360円まであって1353△78。終値ベースでの比較でもこの間、52%も上げたことになる。
もはや大半の読者もお持ちでなさそうなオーウイルなどの値動きを持ち出したのは、この動きが小型株の今後の値動きを占ううえで参考になるのではと考えたからである。
フィックスターズ(推)も、ここ強い動きになっているわけだが、この間の値動きをチェックしてみたらやはりという結果だった。
12.25日に940円(終値)安値。1.18日には1393△57(同)を付けたわけだが、この間、下げたのは3立会日のみで10勝3敗である。この間、48%も上げたことになり、オーウイルの52%とほとんど差はないのである。
シェアテクにしても、この間の値上がり率では大きく劣るが、傾向としては同じと見て取ることができる。
要するに、大きく売り込まれた小型株、中でも好業績にも関わらず無差別に売り込まれた銘柄に、ここ見直しの買いが入り、急速に売られすぎ修正の動きになっているということあろう。
地合いに大きな変化がなければ、この動きはもう少し続くのではないか。
とは言え、仙波糖化のように、底値からはある程度戻したものの、早や息切れ気味になり、出来高も減少傾向になったものもある。
投資家の買い意欲は強いわけではなく、相場エネルギーはなお乏しい。あくまで、順張り、動きのいいものにつくことが求められているとみるところだ。
ついでに書くと、グローバルGの場合も、12.25日に安値を付けている。ザラ場で780円、終値は821▼29。それが1.18日終値は918△14。明確なことは言えないが、見捨ててしまった投資家がほとんどだろうから、逆に、遅ればせながら、ここからオーウイル、フィックスターズ同様、大きく戻す可能性を秘めているかもしれない。
【キクカワ、太平製作】
キクカワは18日、9900△450まであったが1万円大台乗せはならず、その後9060▼390まで急落、しかしここで終わらず終値は9530△80。理想的な動きだったと言えよう。売りたい人にはかなり売らせ、新たに新規の買い手を呼び込んだと思われるからである。
急速な値上がりにビビる投資家がいるわけだが、ファンダメンタルズからすれば、まだ相場は序の口という見方もできる。
何より、ここまで上げてきた動きを見ていると、並々ならぬ大相場の予感をひしひしと感じさせる。
1万円前後はあるのではと、当初(新四季報発売直後=12月中旬)考えていたが、ここに来てはPER10倍の12310円前後が最低ラインなのでは、と考え始めている。そしてさらに上げ、本年最大の出世株になる可能性も秘めているとみるわけである。目標株価を引き上げると、えてして良くない結果になりがちだが、その可能性も覚悟の上、この銘柄に限ってはと、それなりに確信に近いものを持っている。
太平製作は2824△199。
>なお、小声で話すが、キクカワと言えば・・・・である。こちら(なにせ出来高が少なすぎて明示できないのである)も、調べれば分かるが、同様、超低PER、業績も好調である。(1.16日 0時08分記)
17日は2551△13で始まり終値は2625△86、出来高は5300株だった。こういう時は、すぐ調べて、17日になんとしても買うというのが、相場をやるうえでの鉄則と思うのだが、最近の成績もあって小生への信頼が薄れていたのか、それとも太平製作に思い至らなかったのか。出来高の少なさにあれこれ考えてしまったわけである。
出来高は増えたとは言えなお10600株に過ぎない。刺激してとんでもない株価を付けてやけどを負う方を出すのは、本意でないので、材料等はなお書かない。あまり高くないところがあれば、なお絶好の仕込み場だろうとだけ言っておこう。
1月20日 23時37分記
| Home |