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昨年後半以降、特に10月以降の株価(特に小型株)変調(大幅下落)で、その対応に追われ、重要視する推奨銘柄実績表の更新が、予想外に延び延びになってしまった。お詫びするとともに、この3連休を利用し更新をすることにした。
怠けてしまった咎は大きく空欄か所(?及び*の付いたか所)が続出、参っていたが、懇意にしている伝統証券に調べていただき、1.17日、空欄か所は解消した。

8ヵ月ぶりの更新になってしまい、どれだけ大変な作業になることやらと危惧していたのだが、実際には、比較的簡単な作業だった。前回の更新(5.13日)以降、推奨した銘柄が、7月~10月のわずか5銘柄しかなかったためである。
これはお金をもらってやっている投資顧問会社ではなく、無料で私の一存ですべて決定できる個人ブログだからこそできる利点である。最近、投資成果が挙がらず、読者諸氏も苦しいとお察しするが、私も忸怩たるものがあるわけだが、それでも、こうした投資環境の悪化に、それなりに早く気づき、推奨銘柄もごく少なくし、持ち高も少なくするよう繰り返し書いてきたことはその中では良かったと思っている。

なお、実績表関係の記事の後に、11日引け後発表のコシダカの決算について書いたので、併せてごらんいただきたい。

数字は順に
推奨日 推奨時株価(推奨直後値) その後の高値(それを付けた日)現在値(2019年01.11日終値)
推奨日の年は初めの3銘柄のみ2017年、これら以外は2018年である。

11/21 東邦化学   624円( 683円) →840円 11/29  ― ◎
12/19 タクミナ   1818円(1831円)→2189円 01/09 ― 〇
12/19 マニー    3410円(3450円)→5440円 06/11 ― ☆
01/08 コムチュア  2965円(3010円)→4355円 04/10 ― ◎
01/08 アイティフォ-874円(920円)→1389円  06/04  ― ☆
01/08 エンビプロ  897円(934円)→1255円 01/25  ―  ◎
01/08 タクミナ  2019円(2169円)→2189円 01/09   ―   △
01/15 広栄化学 3390円(3550円)→3610円 01/24   ― △
01/25 東京インキ3625円(3765円)→4540円 02/01   ― ◎
02/21 スターゼン5170円(5330円)→6670円 06/08  ― ◎
04/04 仙波糖化 1024円(1100円)→1434円  04/11  ―  ◎
04/17 佐藤食品 2122円(2165円)→2539円 05/09   ― ◎
05/23 エバラ食 2208円(2320円)→2500円 06/15 ―  〇
07/11 セイヒョー 3940円(3930円)→4490円 07/23 ―  〇
07/25 オーウィル1335円(1384円) →1546円 08/27 1180円〇
08/21 グローバルG2012円(2100円)→2252円 08/31 916 〇
08/23 ジャムコ  2939円(2980円)→3360円 09/26 2397円 〇
10/18 フィックス 1432円(1402円)→1514円10/22 1117円 △

評価基準は、推奨後6ヵ月以内(6ヵ月後の同日まで)に、
推奨時株価比
100%以上上昇で   ☆☆  
 50%以上上昇で   ☆
 20%以上上昇で   ◎
 10%以上上昇で    〇 
 5%以上上昇で    △
 5%未満上昇で    ×

注1=7.11日までの推奨銘柄の現在値が ― なのは、推奨後6ヵ月超になっているため。
注2=2017年中の推奨銘柄の場合、その後の高値(それを付けた日)の年次は2017年の場合と2018年の場合が混在しているが、誤解されることはないと思う。
注3=推奨日は記事をアップした月日であり推奨時株価は、その時の株価のわけだが、読者諸氏は誤解されないと思うので、細かい説明は省く。

【コシダカの決算】
2019年8月期第1四半期決算を11日、引け後に発表した。株価は、この発表を控えて神経質な動きだった。すなわち前日比2円安で寄り付き、9時56分には1167▼42まで下げたが、9時56分には1257△48まで急伸、その後12時54分には1214円まで押す場面もあって終値は1251△42。なんとか4日ぶりに反発して引けたわけである。
肝心の決算だが、これは文句のない好決算だったという評価で異論はあるまい。
売り上げは前年同期比+6.7%で通期予想(前回予想を据え置いた)の同+6.9%とほぼ同じだが、これは現在の経済情勢からして問題あるまい。
経常利益は前年同期比+32.5%で通期予想の同+13.4%を大きく上回った。なお純利益は同+67.9%増(通期予想は17.6%増)と大幅増、これにも注目。
カラオケ事業が前年同期の2.11億円の赤字から0.66億円の黒字に転換したことが大きい。
注=カラオケは前期も通期では大幅黒字だが、前年、全前年とも第1四半期は大幅な赤字を出していたのである。
カーブス事業は売り上げは前年同期比+2.8%、経常利益は同+7.8%。

詳しくは決算短信をお読みいただくとして、ここでは要点のみ。
カラオケは「まねきねこアプリ」の提供開始で客数増加に効果がすでに出ている。シダックス撤退(2018年6月)で、勢力図が大きく変わる中、シェア拡大を目指す方針を打ち出していると読み取れる決算短信の記述である。
カーブスは、昨年11月に、男性専用フィットネスジム「メンズ・カーブスオギノ茅野」を長野県にオープンしたわけだが、「男性向けカーブスとしての試験的出店であり、今後の多店舗展開の可能性を開くべく各種のトライアルに挑戦」としている。
カーブス=女性専用フィットネスと言っても、個人投資家のほとんどは男性と思われ、カーブスの具体的内容については、ほとんど知らない・無知とさえ言っていい方がほとんどではないか。私は身近にいる実際に通っている方からあれこれ聞いてかなり実態を知っている。ここでは紙幅の関係で詳述しないが、結論から言うと、男性向けカーブスは非常に有望とみる。無限の沃野が広がっているとさえ思える。夫婦でカーブスというのが当たり前になるかもしれない。

①女性専用フィットネス(現在の形態)
②男性専用フィットネス
③男女共用フィットネス
の3形態が考えられる。
今後の展開を、順列組み合わせ風に言うと(現状からの変更をするとして)
①、②、③をすべて展開
①、②を展開
①、③を展開
が、考えられる。
また地域特性に合わせ、A地域では①、②を展開、B地域では①、③を展開といったことも考えられる。
いずれにせよ、今後パイが大きくなるのは必至で、株主としては大いに期待していいだろう。

今期決算は第1四半期の数字からして上方修正の可能性が極めて大きいとみる。また同社の場合、一般の会社と比べ、経常利益に比し純利益の比率がかなり低い(2018年8月期の場合53.9%)わけだが、2019年8月第1四半期の場合65.2%にアップしている。鎌倉理論では純利益は経常利益の70%とみなし(その純利益をみなし純利益という)1株利益(実質1株利益)を算出することにし、これを広く世の中で採用することを提唱している。今回、コシダカは、実際の純利益がみなし純利益に近付いていることが判明したわけで、株価的にも好材料である。
PTSでは最終1305△54(出来高5600株)。

1月13日 0時21分記
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