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26日の相場は目まぐるしい展開となった。
日経平均は150円近い上げでスタートし、10時前には375円高まであったが、その後はじりじり上げ幅を縮小、14時過ぎには207円安まで急落した。そこからは急速に戻し、結局後場の高値引け(?未確認)となる171円(0.89%)高で終えた。
ただ、値下がり銘柄254に対し値上がり銘柄1831で、大半の銘柄が値上がりした。これは、いつもの逆で、日経平均寄与度の高い銘柄に大幅安するもの(ソフトバンクG、ファストリなど)があったことが響いた。また総じて大型株の値上がり率が小さく、ためにTOPIXの値上がり率も1.12%にとどまった。小型株指数は2.01%高だった。JQは1.80%、マザーズは2.49%の値上がり。

しかし日経夕刊1面の記事には驚いた。
>ファーストリテイリングやテルモといった値嵩株が日経平均の上昇を後押しした。
ファストリの午前終値は55970▼440なのである。日経平均の午前終値は86円(0.45%)高。ファストリは9時54分に付けた最高値でも57490△1080(+1.91%)=日経平均は最高値時+1.96%)=に過ぎない。
察するにこの記事は10時ころとかの比較的早い時間に書かれ、その後のファストリの急落をチェックしていない。そうした細かいことより私が問題だと思うのは、日経平均の上げ下げをすぐ寄与度の大きい銘柄のせいにする風潮である。いくらファストリやソフトバンクGの寄与率が大と言っても、日経平均の上昇率(下落率)と大差なかったり下回っていたら、寄与したとは言えないということを理解してない投資家、マスコミ関係者が、大半のように感じるので、あえて長々書いた次第だ。
ちなみに、26日の終値ではソフトバンクGは-1.36%、ファストリは-0.92%と、上げ相場の中際立って大きな下落率で、日経平均の上げ幅縮小に大きく寄与したのである。
もう少し、相場を理解している方が記事を書き、こういう株価の変動が大きい時期なのだから入稿直前に再チェックして、記事にすべきだったと苦言を呈しておく。

いずれにせよ、日本株は、実質的に12.14日以来7立会日連続安で大きく下落していたので、反発は時間の問題ではあったわけである。クリスマス休暇ということもあって、恒例のように連日飛び出していた悪材料もこの日は出ず、大きく下げていた小型株中心に反発につながったと言えよう。
問題は、これで、とりあえず調整完了・反騰相場入りとなるのか、それとも、単なる綾戻しに終わり、なお問題山積の状況で厳しい展開が続くのか、ということだろう。

これは、現時点では判断できないのは、言うまでもない。アメリカの期限を切っての要求に中国がどうこたえるのか。今のところ、あまり明るいい見通しは聞かれないようであり、ここから相場が順調に戻って行っても、最後にこれで全部ぶち壊しといった展開すらありうる。要するに、水中には何があるか分からない危険な海域を恐る恐る航海しているようなものと心得ておく必要がある。

とりあえず、NYダウは高く、日経平均先物・大証夜間も大幅な値上がり、為替も1ドル110.6円程度とやや円安に戻っている。

12月26日 23時55分記
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