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14日の日本株は日経平均の441円(2.02%)を筆頭に大幅安となった。前日のNYダウが70ドル(0.29%)高している中、やや奇異に感じるかもしれないが、これには2つの理由が考えられる。一つは、すでに書いたことだが、アメリカ株を見て日本株が動く(追随)という流れに変化がみられるのかもしれないということ。もう一つ今回のように全く相反する動きになっている場合、アメリカ株(NYダウ)の先物が大きく動いていて、その影響を受けていること。
14日の場合、日本株の取引時間中CME NYダウ先物が大きく下げていたのである。
ブラックマンデー(1987年10.19日)以前は、NYダウすらほとんど気にしていなかったのに、今や投資家が気にかけなければならない数字や情報は圧倒的に増えているわけである。

いずれにせよ、こうした流れの中で、新四季報発売日を迎えたわけだが、値上がり銘柄数264に対し値下がり銘柄数1811と大半の銘柄が値下がりして終わったわけである。

新四季報から発掘し注目していた銘柄も多くは値下がりした。新四季報効果で高寄りし(推測)たが、その後他銘柄同様売り込まれ、結局寄り付きで買った投資家はかなりのダメージを受けたというケースも多発したと思われる。
思い起こせば、2011年3.11日(金)15時46分に、東北大震災が起きたわけだが、この時の新四季報発売日が翌立会日の3.14日(月)だった。だからこの時は新四季報もなにもあったものではない雰囲気になったわけだが、なんと、今回も似たような雰囲気になってきた。
新四季報発売が12.14日(金)。この日はNYダウ先物急落に引っ張られてか日経平均は大幅安。14日のNYダウは497ドル(2.02%)安。これを受けてのCME日経平均先物は155円(0.73%)安。

そういうわけで、新四季報から発掘した有望と思われる銘柄に、今ここで投資するのがいいかとなると、微妙なものがある。
とりあえずは、よほどの銘柄以外は、株価の推移を注目して追う程度にとどめるのが賢明かもしれない。
そういうわけで、今日、恒例の「新四季報から発掘した妙味株」を発表するのはとりあえずやめ、後日、タイミングを見計らって発表することにしたい。

私は新四季報から80銘柄程度をまずピックアップ、そこから選別を進め10~20銘柄に絞り込んだ。この中から「新四季報から発掘した妙味株」を決定する段取りだったわけである。
この20銘柄の中で、私が、最有望と思った銘柄は、以下の4銘柄である。
A キクカワエンタープライズ
A シェアテク

続くランクで
B ツナグ・ソリューションズ
B MS-Japan

このうちAの2銘柄のうち、シェアテクはストップ高して当然(前稿で書いたように>2019年9月期の予想経常利益は、会社・四季報とも16.2億円。そして四季報の20年9月期予想はなんと26.2億円)ながら、ここまでの経緯・しこり等からして、そうなる可能性は低いとみていた。1525△22と穏健に寄り1623△120まで急伸したものの終値は1570△67。いろんなことを総合判断すると、まずはこんなものだろうという値動きだった。ただ少し長期視線で見れば、このとんでもない高成長が大きく評価されることになろう。(この1行は23時40分記)
地合いの悪さを如実に反映したのがキクカワ。5330△515で寄り付き直後に5520△705のストップ高となった。しかし終値は安値より10円だけ上の5260△445。4年余り前、太平製作所を推奨した頃、ふれたことがある(2014年11.13日等)。この頃の経常利益は5億円強だった。そして2018年3月期が4.31億円。そして19年3月期予想が18.7億円(ただしこれは会社がすでに発表済みで新四季報も追随)に激増。四季報は前号で19年3月期予想12.7億円、20年3月期予想6.5億円!だった。それが今号では20年3月期予想は大幅減益の6.5億円から豹変、21.7億円の大幅増益に変更したのである。コメントも希望に満ち満ちたものになっている。
この内容ならストップ高買い気配で終えて当然だろうが、上記のような尻すぼみの株価になった。ひとえに地合いのなせる業だろう。

Bランクのツナグ。こちらは733△49で寄り付いたが間もなく784△100のストップ高を付け、すぐにストップ高買い気配となり、大引けでストップ高比例配分となり大量の買い物を残した。2018年9月期決算が予想を大きく下回ったが、その反動もあるとはいえ、2019年9月期、経常2.2倍の大増益になる予想なのだから、底値圏にあった株価だけにこうなっても当然か。
MSJは2019年3月期予想経常利益は会社予想・四季報前号予想を共に上回る予想、20年3月期予想は前号予想を1割以上上回る大幅増益予想であり1493△36は評価不足。この地合いだけに難しいが、地合いと相談しながら買うのはありだろう。

14日のNYダウ大幅安(ヨーロッパ各国株も大幅安)は、中国とヨーロッパで発表の経済指標が悪く、景気減速懸念が強まってのものである。
米中摩擦にとどまらず、悪材料が相次ぐので、何度も書いているように持ち高は極力少なく、専守防衛を心がけよう。

12月16日 19時23分記

追記=コシダカの「男性専門店を初出店。新規市場開拓を狙う。」」(新四季報)というのは、大材料と思うが、株価は高寄りしたもののダレ、1428▼27。これも地合いのなせる業とは言え、きちんと材料を評価できないのは問題だ。いずれはフィットネスで男性分野が急成長となり女性部門の3割以上を占めるということにもなるのでは、と私はみている。これもじりじり株価に反映されていくことになろう。(23時45分記)

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