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05日の相場は主力大型株中心に東証1部銘柄が売られた。日経平均こそ345円(1.6%)の大幅安となったが、ファストリの4.8%安が大きく影響していて、実際は値上がり銘柄が値下がり銘柄の半分あったことでも分かるように、大した下げではなかった。
2部もマイナスだったが、これはひとえに東芝の下げによる。JQ、マザーズはプラスだった。

当道場銘柄は、佐藤食品(WEB銘柄)(推)、オイレス工業、ジャムコ(WEB銘柄)(推)の決算発表組が、そろって急落した。
中でもひどかったのが、オイレスで1951▼197。掲示板ではコンセンサスに届かなかったという見方が出ていたが、このコンセンサスというのがとんでもないものだった。
今期予想経常利益を63.00億円というとんでもない数字にしているのだ。会社予想は54.00億円(これを今回の決算でも据え置いた)。この63億円もひどいが、もっとひどいのが第1四半期11.00億円予想(実際は14.18億円だった)、第2四半期累計30.50億円という予想。(実際は25.35億円だった)。説明は省くが無茶苦茶なわけである。そして今回、こっそり?63.00億円を51.00億円に減額している。
これはコンセンサスといってもアイフィスジャパンなる新興企業のもので、はなはだ危なっかしい。コンセンサスの説明として複数の予想を平均するか何かして算出としているが、少なくとも、このオイレスの予想に関しては1社の予想と断じてまず間違いなかろう。こんなに自在にすいすい予想が変わるのだから。『会社情報』にはクイックコンセンサスというのが一部の企業には掲載されていたが、そこではコンセンサスのもとになる予想会社の数が3社などと明示されていた。アイフィスコンセンサスには、この社数が明示されていないのである。
近年は東京カンテイをはじめ、大した調査能力もなく、データを売ったり、安易にデータを収集して商売のタネにする企業が激増しているが、よほど注意した方がよい。
しかし、このアイフィスの数字をヤフーファイナンスが載せ(ヤフーファイナンスはみんかぶとも連携している)、四季報オンラインはKabutanのニュースを載せるといった具合だから、もはや、眼力のない投資家は、こうした怪しげなデータや分析に振り回されることになる。付け加えるとオイレスの決算は、前稿でも書いたが、よくはなかったがそう悪い内容ではなかったのである。

シェアテクが引け後、
リアブロード(100%子会社)が運営する海外留学サービス「スマ留」の2018年10月度申込件数が373件と、前年同月比で933%を達成したことを公表した。前年同月が少ないので933%に驚くことはないが、それでも9月に急増、10月はそれをさらに大きく上回ったのだから、いやでもリアブロードへの期待は強まる。
06日の株価は2689△106まであって2607△24。また一歩、年初来高値に近づいたわけである。
アメリカの中間選挙は、日本時間の06日、夜(20時?)から投票となる。結果判明の影響は日本株の場合、07日ということになる。

11月06日 0時42分記
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