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2018.11.02
フィックスターズ、シェアテクが強い動き
前日のNYダウは241ドル(1.0%)の大幅高だったわけだが、日経平均は安寄り後も終始軟調で、結局233円(1.1%)の大幅安だった。最近は、このように日経平均とNYダウの関連も薄れ気味で、要するに論理的に分かりにくい相場が続いている。
01日の日経平均やTOPIXの下げのには、携帯各社への政府からの値下げ圧力があるところにドコモが10.31日に通信料の大幅引き下げを発表し携帯各社の株価が大きく下げたことも響いていると思われる。
日経平均こそ大幅安だったが騰落銘柄数は値下がりが値上がりを2割上回る程度で値上がり銘柄も多かった。規模別指数も大型株は大幅安だったが小型株はわずかながらもプラスだった。
こうした状況で、当道場銘柄は高安まちまちで、やや値上がりするものが多かった。
フィックスターズ(推)は安寄り後1178▼45まで下げる場面があったが終値は1235△12。これで3連騰となる。わけもなく叩き売られた代表的銘柄として見直し余地は大きい。10.18日の推奨時株価は1432円。多少時間がかかるかもしれないが、最低でもここまでは戻るとみて、とりあえずは値上がり待ち。
「ここで買う候補銘柄」として挙げた4銘柄の値動きは以下の通り。
コシダカ 1356△43
シェアテク 2450△60
オイレス工業 2116△41
東祥 4000▼385
東祥以外の3銘柄はそろって大きく上げた。私も3銘柄を少しだが、すべて買ってみた。ここからが楽しみだ。
東祥が急落したのは前日引け後に発表した9月中間決算のためと思われる。ただ、この数字は予想をやや上回る(経常利益は会社計画の34.00億円に対し35.68億円)もので、通期予想は据え置いた。今後上方修正の可能性大だろう。好業績期待で現在の株価だったわけだが、この決算で株価が上がらない・あるいは小幅に下げるのは分かるが9%弱も下げるのは狂っているとしか言いようがない。
なおオイレス工業は02日に決算発表だ。好決算とみるので、買い増したいところだが、東祥の例を見ると迷う。
シェアテクは高値は2580△190まであった。やはり2753円高値奪回から一段高の方向とみる。
仙波糖化(推)は「獲らぬタヌキの皮算用」で示した1000円大台回復を瞬間だがあっさり実現した。1010△58まであって977△25。
NYダウは現在170ドル程度の値上がり。にもかかわらず日経平均先物・大証夜間は小幅ながらマイナス。最近、このパターンが多い。ただ、それで02日の日経平均がどう転ぶか分かったものではないのだが。
まあこうしたパターンでは主力株があまり買われず中小型株優位となることが多いので、そういう展開を期待しよう。
11月02日 0時08分記
01日の日経平均やTOPIXの下げのには、携帯各社への政府からの値下げ圧力があるところにドコモが10.31日に通信料の大幅引き下げを発表し携帯各社の株価が大きく下げたことも響いていると思われる。
日経平均こそ大幅安だったが騰落銘柄数は値下がりが値上がりを2割上回る程度で値上がり銘柄も多かった。規模別指数も大型株は大幅安だったが小型株はわずかながらもプラスだった。
こうした状況で、当道場銘柄は高安まちまちで、やや値上がりするものが多かった。
フィックスターズ(推)は安寄り後1178▼45まで下げる場面があったが終値は1235△12。これで3連騰となる。わけもなく叩き売られた代表的銘柄として見直し余地は大きい。10.18日の推奨時株価は1432円。多少時間がかかるかもしれないが、最低でもここまでは戻るとみて、とりあえずは値上がり待ち。
「ここで買う候補銘柄」として挙げた4銘柄の値動きは以下の通り。
コシダカ 1356△43
シェアテク 2450△60
オイレス工業 2116△41
東祥 4000▼385
東祥以外の3銘柄はそろって大きく上げた。私も3銘柄を少しだが、すべて買ってみた。ここからが楽しみだ。
東祥が急落したのは前日引け後に発表した9月中間決算のためと思われる。ただ、この数字は予想をやや上回る(経常利益は会社計画の34.00億円に対し35.68億円)もので、通期予想は据え置いた。今後上方修正の可能性大だろう。好業績期待で現在の株価だったわけだが、この決算で株価が上がらない・あるいは小幅に下げるのは分かるが9%弱も下げるのは狂っているとしか言いようがない。
なおオイレス工業は02日に決算発表だ。好決算とみるので、買い増したいところだが、東祥の例を見ると迷う。
シェアテクは高値は2580△190まであった。やはり2753円高値奪回から一段高の方向とみる。
仙波糖化(推)は「獲らぬタヌキの皮算用」で示した1000円大台回復を瞬間だがあっさり実現した。1010△58まであって977△25。
NYダウは現在170ドル程度の値上がり。にもかかわらず日経平均先物・大証夜間は小幅ながらマイナス。最近、このパターンが多い。ただ、それで02日の日経平均がどう転ぶか分かったものではないのだが。
まあこうしたパターンでは主力株があまり買われず中小型株優位となることが多いので、そういう展開を期待しよう。
11月02日 0時08分記
鎌倉雄介
> スター千一夜 さん。
なにはともあれ最低限の礼儀は守りましょう。
ネット取引全盛で素人投資家がわけもわからず売った買ったをしている現在、
こうした値動きの軽い銘柄でチャートを云々するのは、ほとんど意味がないというのは、
私が近年到達した結論。最新刊で触れなかったことが悔やまれます。
なにはともあれ最低限の礼儀は守りましょう。
ネット取引全盛で素人投資家がわけもわからず売った買ったをしている現在、
こうした値動きの軽い銘柄でチャートを云々するのは、ほとんど意味がないというのは、
私が近年到達した結論。最新刊で触れなかったことが悔やまれます。
2018/11/02 Fri 19:18 URL [ Edit ]
ようかん
鎌倉先生が、フィックスターのダブルボトムの形成
との事で小生も買い付け致しました。
量子コンピュータなぞサッパリ分かりませんが、
先生について行きます。
現状多額の含み損となっており、余力も無い状況です。
今後の展開は如何でしょうか。
との事で小生も買い付け致しました。
量子コンピュータなぞサッパリ分かりませんが、
先生について行きます。
現状多額の含み損となっており、余力も無い状況です。
今後の展開は如何でしょうか。
2018/11/02 Fri 22:38 URL [ Edit ]
モリタカ
スターゼンの下方修正についてはどのように考えていらっしゃいますか?同株に対する現在の先生の見方も併せてご説明頂けますと幸いです。
2018/11/04 Sun 16:00 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
> ようかんさん。
ダブルボトムの形成後の買いなら含み損は比較的小さいと思いますが・・・
今回の下げでは小型株がちょっとありえないくらい売られました。
ほぼ無差別に売られたため、フィックスターズのようなそう下げなくても
いい銘柄も一緒くたにされたということでしょう。
ここにきてようやく下げすぎ是正の流れに代わりつつあるというのが現状でしょう。
順調に行けば、1360円から1460円どころをひとまず目指すところでしょう。
ただ、言うまでもなく、なお市場は不安定でありアメリカの中間選挙等もあり、
「順調に行けば」という前提が崩れる懸念はそれなりにあります。
あと11.07日に決算発表を控えています。
この数字は4-6月期が非常に良かったこと、9月中間期の予想経常利益は
8.77億円予想から増額した数字であること(会社は増額した数字を実際の数字が
下回ることを極度に嫌う傾向が強く、したがって実査の数字は増額した数字以上になることが普通)
からして、10.00億円を上回る公算は大とみます。
ただし、上回る幅が小さい等で株価にプラスには働かないケースもなくはないでしょう。
もちろん、非常に小さいとみますが、10億円を下回る公算もゼロではないでしょう。
ダブルボトムの形成後の買いなら含み損は比較的小さいと思いますが・・・
今回の下げでは小型株がちょっとありえないくらい売られました。
ほぼ無差別に売られたため、フィックスターズのようなそう下げなくても
いい銘柄も一緒くたにされたということでしょう。
ここにきてようやく下げすぎ是正の流れに代わりつつあるというのが現状でしょう。
順調に行けば、1360円から1460円どころをひとまず目指すところでしょう。
ただ、言うまでもなく、なお市場は不安定でありアメリカの中間選挙等もあり、
「順調に行けば」という前提が崩れる懸念はそれなりにあります。
あと11.07日に決算発表を控えています。
この数字は4-6月期が非常に良かったこと、9月中間期の予想経常利益は
8.77億円予想から増額した数字であること(会社は増額した数字を実際の数字が
下回ることを極度に嫌う傾向が強く、したがって実査の数字は増額した数字以上になることが普通)
からして、10.00億円を上回る公算は大とみます。
ただし、上回る幅が小さい等で株価にプラスには働かないケースもなくはないでしょう。
もちろん、非常に小さいとみますが、10億円を下回る公算もゼロではないでしょう。
2018/11/04 Sun 18:09 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
> どひさん。
彩さんへの返信を転記します。
経常利益は1.7%増益でしたが通期予想の2.8%減益予想は変更なし
というわけで、まあ可もなし不可もなしというところでしょうか。
まあここ減額修正決算が相次いでいる感があるので、
この決算なら、多少は好感されていいのではとも思います。
4-6月期=前年同期を経常利益で600万円上回った。
4-9月期=前年同期を経常利益で1900万円上回った。
わけですから、通期で前年同期を経常利益で3500万円下回るという
会社予想は、やや非合理的。やはり通期では減益予想から一転増益で着地
とする見方が優勢になればと思います。
彩さんへの返信を転記します。
経常利益は1.7%増益でしたが通期予想の2.8%減益予想は変更なし
というわけで、まあ可もなし不可もなしというところでしょうか。
まあここ減額修正決算が相次いでいる感があるので、
この決算なら、多少は好感されていいのではとも思います。
4-6月期=前年同期を経常利益で600万円上回った。
4-9月期=前年同期を経常利益で1900万円上回った。
わけですから、通期で前年同期を経常利益で3500万円下回るという
会社予想は、やや非合理的。やはり通期では減益予想から一転増益で着地
とする見方が優勢になればと思います。
2018/11/04 Sun 18:19 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
> モリタカさん。
ちょっと書きにくいのですが・・・
最近の株価低迷で、やはり業績は予想以上に悪いのかもという懸念が当たったという感じです。
9.14日発売の四季報で、2019年3月期の予想経常利益は前号の80.00億円(=会社予想)から
73.00億円に減額されています。
投資家としてはこれを知って売るところですが、この日こそ25円安でしたが、
その後大きく戻すというおかしな動きの後、下落に転じました。
注=四季報オンラインでは事前に各社の変更数字を五月雨式に発表するので、
スターゼンの場合、それがあった可能性はあります。
そして今回、予想経常利益は80億円→67億円へと大きく減額されたわけです。
原因は四季報に書いてあることとほぼ一致。
というわけで、ここはある程度弱気にならざるを得ないところでしょう。
ちょっと書きにくいのですが・・・
最近の株価低迷で、やはり業績は予想以上に悪いのかもという懸念が当たったという感じです。
9.14日発売の四季報で、2019年3月期の予想経常利益は前号の80.00億円(=会社予想)から
73.00億円に減額されています。
投資家としてはこれを知って売るところですが、この日こそ25円安でしたが、
その後大きく戻すというおかしな動きの後、下落に転じました。
注=四季報オンラインでは事前に各社の変更数字を五月雨式に発表するので、
スターゼンの場合、それがあった可能性はあります。
そして今回、予想経常利益は80億円→67億円へと大きく減額されたわけです。
原因は四季報に書いてあることとほぼ一致。
というわけで、ここはある程度弱気にならざるを得ないところでしょう。
2018/11/04 Sun 18:32 URL [ Edit ]
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