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3687 フィックスターズ(東証1部) 
株価=1432▼16(10月18日終値)   
出来高=212500株(10月18日) (売買単位=100株)
PER=56.6倍(2019年9月期予想実質値) 
07月06日=1310円~1820円=03月28日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆

10月18日付で推奨しているので、株価や年初来高値・安値等は、同日や同日現在の値である。
推奨度が☆☆なのは、現在の相場環境を考慮したためである。
本日は急落、1305円まであって終値は1306🔻94。つまり、7.06日につけた年初来安値を更新したわけである。
これでダブルボトム形成となって、明日26日から、いよいよ本格的上昇相場入りを期待して、これを書いている。

量子コンピューターの本命として推奨したわけだが、それではなぜフィックスターズが同関連の本命なのか。

以下は「量子コンピュータ」に関するウィキペディア記事の引用である。

>2011年に突如として、カナダの企業D-Wave Systemsが量子コンピュータ「D-Wave」の建造に成功したと発表した。D-Waveはこの記事の多くの部分で説明している量子ゲートによるコンピュータではなく、量子焼きなまし法による最適化計算に特化した専用計算機である。発表当初のものは128量子ビットであった。D-Waveが本当に量子コンピューティングを実現したものか否か、当初は疑う向きも多かったものの、確かに量子コンピューティングによるものとする調査論文が英科学誌ネイチャーに発表され、グーグルを筆頭とするベンチャー企業がD-Waveと協業を開始するなど、2018年1月現在、確実視されて来ている。

鎌倉注1=D-Wave Systemsは以下ではDウェーブ・システムズ社(略し的Dウェーブ)と記す。
鎌倉注2=量子焼きなまし(法)は量子アニーリングの表現の方が一般的であろう。

最初は半信半疑で迎えられたDウェーブの量子コンピューターであるが、その後は上述のグーグルが協業を開始したほかゴールドマンサックスが出資するなど、世界の錚々たる企業が秋波を送っている。

さて、そこでフィックスターズである。以下は同社のIR(2017年6月26日)である。

>株式会社フィックスターズ(本社: 東京都品川区、以下フィックスターズ)は、D-Wave Systems, Inc.(本社:カナダ ブリテイッシュコロンビア州、以下D-Wave)と、量子コンピュータに関する協業を開始する旨合意いたしました。

フィックスターズは、マルチコア黎明期から並列処理等による高速化ソリューションを提供し、その後もGPUやFPGA等がアクセラレータとして利用され始めた当時から、いち早く各半導体アーキテクチャの構造を活かした高速化を実現してきました。今後はD-Waveと協業し、特定領域におけるアクセラレータとして圧倒的な潜在能力を示す量子コンピュータの、導入支援を提供いたします。

D-Waveは、量子アニーリングに基づく量子コンピュータを提供するカナダ ブリテイッシュコロンビア州に拠点を置く企業です。2011年に世界初の商用量子コンピュータとされるD-Wave Oneを発表し、Lockheed Martinを皮切りにGoogleやNASA等、様々な企業、研究機関がD-Waveの量子コンピュータを導入しています。

量子アニーリングマシンの基本動作原理を世界に先駆けて提案した、東京工業大学 理学院 教授の西森 秀稔氏は以下のようにコメントしています。「量子アニーリングマシンの実用が進むにつれ、その驚くべき成果とともに量子コンピューティングに対する関心が近年急速に高まってきています。『組み合わせ最適化問題』やサンプリングを目的とし、全く新しい原理に基づいて開発された一種のアクセラレータとして、交通量の最適化や金融におけるポートフォリオ最適化、加えて機械学習等の人工知能の発展を支える技術等においても利用されようとしており、非常に大きな可能性を秘めています。アクセラレータを活用し様々な高速化を実現してきたフィックスターズが、量子アニーリングマシンによる量子コンピューティングの更なる可能性を示してくれることと大いに期待しています。」

産学連携を積極的に行い、量子アニーリングマシンによる情報処理技術の研究を推し進める、早稲田大学 高等研究所 准教授の田中 宗氏(科学技術振興機構 さきがけ研究者を兼任)は以下のようにコメントしています。「現状、多くの企業、研究機関が量子アニーリングマシンの利用を検討しているものの、その特性を活かした利用方法がわからず悩まれていると相談を頂くことが多々あります。今後利用が広がるためには、ハードウェアの提供や量子アニーリングマシンの物理的な特性に関する専門家のアドバイスはもちろんのこと、マシン上で利用できるアプリケーションや、適用分野やアルゴリズムに合わせた導入支援の提供が必要になります。様々なプロセッサや産業分野を対象として高速化を手掛けてきたフィックスターズがD-Waveとの協業を開始することにより、量子コンピューティングの裾野は確実に広がると期待しています。」

D-Wave International プレジデント、Robert “Bo” Ewald氏は以下のようにコメントしています。「量子コンピューティングの実用化を進めるためには、世界中の専門家や業界リーダーとの強い協働が必要不可欠です。西森教授や田中准教授のようなプロフェッショナルのサポートに加え、フィックスターズのようなリーディングカンパニーと協力し、世界中のお客様により速くより素晴らしいソリューションを提供してまいります。」

フィックスターズ 代表取締役社長、三木 聡は以下のようにコメントしています。「この度、D-Waveとの協業開始を発表できたことを大変嬉しく思います。フィックスターズは創業以来、高度なソフトウェア技術を事業の中核に据え、日々進化を遂げるハードウェアアーキテクチャ毎の最適化や、並列処理等を用いた高速化ソリューションを提供してまいりました。特定領域において圧倒的な性能を示す量子アニーリングマシンの導入支援を提供することで、お客様のビジネスの更なる加速を実現してまいります。」

調べれば分かるが、日立のCMOSアニーリングマシン、国立研究開発法人新エネルギー・産業開発総合開発機構(NEDO)の新規事業「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」等、量子コンピューター関連の研究開発の多くに顔を出すのがフィックスターズである。要するに機械そのものの開発は大企業や大学・研究機関だが、その運用、導入といった場面で不可欠な唯一無二とでも言えそうな存在がフィックスターズなのではないか(あくまで素人の想像である)。
この辺のことに関しては次回以降に譲り、ここではこれまでとする。

なお9.20日の日経朝刊の量子コンピューターの記事の写真に使われていたのがDウェーブの量子コンピューターである。本来なら、この記事にフィックスターズの名前もと出て、株価もストップ高してもおかしくないところだったのだが・・・
実は、この記事、「金融高度化 活用策探る」という副題がついていて、金融関連の使い方に絞った書き方だったことと、おそらくこの記事を書いた方がDウェーブとフィックスターズの協業について知らなかったため、フィックスターズが無視されたのだろう。

10月25日 21時19分記






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