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アメリカ株(NYダウ)は連日の史上最高値更新、日本株(日経平均)も年初来高値に迫っている。背景には、米中貿易摩擦が、予想よりいい方向に向かっている、緩和しているという市場の読みがある。なんでも悲観的な見方を示しがちな新聞・テレビ等のニュースを見ていると、わかりにくいが、米中とも予想よりは厳しくない措置にしたのである。
すなわち、アメリカは2000億ドル相当の中国製品に追加関税を課すと発表したが、税率は10%(中国が年末までに政策変更に応じない場合は25%に引き上げ)で懸念されていた25%ではなかった。これに対する中国の報復関税はこれまでのようには同額ではなく600億ドルに過ぎなかった(18日)。

さてここまで日米とも、かなり速いピッチで株価が上げてきたわけだが、ここからは、スピード調整に入る可能性も意識するとこだろう。
また、日本株の場合、現在進行中の日米貿易交渉で、輸入自動車への追加関税問題がどういうことになるか等、懸念材料もある。

現在NYダウは110ドル(0.4%)前後の下落、NQもほぼ同率の下落となっている。CME日経平均先物も200円近い下落。
このままいくと25日の日本株は主力大型株はそれなりの下落となろう。小型株も追随するか、これまでの出遅れが意識され比較的健闘するかが注目点だ。

21日の当道場銘柄はまずまずの動きだった。
仙波糖化(推)、グローバルG(WEB銘柄)(推)、佐藤食品(WEB銘柄)(推)は下げたが、その他銘柄はほとんどが上げた。
円安メリット銘柄のジャムコ(WEB銘柄)(推)、日本電子が大幅高、SBS(WEB銘柄)も1628△57と新値追い。
「新四季報から発掘した妙味株」も、コシダカ1266△66を筆頭に、シェアテク、ティーケーピー、TKC、アルファポリス、SBI等、ほとんどが大幅高した。やはり需給関係が株価に大きく影響している今の地合いでは、こうした手あかのついていないフレッシュで好業績な銘柄に人気が集まるということだろう。
これまで同様、これらの中から大化けする銘柄が出ると思われるので、値動きを注視、場合によっては買い増しを検討するといいだろう。

9月24日 23時43分記

追記=前稿で「 NPO法人 病気の子ども支援ネット 遊びのボランティア 」という記事を書いている。未読の方は、ぜひお読みください。
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