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2018.08.23 ジャムコ
7408 ジャムコ(東証1部) 
株価=2939▼9(08月23日終値)   
出来高=99800株(08月23日) (売買単位=100株)
PER=・・・(為替レート等の変動要素大のためとりあえず空欄) 
03月26日=2060円~3025円=08月09日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

『鎌倉雄介の株道場』の読者特典であるWEB公開銘柄であり、また当ブログでは7.24日付けで取り上げ(「少し買ってみたい輸出関連銘柄])ているので、すでに保有されている方も多かろう。
ここであえて、さらに推奨銘柄にしたのは、地合いが比較的大型の銘柄向きになっていること、為替が1ドル110円割れの懸念が後退、ここに来て111円台乗せと円安傾向になってきたことの2点からである。

円安メリットに関しては、以前、やまびこという銘柄を取り上げたことがある(2013年2.15日付け)。
1650円(2.15日)→3930円(5.17日)
と暴騰を演じている。
私は「材料は1株あたりで考えよ」ということを常々言っているわけだが、以下『ストップ高連発株…』で書いたことを引用する。

>最近の「円安」のテーマでは、私はやまびこという会社を(中略)取り上げたことがあるが、これは1株当たりで考えたときの円安メリットのインパクトの大きさがトップクラスであろうという発想と、当時同社が破格の円高水準に対ドルレートを設定していたことの2つから発掘したのである。
言及当時、同社は対ドルで1円円安になると1.6億円の営業利益増額要因になると言われていた。同社の2013年3月期の予想営業利益が21億円だから、13円円安になれば、営業利益は倍増するわけである。細かい数字は示さないがトヨタでは、絶対にこうはならない。
同社の営業利益は、2013年3月期は22.12億円だったが、円安がフル寄与した2014年3月期は増額に次ぐ増額で2013年12月現在では46億円予想になっている。
(注=最終的には50.2億円になった)

さて、今回である。今回はさほどの円安ではないからか、市場もほとんど騒いでいないが、探せば第2のやまびこがあるかもしれない。そういう思いで、私は四季報巻末にある【各社の想定レートと為替感応度】という3ページの資料を使って調べた。257銘柄が掲載されている。
ここから最もメリットを受ける企業はどこか。四季報編集部がそういう視点で編集してくれれば簡単なわけだが、そうでないから、やまびこのようなお宝銘柄も発見できるわけである。

私の手法を公開しよう。
①想定レートが1ドル106円以下の企業に原則として絞る。
②超大企業は原則として外す。
③1円円高の影響額(四季報ではこういう表現)が▲1億円以下の企業は原則として外す。
④こうして残った企業のうち営業利益(≒経常利益)の割に1円円高の影響の影響額が大きいところをセレクトする。
⑤これら企業について為替差益が営業利益(≒経常利益)に対し最も高い比率の企業が最大の円安メリット企業である。

それでは次に私の調査結果を示そう。漏れ等なしとはしないが、主な円安メリット銘柄は押さえてあるはずである。
注=実はフォスター電機がもっとすごいのだが、ここは輸出比率91%で為替に業績が振り回されるわけだが、構造的問題を抱え8.03日には業績の下方修正を発表済みで株価も下げたので除外.

      円高影響額  想定レート 為替差益 経常利益  A÷B
トヨタ   ▲400億     105円   2400億   24500億  9.8%
デクセリア ▲3億     105円    18億      67億  12.1%
コマツ   ▲54億     100円   594億   3200億   18.6% 
日本電子 ▲3億     105円    18億     55億   32.7%
ダイハツデ▲1億      100円   11億     24億  45.8%
ジャムコ  ▲4億     105円    24億     27億  88.9%

注1=「円高影響力」とは1円円高による経常利益、または営業利益への影響額。
注2=経常利益は今期予想経常利益
注3=為替差益の計算では1ドル111.0円としている。現在は111.2円前後とさらに円安となっている。

上表で分かるように、A÷B、つまり経常利益に対する為替差益の比率が最も高いのは、ジャムコのわけである。
5年余り前のやまびこにあたる地位にあるのがジャムコで、A÷Bの比率89%は当時のやまびこの99%と比べてもそう見劣りするものではない。ちなみにやまびこの今の想定レートは110円なので為替差益はほとんど発生しない。

8月23日 23時08分記

ここ日本電子が急騰、8月のWEB公開銘柄から最後の最後に外したことが悔やまれる。しかしお持ちの方もあろうし、上表でも分かるように円安メリットではジャムコに次ぐ位置にいるので、この円安でさらに期待できそうだ。
24日の相場では、食品はじめ内需の小型株も買われた。この円安がやや懸念材料だが、この動きが継続することを期待しよう。
仙波糖化(推)、オーウイル(推)が上げ、セイヒョー(推)も何とかプラスで引けた。24日は新潟県の各地で初の40度以上を記録した。新潟県地盤のセイヒョーにはグッドニュースだろう。
京三製作(WEB銘柄)が617△13と続伸した。動きが一変してきた感じだ。私の指摘で気づいた投資家もあったか、この銘柄の異常な安さが認識され始めたのではないか。意外に天井は高いかもしれない。
グローバル(WEB銘柄)(推)は下押す場面もあったが終値は2106△7。指摘済みのように、この会社の将来性等からすれば、現在の平凡な普通の企業並み以下のPERはあり得ない。多少時間がかかるかもしれないが2500円、そして3000円、さらにそれ以上も十分期待できる銘柄である。確信をもって取り組みたい。

8月24日 0時12分記
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