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格別材料が出たわけでもない(04日のアメリカ市場は休場)のだが、買い意欲がほとんどないところに、たまらんとばかりに売りが浴びせられ、すとんと値を消すの繰り返しで、株価の下落が止まらない。
例によって日経平均の下落幅を少なく見せようとするかのような操作を疑いたくなるような値動きで、終わってみればTOPIX1.0%、JQ2.1%、マザーズ3.7%の各下落率に対し、日経平均は0.8%(170円)の下落率にとどまった。
ただ値上がり銘柄数185というのは7.02日、日経平均493円安の時(141)と、大差ない。
JQ、マザーズの下落率の大きさでも分かるように、ここに来ては、資産内容が極端に悪化した個人投資家の投げ売りが急増しているということだろう。その傍証的な現象として、2週間くらい前からかと思うが、普段は薄商いの小型株にクロス取引と思われる売買がが、やけに多い。
例えば佐藤食品の出来高は、前日の1800株が05日は27700株に激増しているが、後場寄りで13500株の売買が成立している、これはクロス取引によるものとみていいだろう。どういう意図でのものか確かなことは分からないが、一つの可能性として、信用取引の期日到来がらみで行われているとみることもできよう。いずれにせよ出来高が急増したからと言って人気化したわけでないことは確かで勘違いしないようにしよう。

それにしても、日本株の弱さだけが際立つ。米中貿易摩擦激化で、日本は大きな影響を受けるにせよ、さりとて、世界で突出して大きく受けるわけでもなかろう。円安傾向という好材料もある。
となると、別の要因も関係している可能性も考えてみるべきかもしれない。
その一つとして、考えられるのが、ここに来ての日本経済の変調である。
7.02日、朝、日銀発表の短観で業況判断指数が2期連続で悪化した。大企業製造業は5年半ぶりのことである(非製造業は1年ぶりに改善)。考えてみれば02日の急落以降、連続安しているわけで、株価は製造業の業績悪化懸念を織り込もうとしているのかもしれない。
ただ想定為替レートは1ドル107.26円、また3ヵ月後の景況感を予想する先行きの業況判断指数はプラス21で横ばいだった。この辺も考慮すると、もしこれで下げているのなら、やや悲観的過ぎよう。

現在NYダウは70ドル余の値上がり、日経平均先物も、心もとない値動きながら73円の値上がりとなっている。
このままいって、06日は何とか反発で終わりたいものである。
いずれにせよ、気を確かに持って、この難局を乗り切ろう。

7月06日 0時23分記
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