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ここまでおかしな相場もなかなかないというくらいの相場が続いている。
まず、NYダウなどのアメリカ株との連動性がないと言うか、むしろ逆相関と言った方がいいくらいな相場になっている。
16日のNYダウは213ドル(0.9%)の大幅高だった(NQも0.7%高)。
しかし日経平均はマイナスで始まり終値で辛くも12円(0.1%)高。しかしTOPIX0.4%安、騰落銘柄数は値下がりが値上がりの3倍近くと実態としては大幅安。JQ、マザーズはともに0.7%安。

それにしても、ここに来ての小型株の下げは異常と言っていいくらいだ。7日とか8日連続安する銘柄が珍しくなく、また高値からずるずると下げ、いつ下げ止まるか読めないといった銘柄も続出している。
JQ(日経JQ平均)は2.14日につけた3832円が年初来安値で、その後2.28日には4150円まで戻した。しかし、その後は弱い動きが続き、ここに来て下げ足を速め4.17日は3882円と年初来安値に迫っている。
悲惨なのはマザーズ。JQと同じく2.14日に1138の年初来安値を付けたわけだが、ここに来ての急落で4.16日に年初来安値を新した。そして17日は前日比40安の1082まで急落、その後大きく戻したが1114▼8で終え、年初来安値を更新した。

16日、17日の小型株の下げは、異常なくらいの下げであり、理由がはっきりしないわけだが、一つの理由として、マザーズ銘柄が中心だが、ここ数日のあまりの急落で、追い証・不足金が発生した投資家が急増、それで叩き売られる銘柄が続出したのではないかということが言われる。
例えばサインポストは4.13日の終値が3835円だが17日の安値は2701円で下落率は29.6%。
SHIFTは4.11日の高値が5850円、17日の安値が3990円で下落率は31.8%。
ロコンドは4.06日の高値が1533円、17日の安値は894円で下落率は41.7%。
これは思いついた銘柄をチェックしただけで、もっと下げた銘柄はかなりあろう。
信用取引で目いっぱい買い建てしていた場合、30%下落すると、資産は消失する。
保有全銘柄平均で、3割下落はないにしても、少数の銘柄で運用している場合、2割程度の下落となった投資家も、それなりに出たと推測される。そうした投資家は、やむなく株価に関係なく叩き売ることを余儀なくされる。
注=ネット取り引き時代になり、委託保証金率がリアルタイムで分かるようになったため、近年は追い証などという言葉もあまり聞かれなくなっていたが、今回のように一気に2割、3割下げると話が違ってくるわけである。
SHIFTの場合、17日の安値は3990▼630だったが終値は4600▼20。ここまで極端ではないにしても、長い下髭を出してそれなりに戻して終えた銘柄がマザーズやJQに頻出したことは、前述の見方をある程度裏付けるものだろう。
逆に言えば、こうした特殊状況下で小型株には投げ売りが続出して下げたわけで、ひとまずパニック売り終了、下げ過ぎ是正の動きが優勢になる展開が、今後は期待できるのではないか。

4月17日 21時00分記

相場見通し等については深夜の予定です。
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