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>朝日新聞の世論調査で内閣支持率が下がってもあまり驚かないが、読売新聞でも大幅に下落し、不支持が支持を大幅に上回った。
これは4.08日の日経朝刊の「風見鶏」欄にある文だ(筆者は大石格氏)。
日経新聞が、それなりに露骨に朝日新聞を揶揄するような書きぶりの記事を掲載していることに驚いた。それで、大石格なる方について調べたのだが、それについては、後で書くこととし、まずは、新聞社等の世論調査について書く。

もう1ヵ月くらい(?)前になると思うが、日経に世論調査の数字が各報道機関で大きく異なる理由について書いた記事が掲載された。切り抜いておくのをしなかったので、記憶で書くので、多少の思い違いがあるやもしれないが、基本的に大きな間違いはないはずである。
その趣旨は、内閣支持率で日経などと朝日などとで大きな差が出る原因は、日経など(もう1社記載があったと記憶するが正確な記憶がないので略)は2度聞きをしているのに対し、朝日(こちらも他に1~2社記載があったと思う)はそうでないためだということである。
2度聞き(この表現だったかもやや怪しい)とは、答えないだったか分からないだったか、どちらとも言えないだったか、の層に強いて言えばどうかを聞くということだったと思う。
これをするため、日経などの方が、朝日より内閣支持率が高く出るというのである。

この説明を読んで、私は釈然としなかったのみならず、この記事の意図を訝(いぶか)った。
そうした中、今日の記事である。

内閣支持率が2度聞きのため日経等で朝日より高く出るというのは、分析がおかしいのではないか。
2度聞きで数字が多少高く出るとしても、それは不支持率にも表れそうなものだ。だから、単に2度聞きだけが原因なら、日経も朝日も支持対不支持の比率は大差なくなるはずである。
以下に両社の安倍内閣支持率を示す。

             支持  不支持
朝日(3.17日~18日)  31%  48%
日経(3.23日~24日)  42%   49%   

多少なりと分析力のある者が見れば、いつもと言っていいくらい感じるのは、日経の数字と朝日の数字を比べると、常に、日経は政府寄り、朝日は反政府的ということだろう。
上表を見れば歴然だが、日経の場合、支持率は朝日を11ポイントも上回るのに不支持率は1ポイントしか上回っていないのである。

どうしてこういう結果になるのだろうか。
日経の言い訳じみた解説は別として、こうしたマスコミ各社による内閣支持率等に大きな差異が生じる原因について、きちんとした説明がほとんどなされていないように思うので、以下、私の分析を書くとしよう。

①マスコミ各社の数字の差異を見ると、歴然とした特徴がある。
②それは政府寄り(右寄り)メディアの調査では政府寄りの、政府に批判的(左寄り)メディアでは反政府的の、数字になる。
注=民主党政権時代は除く。

まずこうした実態を踏まえて、そうなる原因を考察することになる。
マスコミ各社から、内閣支持率等についての世論調査のお願いの電話が来た時のことを考えてみよう。
①産経新聞からの電話=左寄りの人では、産経と聞いただけで拒否反応を起こし電話を切る人が、それなりに出よう。逆に右寄りの人では回答率が上がろう。
②朝日新聞からの電話=右寄りの人では、朝日と聞いただけで拒否反応を起こし電話を切る人が、それなりに出よう。逆に左寄りの人では回答率が上がろう。
③忖度=支持・不支持等でどちらとも明確でないような場合に特に影響が出ると思われるが、日経からかかってきたら日経が、朝日からかかってきたら朝日が、それぞれ喜びそうな答えを選ぶ確率が多少は高まると思われる。

以上のようなことが原因で、マスコミ各社の支持率調査では、顕著に以下のような傾向がみられるのである。
ただし、これはかなり私の主観が入っており、厳密な調査に基づいたものではないことをお断りしておく。

内閣支持率が高目に出る各社(高い順)=産経、読売、日経、NHK
内閣支持率が低目に出る各社(低い順)=朝日、毎日、共同通信

大石格氏について、その書いたものを調べると、やはり、どこかずれていると感じざるを得ない。
>加計学園や森友学園問題について、「法的には何の問題もない。」(2017年11.23日日経電子版)と言われる。
産経新聞なら驚かないが、日経新聞の記事である。物事への感じ方は人それぞれだが、マスコミがこう書くからには、それなりの根拠を示すべきだろう。

4月08日 17時12分記
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