株価が下がれば弱気、上がれば強気では、どうしようもないわけだが、新聞、テレビ等のマスコミは、こうした下落局面では、弱気に走ることがほとんどだ。
天気予報が「折り畳みの傘をお持ちになると安心です」をやたら言うのと同じ心理なのだろう。雨が降るか降らないかを的中させようという熱意はほとんどなく、傘さえ持たせりゃ、苦情は無かろうというわけだ。

日経の10日(土)朝刊1面は「再建バブル転換点」の大見出しに続け「金利発株安の流れ強まる」という中見出しを掲げている。
こういうのを見せられると、大半の個人投資家は不安に駆られるだろう。しかし、この日経記事を書いた編集委員の方がどういう方か、想像を働かせてみよう。
私とて、個人的に知っているわけではないので、あくまで想像だが、株式投資は、少なくともよほど昔はいざ知らず、最近はやっておられないとみるべきだ(会社の内規により)。私が今回の本の「いわゆる株のプロは信用できるか」(P35~)で論じたのは、まさにこのことである。実戦の世界で生きているとは思えない方の意見に左右されるのはいかがなものかということである。

現時点で、この世界的株安が、今後どうなっていくかを読み切るのは難しい。どうなるか分からないという前提で、我々は、この相場に臨むところだろう。ただし、過度に弱気になるのはどうか。多くの場合、こういう場面では強気が勝利を占めたことが多いというのが、前稿の趣旨である。

さて09日(土)のNYダウは330ドル(1.2%)高と大きく反発した。
これを受けて、12日(月)の、韓国、中国、ヨーロッパ各国株も上げている。NYダウ先物(CME)も現時点で大幅高となっている。
CME日経平均先物は小幅高。

不安に駆られている方も多いかと思い、途中ですがとりあえずアップ。

2月12日 22時23分記

決算発表後の株価の反応が、極端になり、なかには理解しにくいものも多いのも、ここに来ての特徴だ。
ロジネットは、うっかりしていて決算発表(08日11時00分)を見逃していて、おかしなことを書いてしまったことをお詫びする。
4-12月期決算は経常利益が21.58億円(前年同期は17.83億円)で、文句のない好決算だった。(当然のように)会社は2400億円の通期予想を変えなかったが、前期は1-3月期の経常利益が3.92億円だった。今期は四半期、期を追うごとに前年同期を引き離しているので、1-3月期は5.5億円~10.0億円程度上回るとみる。通期の予想経常利益は26.0億円~26.5億円程度(会社予想は24.00億円)が期待できよう。
株価は決算発表直後に119円高したが、翌09日は全般安に引きずられて71円下げた。13日からは好業績を素直に評価する相場が期待される。

ウィルグループは07日引け後、決算を発表、08日は1637▼226の急落。文句のない好決算だったのだが。
東洋合成は09日引け後、好決算を発表。PTSでは1730▼284と暴落。
どちらも刹那的なおかしな反応なので、早晩、まともな反応になるのではないか。
永谷園は09日14時00分にまずまずの決算発表、引け値は1425△25で、珍しくまともな反応。
ザ・パックは09日、引け後、好決算を発表した。

その後だが、NYダウは160ドル高。CME日経平均先物は48円安。NYダウが09日と合わせると490ドル高に対し、日経平均のこの下げはどうしたことか。ただ最近は先物があまりあてにならないように思うので、その辺も頭に入れておかれたい。
NYダウは激しく上下していて終わってみないと分からないことでもあり、予断を持たず慎重に行けということだろう。

2月13日 0時40分記
Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/3000-501fabff