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とにかく強い相場が、アメリカでも日本でも続く。その中でも、ここに来て分割発表等で急騰した銘柄の暴騰が止まらない。
大村紙業はついに5連続ストップ高で800円(1.16日)だったものが23日は2100△400となった。エスプールも一時ストップ高まであって4825△435。黒谷も分割発表後6連騰で23日は1929△124。コラボスも4140△400と連続ストップ高。

こういう相場を見せられては、まじめに働くのは嫌だとばかり、地味な銘柄は打ち捨てられ、博打的生活にあこがれる投資家が急増、値動きのいいものはますます良くなるという展開になる。
ただ、何事にも、行き過ぎ、終わりはあるもので、遅れてこういう銘柄に乗る愚は避けたい。

分割期待として挙げたフルヤ金属は4975△130で昨年来高値5150円が見えて来た。
同じくマニーも3820△65で1.16日につけた3895円が射程に入って来た。
東洋合成は昨年来高値の1983円を更新する1989円まであって1935▼25。目標達成で利食いの売りがかさんだのであろう。
アイティフォー(推)も1003△19まであったのだが、これまた1000円大台乗せでひとまず達成感が出るところで、売り優勢となった。

コムチュア(推)は3570△105(昨年来高値更新)、日特エンジ5590△100、日置電機(推)3320△50(同)などは、上っ放れの動きだ。

広栄化学(推)は3550△15、エンビプロ(推)1109△17。この2銘柄は、私が種々、検討、分析した結果、今期業績の上方修正が非常に濃厚だ。決算発表は、広栄は1.30日、エンビは2.14日。この前に上方修正の可能性もあろう。
いずれにせよ、多少の賭けにはなるが、好決算必至とみて、ここを仕込み(本来は買い増し)、決算前に大幅高するのを期待して見ていくのも一法だろう。

東邦化学(推)は754△19の高値引け。これで5連騰だが、ここに来て明らかに動きが変わって来た感じだ。同じ半導体微細加工のトリケミカルは22日、5090△700のストップ高している(東証1部指定が好感された)。23日は5140△50。

         来期予想経常利益    時価総額
東邦化学     21.0億円         161億円
トリケミカル    18.8億円         401億円

言うまでもなく、株価は利益によって決定される(PER理論の根本的考え方でもある)とするならば、利益が同じなら時価総額も同じになるのが通常の状態である。
利益で1割以上上回る東邦化学の時価総額がトリケミカルの4割に過ぎないのは、異常としか言いようがない。

1月24日 0時35分記
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