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とりあえず、約束していながら果たせないでいることや、読者の方から質問をいただいていること、はたまた動きが悪くてご心配の方が多いと思われる銘柄についての見方など、懸案事項を、片づけておくとしよう。

栗本鉄工=ここ下押し圧力が強いので、材料の発表を先送りしてきたわけだが、ようやく下げ止まりの雰囲気なので書く。
同社は主要研究開発活動として
「産業設備関連」で、以下のことを挙げている。

① 二次電池向けプラント開発
 当社の長年の粉体装置事業を基盤とし、リチウムイオンを主とする二次電池市場へ装置・システム・プラントで積極参入すべくプロジェクトを5年前より立ち上げこれまで以上に活動を推進しております。その一環として、営業活動、PR効果促進、技術ノウハウの獲得・構築及び各装置の改良・改善のため、当社住吉工場内に、電池スラリーの混練設備、電池原料の乾燥・焼成・粉砕設備を配置した二次電池用のテストセンターを設置しております。信頼性のある高精度供給装置、摩耗に対するコンタミレス等に改良を加えた設備であり、本センターで顧客対応実証実験と自主実験による研究開発を進め、さらに創意工夫を重ねて改良・改善を行い、営業展開を強めております。

 さらに、次世代リチウムイオン電池として着目されている全固体電池材料製造プロセスの研究、営業展開も進めております。

鎌倉注=リチウムイオン電池関連銘柄はそれこそ山のようにあるわけだが、それ向けのプラントとなると、上場企業では栗本鉄工しかないのではないか。この材料はごく一部には知られている程度だろう。
そして「全固体電池」についても「研究、営業展開も進めて」いるというのは、全く知られていない新材料だ。意外性があるので意外な展開も。

業績も要注目だ。四季報は今号になると中間期について2017.9月期と2018.9月期の数字を載せ、2016.9月期の数字はカットされる。このため2016.9月期比で2017.9月期の数字が同か分からなくなる(改善を求めたい)。
栗本の場合、経常利益(単位=100万円)は17.9月期1473となっている。そして省略されている16.9月期は969だった。さらに言えば17.9月期は当初は450予想だった。要するに、17.9月期の1473というのは驚愕の数字だったのである。いろいろ調べても、下期に悪いことがあるわけでもなさそうだ。それどころか、四季報には「主柱の鋳鉄管は公共工事遅れで大口径の出荷鈍い。」とある。
今期業績は会社、四季報とも前年同期比微減益予想だが、私は、少なくとも増益にはなり、大幅増益の可能性もかなりあるとみている。

永谷園=英社買収、米国持ち分の子会社化など積極経営が目立つ。今期は大増益を見込むが、これは会社発表通りで新味なし。しかし来期も経常13%増益予想(新四季報)で、実質1株利益は87円に達する。食料品株で16.0倍のPERは異常に低い。
「京都和菓子店が長蛇の列で2号店探索。」とあるのも注目材料だ。

ナカバヤシ=「物流向け急伸のラベル事業は生産能力倍増へ。」(新四季報)とある。

ロジネット=なお売り圧力が強いわけだが、注目は今期業績。
大幅減益だった丸和運輸はじめ陸運会社の9月中間決算は冴えないものが多かった。その中で健闘したのがロジネット。予想の12.00億円に対し実際は12.85億円(前年同期比14%の増益)だった。
陸運各社は荷主に対し人件費増を理由に値上げを求めているわけだが、これに関し、数日前の日経に記事があった。確か11月(もしかしたら10月)くらいから値上げ交渉本格化的な内容であった。中間期14%減益だった丸和運輸が通期11%増益に持ち込むと言っている(やや不安は残るが)くらいで、これには運賃値上げも念頭にあるのであろう。
ロジネットの場合も値上げの寄与は当然あろうから、今期業績は、かなりの上振れ(中間期の上方修正にも拘わらず通期予想は据え置いたままである)が、期待できよう。4-12月期決算の発表を楽しみにしていよう。

東邦化学(推)=人気離散の形だが、こちらもロジネット同様、2018年3月期決算の内容が判明しだせば、大きく見直されよう。経常利益を会社は17.0億円から19.5億円に増額、新四季報は前号の18.5億円から20.0億円に増額した。
どちらもなお控え目過ぎるとみる。中間期の数字からして21.0億円程度が最低線とみる。半導体市況からしてさらに良い数字になる可能性すらある。

12月20日 21時56分記

ともかく分かりにくいというか理屈からは説明しにくい相場が続く。
オハラは不死鳥のように、再び3000円大台回復(3070△202)する一方、フルヤ金属は失速。コメダは順調にすいすい上げ続けるが、同様の経過をたどっていたリゾートトラストはわけもなく急落(2505▼51)といった具合である。これが今の相場だと割り切って対処するしかない。
機械的に、動きが悪いからとすぐ処分というのも問題だが、基本的には、動きのいいものに遅れず乗るというスタンスがいいだろう。そして上げている限り簡単には売らない(一部は適宜売るのはもちろんいいが)。
白洋舎とか日置電機などは、そういう銘柄である。
日置は2971△50で引け新値となった。
①12.18日付けた2979円が天井。
②3000円ぴったり前後を付けて終了。
③PER30倍程度つけても何らおかしくない→4000円とかもなくはない。
いずれもありうるので、熟慮の上、決断されたい。

タクミナ(推)の動きがいい。130円程度の1株利益を20倍に買うだけで2600円で時価の1861円から約800円もある。
マニー(推)は急伸後だけにいったんは下げるかと思ったが、最後は戻し3415△5。四季報に【再加速】という見出しがついているが、まさに今来期と成長加速となり末恐ろしい業績の伸びだ。一噴き500円の習性からとりあえず3700円前後を付けるか。

この2銘柄については、近々、詳しく推奨理由等書く予定だが、ここから大きく羽ばたくことに確信を強めている。ここからではやや遅きに失した感はあるが、それでも、持ち株には何としても入れておきたい銘柄ではある。

12月21日 0時25分記
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