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無茶苦茶な相場になっているが、これについてあれこれ書いてもせん無いことなので、思い切って省略。
ここでは長らくお待たせしている東邦化学(推)の詳細な推奨理由等を書くことにしよう。

11.21日の推奨時624円だったわけだが、そこから5連騰(推奨以前からでは9連騰)して840円まで上げた。さすがにここまで上げると一息欲しいところだったわけだが、加えて半導体関連への強烈な逆風が吹き荒れ、東邦化学も微調整では終わらず、11.30日から12.06日迄売り優勢となり06日は736円まであって744▼39だった。
高値から安値まで104円下げ、半導体関連への逆風が収まるのも近いとみて、ここで取り上げるわけである。

【決算は再上方修正か】
2018年3月期中間期の経常利益について、同社は5.12日に5.00億円という予想数字を発表していたが、8.04日に8.50億円に上方修正、11.07日に公表した中間期決算(実績)の経常利益は8.94億円だった。
通期の予想経常利益(中間期分)は
05.12日=17.00億円(5.00億円)
08.04日=17.00億円(8.50億円)
11.07日=19.50億円(8.94億円)
05.12日の数字と11.07日の数字を比較すると、中間期では4.94億円も増額された(実績)のに、通期予想では2.50億円しか増額されていない。いかに控え目な予想か、だれの目にも明らかだろう。
17.00億円+4.94億円=21.94億円
この程度になっても不思議はないが、ここでは控え目に、慎重に21億円とみておこう。
いずれにせよ、現在公表されている19.5億円からはかなりの再上方修正がなされるだろうということである。

【半導体微細加工化進展で急成長】
同社は界面活性剤が主力だが、電子・情報産業用分野を開拓、これらのスペシャリティーケミカルの売り上げは24%を占める。うち、半導体関連微細加工用は16%強の達している。半導体業界では微細加工が急速に進み、需要が急増しているわけで、同社は新製品の投入で売り上げを伸ばしている。
半導体関連株で比較すると、同社が異常に低PERなことは、推奨時やそのあとに書いた。
ここでは同じ化学業界にあり、微細加工用材料を手掛けるなど共通点の多いトリケミカルと比較してみよう。
注=1株益(今期予想)は実質値、PERはそれに基づく実質PER。経常利益は今期予想値。

          株価    1株益   PER
東邦化学    744円   59.1円   12.6倍
トリケミカル  3620円  120.0円   30.2倍

PERは東邦化学はトリケミカルの4割強に過ぎない。

          経常利益   時価総額
東邦化学    21.0億円    159億円
トリケミカル   16.8億円    283億円 

時価総額は経常利益が多い方が大きくなるのが普通だが、経常利益で大きく上回る東邦化学の時価総額はトリケミカルの半分強に過ぎない。

           売り上げ          経常利益
東邦化学    415億円→435億円    4.10億円→21.0億円
トリケミカル    41億円→63億円    4.26億円→16.8億円
注=数字は左が2015年3月期、右が2018年3月期(予想)。ただしトリケミカルは各1月期。

では、成長力において見劣るのかと、直近4期の売り上げ、経常利益を比較してみたが、重要な経常利益では、東邦化学の方が伸びが大きい。

以上の比較で明らかなように、東邦化学は、各種の観点から比較しても、明らかに割安、評価不足なのである。
ではなぜこういうことになっているのだろうか。

          外国人保有比率    投信保有比率
東邦化学       0.1%           0.0%  
トリケミカル     13.2%          26.5%

売り上げ規模的には7分の1に過ぎないトリケミカルの株を外国人や投信が、かくも大量に保有、一方東邦化学を保有する外国人、投信はほぼゼロなのだ!
外国人がトリケミカルなど知っているわけはないだろうから、日本の証券会社等がレポートを作るなどして強力に勧めて、買わせたのだろうと推測される。対して、そういうことは一切されていない東邦化学は、外国人、投信には全く知られておらず、かくも悲惨な低評価・低株価に放置されているということだろう。
いつか実態を彼らが知り始めたら、株価倍増も夢ではないわけである。

12月06日 23時12分記

トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として公式に認める方針と伝わり中東情勢に対する警戒感が浮上、後場から急落となった(日経平均の下げ幅445円は本年最大)わけだが、これを受けてのアメリカ株は、反応薄だ。
例によって日本株だけ過剰反応ということか。
現在NYダウはわずかな下げ、NQは横ばい。「このまま行くと」と書くと、朝になって確認すると「このまま」では行かずNQは大幅安となり参っているのが最近のことなので、各自よくチェックされたい。
いずれにせよ、アメリカ株が小幅安程度以内にとどまれば、日本株は、ある程度戻る可能性が大きい。ただ半導体などハイテク株はNQに大きく影響される。

12月07日 0時40分記
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