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【全固体電池と太陽誘電】
20日の日経朝刊に 進化する「全固体電池」 という見出しの大きな記事が掲載された。
物材機構 容量1.5倍に
東工大・トヨタ 出力3倍超
という小見出しもある。

また、最後の方に
>太陽誘電は固体電解質を電極と一緒に焼き固めた電池を試作した。電極材料のコバルトを電解質にも加えると、材料が混ざらず繰り返し使っても性能が落ちにくいことを突き止めた。4000回充放電を繰り返しても当初の約8割の容量を保った。

と、トヨタ以外で唯一、太陽誘電の成果にも言及されている。
これで、株価が無反応(1880▼29)なのには恐れ入る。
引け後、いろいろ全固体電池について調べていて、灯台下暗しだが、興味深い事実に気付いた。
以前、太陽誘電の全固体電池について取り上げた(「 太陽誘電は全固体電池人気が波及して当然」=10.27日付け)が、以下のように書いた。

国立研究開発法人物質・材料研究機構 (NIMS) は、2016年末に以下のプレスリリースを出している。
注=長いので斜め読みし最後の3行(6.以下)のみ熟読されたい。

6.本研究成果は、NIMSおよび太陽誘電株式会社の共著論文として、英国王立化学会誌「Nanoscale」オンライン版にて日本時間の平成28年12月21日19時 (現地時間12月21日10時) に公開されます。

言いたいことにお気づきになっただろうか。
国立研究開発法人物質・材料研究機構 (NIMS)の略称は物材機構。
つまり 
物材機構 容量1.5倍に
の物材機構なのである。
もちろん、今回の物材機構が「負極材料にシリコンを利用し、負極の容量を約10倍に高めた。」ことに太陽誘電が関わっているのかは不明だ。しかし、全固体電池開発の先頭に立つ一方の旗頭である物材機構と太陽誘電が密接な関係にあることは、市場ではほとんど知られていないが、今後大いに評価されてしかるべきであろう。

東工大(菅野了次教授)・トヨタ に対する
物材機構・太陽誘電
という構図とみることもできよう。
いずれにせよ、これで、一段と、全固体電池における太陽誘電の位置付けが、大変なものであることがはっきりしたと言えよう。

相場については、これに続ける形で深夜に。

11月20日 22時50分記

>17日のNYダウは100ドル(0.4%)安、為替も1ドル112.09円とかなりの円高進行で、CME日経平均先物も82円安となっている。
ただ、これくらいだと、小型株には、そう悪いことではないだろう。

と書いたが、20日の相場は、この通りになり、日経平均は135円(0.6%)安となったが、小型株指数はプラス、JQ、マザーズはともに1.1%の値上がりとなった。
こうした状況下、当道場銘柄は、前述の太陽誘電以外は、大半の銘柄が大幅高となった。
東洋合成は1795△145の高値引けで年初来高値更新。オハラも全固体電池で上げたのか不明だが、年初来高値更新となる2693円まであって2563△96。
カネヨウ(推)は年初来高値にあと1円となる190円まであって186△2と3連騰。21日は面白いことになるかも。

日特エンジ4680△135、ウィルグループ1751△70の大幅高もあったが、注目すべきは日置電機(推)の動き。2533△55は引け新値となる。いよいよ10.16日につけた2613円の年初来高値更新が期待できよう。
なお材料の出たソリトン (新四季報から発掘した妙味株)が1741△148と急伸した。

半導体関連の小型株の値動きがいいわけだが、出遅れ銘柄としてダイトロンのほか、トーカロを挙げておこう。10.31日に今期業績の上方修正を発表済みだが、さらなる上方修正必至と読むからである。

11月20日 23時37分記

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