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2017.10.29
太陽誘電、カネヨウの人気化を期待
世界的な好景気、株高を背景に日本株も強い動きが続いている。多少、過熱が心配されるところだろうが、日経平均だけ見るとそうでも、値下がり銘柄数の多さで分かるように、全体としてみれば過熱と言うほどのことはない。
なお主力株優位の相場が続いているが、それでも徐々に中小型株も元気を取り戻しつつある。今後はさらにそういう傾向が強まる可能性が大きいとみる。
27日のNYダウは小幅高、日経平均先物も小幅高にとどまったので、月曜は中小型株には多少の追い風だろう。
27日の相場で、太陽誘電(推)は1907△78まであって1900△71と急伸した。野村が24日のゴールドマン・サックスに続いて格上げ・目標株価引き上げ(2200円→2400円)したことも影響したか。
いずれにせよ、業績絶好調に加え全固体電池関連の中心的銘柄の1つとして、ここからが上昇本番となるかもしれない。とりあえずの目標だった年初来高値の1918円更新は月曜にも達成しそうだ。次は当然2000円だが、そのあとは野村の言う2400円もなくはないだろう。
カネヨウ(推)はついに終値で169円まで来た。終値の高値は10.04日の172円だ。これを上回って引けると、いよいよ183円の年初来高値更新が見えてくるとは、前にも書いたとおりだ。
こういう状況下、好材料が出た(と言っても私が気付いて紹介したということだが)。つまり、買収したフォワード・アパレルの主力商品のトーブが中東で売り上げが急増しているようで、ならばトーブの売り上げが全体の35%も占めるカネヨウの来期業績は一段と大きく向上しようというのが、私の読み(前稿参照)。このシナリオが受け入れられれば、株価は軽く200円大台乗せとなろう。
三菱ケミカルは、前日、場中の決算発表で急落したのが何だったんだというかのような急反発で1190△38。主力大型株の出遅れ、超低PER銘柄として、なお大きく上昇のコースとみる。
ダイトロンは2082△51と急反発、終値としては戻り高値を更新した。9.28日につけた2102円の年初来高値更新が有望となって来た。10.02日に決算発表を控えている。好決算必至とみている。その前に大きく上げた場合は、一部はそこで売るのもありだろう。あまり上がらず決算を迎えるようなら、好決算で上がるとみて持続が基本戦略。
日特エンジ(推)、日置電機(推)、東洋合成、IDECなども強気でいいだろう。
オハラ(推)は1ヵ月ぶりに年初来高値を更新した。私なども、もう大半は売却済みで、わずかに残しておいたうちの半分ほどを数日前に売ったら、さらに大幅高。どこまで行くのやら分かりません。
アマナも5連騰で年初来高値更新、ついに1000円大台乗せとなった。こちらは来期(と言っても2018年12月期)の予想実質1株利益は79.6円で実質PERは12.6倍に過ぎない。となればもう一段高があってもおかしくない。
ウェルシアは24日付け日経夕刊1面で大きく「調剤報酬 大幅下げ」と報じられた。それでもなぜか24日はほとんど反応せず小高く終えたわけだが、25日に急落した。しかし27日は急騰、下げた分をほぼ取り返した。やはり、それでも好業績維持可能とみる向きが多いということだろう。
10月29日 23時38分記
なお主力株優位の相場が続いているが、それでも徐々に中小型株も元気を取り戻しつつある。今後はさらにそういう傾向が強まる可能性が大きいとみる。
27日のNYダウは小幅高、日経平均先物も小幅高にとどまったので、月曜は中小型株には多少の追い風だろう。
27日の相場で、太陽誘電(推)は1907△78まであって1900△71と急伸した。野村が24日のゴールドマン・サックスに続いて格上げ・目標株価引き上げ(2200円→2400円)したことも影響したか。
いずれにせよ、業績絶好調に加え全固体電池関連の中心的銘柄の1つとして、ここからが上昇本番となるかもしれない。とりあえずの目標だった年初来高値の1918円更新は月曜にも達成しそうだ。次は当然2000円だが、そのあとは野村の言う2400円もなくはないだろう。
カネヨウ(推)はついに終値で169円まで来た。終値の高値は10.04日の172円だ。これを上回って引けると、いよいよ183円の年初来高値更新が見えてくるとは、前にも書いたとおりだ。
こういう状況下、好材料が出た(と言っても私が気付いて紹介したということだが)。つまり、買収したフォワード・アパレルの主力商品のトーブが中東で売り上げが急増しているようで、ならばトーブの売り上げが全体の35%も占めるカネヨウの来期業績は一段と大きく向上しようというのが、私の読み(前稿参照)。このシナリオが受け入れられれば、株価は軽く200円大台乗せとなろう。
三菱ケミカルは、前日、場中の決算発表で急落したのが何だったんだというかのような急反発で1190△38。主力大型株の出遅れ、超低PER銘柄として、なお大きく上昇のコースとみる。
ダイトロンは2082△51と急反発、終値としては戻り高値を更新した。9.28日につけた2102円の年初来高値更新が有望となって来た。10.02日に決算発表を控えている。好決算必至とみている。その前に大きく上げた場合は、一部はそこで売るのもありだろう。あまり上がらず決算を迎えるようなら、好決算で上がるとみて持続が基本戦略。
日特エンジ(推)、日置電機(推)、東洋合成、IDECなども強気でいいだろう。
オハラ(推)は1ヵ月ぶりに年初来高値を更新した。私なども、もう大半は売却済みで、わずかに残しておいたうちの半分ほどを数日前に売ったら、さらに大幅高。どこまで行くのやら分かりません。
アマナも5連騰で年初来高値更新、ついに1000円大台乗せとなった。こちらは来期(と言っても2018年12月期)の予想実質1株利益は79.6円で実質PERは12.6倍に過ぎない。となればもう一段高があってもおかしくない。
ウェルシアは24日付け日経夕刊1面で大きく「調剤報酬 大幅下げ」と報じられた。それでもなぜか24日はほとんど反応せず小高く終えたわけだが、25日に急落した。しかし27日は急騰、下げた分をほぼ取り返した。やはり、それでも好業績維持可能とみる向きが多いということだろう。
10月29日 23時38分記
K7
カネヨウ、強かったですね!
新四季報から発掘した妙味株、3040 ソリトンシステムズがようやく動意したみたいです。辛抱したかいがありました。
ロジネットの動きが悪いですが、丸和運輸のようにそろそろ反転してもらいたいです;
新四季報から発掘した妙味株、3040 ソリトンシステムズがようやく動意したみたいです。辛抱したかいがありました。
ロジネットの動きが悪いですが、丸和運輸のようにそろそろ反転してもらいたいです;
2017/10/30 Mon 20:22 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
> トラストさん。
もう旬は過ぎたのかとも思っていたのですが、再び買われています。
とりあえず決算も良さそうなので流れに乗ろうかと言ったところでしょうか。
まだ上げそうですが、警戒も必要、新たに買うのなら、
もう少し新鮮なところを狙いたいというのが、私の感想です。
もう旬は過ぎたのかとも思っていたのですが、再び買われています。
とりあえず決算も良さそうなので流れに乗ろうかと言ったところでしょうか。
まだ上げそうですが、警戒も必要、新たに買うのなら、
もう少し新鮮なところを狙いたいというのが、私の感想です。
2017/10/30 Mon 22:38 URL [ Edit ]
あすなろ
お世話になります。
リキマサ様の質問に重なりますが、ロジネットのように地方の取引所で出来高も極端に少なく、小型株で値動きが大きい銘柄は、それだけで売買の難しさがあると思います。
下落が続いていますが、そろそろ下げ止まり反転は近いと私は期待しています。このような株の場合、いわゆる陰の極を知るサインのようなものはありましょうか。出来高では判断できないと思いますので。
よろしくお願いいたします。
リキマサ様の質問に重なりますが、ロジネットのように地方の取引所で出来高も極端に少なく、小型株で値動きが大きい銘柄は、それだけで売買の難しさがあると思います。
下落が続いていますが、そろそろ下げ止まり反転は近いと私は期待しています。このような株の場合、いわゆる陰の極を知るサインのようなものはありましょうか。出来高では判断できないと思いますので。
よろしくお願いいたします。
2017/10/30 Mon 22:43 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
> K7さん。
ソリトン等、出遅れ株にもようやく目が向けられてきましたね。
ロジネットは あすなろさんへのコメントをご覧ください。
ソリトン等、出遅れ株にもようやく目が向けられてきましたね。
ロジネットは あすなろさんへのコメントをご覧ください。
2017/10/30 Mon 23:14 URL [ Edit ]
鎌倉雄介
> あすなろさん。
私も認識不足の面があったのですが、マイナーな銘柄の場合、
人気化した局面では出来高も増加、いくらでも売れるのですが、いったん
人気が離散すると、現在のようなことになります。この意味で、
推奨後まもなく急騰した局面であらかたは処分すべきだったのでしょう
(後悔先に立たずですが、こういうマイナー銘柄には後ろ髪は無いのでした)。
それでもロジネットの企業規模からして、それなりに出来高はあるだろうと
みていたのですが、札幌ということを甘く見ていたようです。
とは言え、私は、以前、札幌市場銘柄を売買した経験もあり(カブトデコム、
アルファトレンド)、その当時より、今の方が一段と閑散の感じです。
ネット時代なのに、売買できないネット証券が多いのも影響しているのかも。
丸和運輸は日経に中間期業績が計画を下回りそうという記事が載り、さげていましたが、
ようやく出直りに転じつつあります。その他のアマゾン銘柄も、底値よりはそれなりに
上の水準にあります。
地価と同じで、まずは中央(中心)から戻り、徐々に周辺に波するとみると、
今しばらくの辛抱、運が良ければもうすぐ、ではないでしょうか。
私も認識不足の面があったのですが、マイナーな銘柄の場合、
人気化した局面では出来高も増加、いくらでも売れるのですが、いったん
人気が離散すると、現在のようなことになります。この意味で、
推奨後まもなく急騰した局面であらかたは処分すべきだったのでしょう
(後悔先に立たずですが、こういうマイナー銘柄には後ろ髪は無いのでした)。
それでもロジネットの企業規模からして、それなりに出来高はあるだろうと
みていたのですが、札幌ということを甘く見ていたようです。
とは言え、私は、以前、札幌市場銘柄を売買した経験もあり(カブトデコム、
アルファトレンド)、その当時より、今の方が一段と閑散の感じです。
ネット時代なのに、売買できないネット証券が多いのも影響しているのかも。
丸和運輸は日経に中間期業績が計画を下回りそうという記事が載り、さげていましたが、
ようやく出直りに転じつつあります。その他のアマゾン銘柄も、底値よりはそれなりに
上の水準にあります。
地価と同じで、まずは中央(中心)から戻り、徐々に周辺に波するとみると、
今しばらくの辛抱、運が良ければもうすぐ、ではないでしょうか。
2017/10/30 Mon 23:46 URL [ Edit ]
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