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11日の相場は、また主力大型株一辺倒に戻ってしまった。
日経平均・TOPIXだけ上げ、JQ、マザーズ、それに問題ありとして基本的に無視している2部は、そろって下げた。1部の単純平均も下げた。騰落銘柄数を見ても、値上がり879、値下がり1045と値下がりがかなり値上がりを上回った。

要するに、9.25日以降、騰落銘柄数で行くと、合計ではほぼ同数(わずかに値上がり銘柄数が多い)なのに、日経平均は、この間、483円も値上がりしているわけである。これが実感なき20年ぶりの高値の実態だ。
しかし、なぜ、かくも主力株だけ買われるのだろう?
例の日経の「スクランブル」欄の「決算控え大型株シフト」の見出しが引っ掛かっていたのだが、つい数時間前、ある事実に行き当たりはたと思った。

株式レーティング情報を毎日お届けというサイトがあるのだが、それを見ていたら、あまりの数の多さに驚いた。決算発表が近づいたためか、最近は特に多いように感じるが、それ以上に驚いたのが、景気よく大幅に上方修正・格上げされている銘柄が多いことだ。
それも主力大型株がほとんどだ。大手証券以外は、いちよし、岩井コスモ、東海東京くらいしか発表していない(それも大手証券と違って1社あたりの数が少ない)ので、こうした傾向に拍車がかかっているのだろう。
その結果として、上方修正・格上げされた銘柄が、大きく買い上げられるという事態が続発している。
11日の例でいえば東海カーボン1175△97、ローム9860△110、ツバキ・ナカシマ2402△72などである。

つまり、環境好転で買い意欲満々の機関投資家等が、こうしたレーティングを見て、バンバン買っている、必然的に東証1部の大型株に物色が偏るという構図である。

しかし、中小証券が調査部を縮小しているだろうこともあって、中小型株のレーティングがほとんど出ないだけで、中小型株でも、業績好調なところは、いくらでもある。早晩、上方修正、決算発表とかで、それは明らかになる(マルマエの好決算は先駆)わけだから、焦らず、待とう。

しかし、それにしても日特エンジの4595▼230には参った(安値は4540▼285)。前日195円上げて喜んでいたら、1.2倍返しされたわけだ。ところがたまたま三社電機の株価を見たら951▼69、前日の上げが54円だから、まさに日特エンジと瓜二つだ。
11日の売買高15.3億株が示すように、日経平均最高値とは言っても、超閑散な盛り上がりのない相場で、株価だけが激しく上下動
しているわけである。日特エンジに問題があるとは思わない。

太陽誘電(推)の動きがいい。1787円まであったが、これは8.07日以来の高値水準だ。セラミックコンデンサーはフル生産となっており、今期業績は大幅な上方修正が必至と、私はみている(これについては後日、詳述)。1918円の年初来高値更新は控えめな目標だろう。

フルヤ金属(推)は4350円まであって4285△40と3連騰。この終値は4465円高値を付けた10.03日の終値4265円を上回って引け新値だ。難しい局面だが、値動きからすると、なお上昇波動にあって、4465円高値更新から一段高の可能性も、それなりにあるとみるところだろう。

10月12日 0時27分記
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