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2017.09.20 カネヨウ
3209 カネヨウ(東証2部) 
株価=141▼1(09月13日終値)   
出来高=31万4000株(09月13日) (売買単位=100株)
PER=11.0倍(来期=2019年3月期予想実質値)  
01月04日=75円~168円=07月04日(月日=年初来安値~年初来高値=月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆

注=株価等は推奨時の数字。

前(2016年10月)に推奨したことがあるが、この時の推奨理由・材料は、上場基準がらみであった。すなわち、時価総額10億円以上という上場基準をクリアできるか、できるはずとみて、ならば上場基準割れの株価は上がるはずとみたわけだが、以下に引用した実績表(抜粋)で分かるように大きく値上がりして上場基準をクリアした。

10/25 カネヨウ   73円( 75円)→  144円・ 01/30   105円 ☆

現在の同社の時価総額は約20億円で、上場基準割れの懸念は全くなくなっている。

今回の注目材料は、業績の驚異的向上である。

カネヨウは本年7.31日付けで「事業の一部 譲受 に関するお知らせ」を公表している。
これについて書く前に、ここに至る経緯を明らかにしておこう。

>兼松繊維グループは2015年1月1日付で、グループ名をフォワード・アパレル・カンパニーに変更する。兼松繊維はフォワード・アパレル・トレーディングに、フェニックスインターナショナルはフォワード・アパレル・リミテッドになる。社名の変更は、同グループが2012年に香港の大手商社リー&フォングループ(現フォングループ)の100%子会社となった当時からの既定路線だが、新グループ名に「アパレル」の名を付すことで繊維事業のみならず、国内向けの自社ブランドと海外ブランドのインポートを強化する姿勢を鮮明に打ち出す。
>兼松繊維は、総合商社の兼松から1999年に繊維事業を分社化後、リー&フォングループ(現フォングループ)が2007年に株式の55%を取得。2012年に100%子会社化していた。

事業の一部 譲受 に関するお知らせ

当社は、平成29年7月31日開催の取締役会において、下記のとおり、フォワード・アパレル・トレーディング株式会社が保有する原料・テキスタイル貿易部門の事業を譲り受けることを決議し、事業譲渡契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。

1.事業譲受の理由
当社は、寝装・インテリア・アパレル等の関連商品を国内市場向けに販売しておりますが、事業領域を拡大し、収益力を強化すべく、中期3ヵ年計画で輸出取引の立ち上げを注力分野の一つとして掲げております。
今回、譲り受ける対象事業は、生機・織物等製品の輸出取引を主体とした事業であり、安定的な商権に裏打ちされた収益に加え、将来的には当社が行う事業とのシナジー効果も期待できると判断し、事業の譲受を行うことといたしました。
2. 譲受事業の概要
(1) 事業内容
繊維原料(紡績糸他)・生機・織物等の輸出入
(2)売上規模
平成28年12月期 70億円

70億円という金額に注目されたい。カネヨウの売り上げは2017年3月期で89億円弱。低採算の事業からの撤退を進めており、これを考慮すると今期は80億円強とみていいだろう。そういう規模の会社が70億円の売り上げの会社を買収したわけである。

2017年10.01日付けで事業譲受(買収)となるので、2018年3月期は下半期だけ、2018年3月期は通期で、寄与することになる。
四季報が、カネヨウの売り上げ予想を

2018年3月期=120億円
2019年3月期=157億円

としているのは、まさにこのフォワード・アパレル・トレーディングの分が上乗せされるからである。
四季報は経常利益については以下のように予想している。

2017年3月期  =1.26億円
2018年3月期予 =1.70億円(会社予想は1.30億円)
2019年3月期予 =3.00億円

2016年3月期以降の経常利益(予想を含む)は
0.11億円→1.26億円→1.70億円→3.00億円
となる。
まさに売り上げ、利益とも様変わりに急増するわけである。これだけの変身企業の来期予想PERが12.0倍(表よりアップしたのはこの間の株価上昇のため)に過ぎない。

【中東向けトーブが成長を牽引か】
フォワード・アパレル・トレーディングの売り上げの7割は中東向けトーブ用生地だという(四季報)。
トーブ=サウジやドバイなど、中東諸国の男性がまとう真っ白な民族衣装「カンドゥーラ」の生地のこと。高級品は日本企業の独壇場で、東レ、シキボウが大手。日本製品の品質の良さが知れ渡り、他の模倣品の追随を許さないわけである。
ちなみにサウジの人口は2010年の2756万人→3238万人(2017年)と急増中である。トーブの売り上げもこれにつれて順調に伸びると期待できよう。

9月20日 19時47分記

【相場動向】
20日の相場は主力大型株中心の上げとなり、中小型株には下げるものが多かった。
特に当道場銘柄は、ここ上げたものが多かった反動で値下がりするものが目立った。循環物色と心え、心穏やかに行こう。

フルヤ金属(推)は3515▼95まで下げる場面があったが終値は3630△20。この強さを見ていると、やはり上に行くのかと思うが・・・
丸和運輸機関(推)もプラスで引けた。9月末の分割を控え、その前に一吹きあるのを期待。
ニイタカ(推)は何とかプラスで終えた。これも一吹き待ち。
ウェーブロックは大きく下げたが、サンゲツとの資本提携で見本帳に掲載商品が大幅増。この効果もあって今期業績は大幅上方修正が期待できる。ここは買い乗せの好機だろう。

ロジネット(推)が、動きが一変しそうな雰囲気だ。100株単位への移行が迫り、売りが引っ込み買いが増えて来た。886△27だったが、887円に1000株の買いが入って終えた。出来高も7000株と増加。この株が下値鍛錬中にほかの銘柄が軒並み上げたので、ロジネットの安さが際立つ。ありえないくらい下げた反動で上げもありえないくらいのものになるかもしれない。

9月21日 0時18分記
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