【アマゾン旋風やまず】
前稿で日経朝刊の「中小運送、ヤマトの隙突く」という記事を紹介したが、そこで挙げた銘柄は、28日、そろって上げた。
丸和運輸機関(推) 4695△115
ファイズ        6090△140
SBS(推)        792△10
またロジネット(推)も814円で直近の807円比で7円上げた。

ヤマトがアマゾンの当日配送から撤退と伝えられてから、運送業界をめぐる様々な問題点があぶりだされた。中でも、人手不足、劣悪な労働環境がクローズアップされた。こうした中で、運送業者から顧客に対し大幅な運賃値上げが持ち出された。低すぎる料金では仕事は受けないと強い姿勢を大手中心に強く打ち出し、今回ばかりは、その要求がかなり通っているようだ。

これが何を生むか。株式市場では、意外なことに誰も言わないようだが、これは運送業界の収益力アップにつながると私はみる。
ヤマトなど大手はアマゾンの当日配送など、労多くして益少なしの仕事から撤退、その他でも大幅な値上げを打ち出し、かなり成功している。
一方、中小はヤマト・アマゾン騒動を奇貨としてアマゾンの仕事を獲得、また料金でも大手に追随して値上げに動き、こちらもかなりの成果を収めつつあるようだ。

以上から言えることは、最も漁夫の利を得たのは、
丸和運輸、SBS、ファイズ、ロジネットジャパン、遠州トラック
などの、準大手でアマゾンに食い込んだところだろう。この5社は、ヤマトにとっては割が悪くても5社にとっては採算に乗るアマゾンの仕事を大量に受注、その他の顧客に対しても、大手同様値上げを求め、かなり成功したわけである。しかもアマゾンの仕事は、今後も順調に高成長が期待できる。

このような読みに基づいて私は、丸和運輸、SBS、ロジネットについて強気なわけである。

アテクト1937△51、オハラ(推)1555△12、また丸和運輸4695△115。この3銘柄は年初来高値との比較では、まだまだ大きな差があるが、実は大引けの値段(終値)との比較だと、そろって肉薄している。
各銘柄の終値の高値(カッコ内は年初来高値)は
アテクト  1957円(2145円)
オハラ   1568円(1641円)
丸和運輸 4730円(4930円)
であり、今日の終値は、まさにこれらを射程に入れていることがよく分かろう。終値がこれらの高値を上回ってくると、次は当然、年初来高値(カッコ内の数字)が目標になる。

東洋合成が1248△113(JQ値上がり率8位)と急騰、年初来高値も更新した。前稿で書いたように、今期業績は大幅上方修正必至であり、また有機EL関連としては評価不足なので、ここからなお大幅高が期待できよう。

ケミプロ化成が387円まであって382△14と上げた。出来高も急増、戻り高値を更新した。有機El関連の穴株として注目していたのだが、この上げはどうもそういう理由からではなさそうだ。売買単位が1000株から100株に9.01日から変更になる(これはかなり前に発表済み)が、なんとこれを先取りする動きが出たようなのだ。
これで思い出すのがロジネット。同社の場合、10.01日から売買単位が100株になるが、実際の売買では9.27日からである。ようやく、1ヵ月を切って来た。

8月28日 23時12分記
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