北朝鮮によるグアム沖へのミサイル発射およびそれに対するアメリカの反撃の懸念が強まっている。
日経平均は8.09日には257円安したものの10日は9円安にとどまった。
しかし、この後、米朝の緊張の一段の高まりを受け、NYダウは10日205ドル安と下げた。ただ11日は14ドル高と小反発。
ではCME日経平均先物はというと、11日は東証の10日終値比で340円安。

整理すると
        
NYダウ    22085ドル→21858ドル(-1.0%)
日経平均  19996円  →19730円(-1.1%) *その後 先物は19390円

注=NYダウは8.09日→12日、日経平均は8.08日→10日。(日経平均の8.09日の下げから日米の下げはスタートとみて、このような日時をとっている。

で、ほぼ同率の下げなわけだが、言うまでもなく、日経平均は東証の最終取引日(8.10日)以降のNYダウの動き(8.10日、11日)を織り込んでいないわけで、これを織り込んだCME日経平均先物の値下がり(340円安)を含めると、日経平均の8.09日以来の累計の下げ率は3.0%に達する。
ここまで下げなくともと言いたい気分だが、ボラティリティ世界一の日本市場なればこそで受け入れるしかない。
さて、今後どうなるかである。
北朝鮮はミサイルを発射するのかしないのか。しかし、その予測を私がしてもしようがない。当てることができても、それが株価の予測に直結しないから、実はあまり意味がないということもある。
そういうことも踏まえ、軽い気持ちで書くと、一番考えられそうなシナリオは
北朝鮮、グアムの陸地から離れた地点(予告地点かそれよりなお遠方)にミサイル4発ないしそれより少ない数を発射
アメリカ、北朝鮮本土の爆撃・ミサイル打ち込みは回避しつつも何らかの軍事行動

別に責任ある立場で書いているわけではなく、相場をやる以上、常に一応の予想はしておく必要があるので、それをそういう限定をご承知いただいて書いたわけである。
さて、以上のようになったとして、株価がどうなるかと言うと、これまた読みにくい。あえて言えば、瞬間は別として、意外に大きな動きはないのではと考える。

問題は、北朝鮮が予告通りの行動に出、アメリカも同様「無慈悲」な反撃に出た場合である。この場合、株価はかなりのショック安になろう。その場合も、日本に対し北朝鮮が攻撃し、日本の防御がうまくいかないときは、株価は悲惨なことになろう。
ただし、このシナリオはかなり考えにくい。韓国、日本のダメージが大きくなりすぎる恐れが大だからである。

北朝鮮がミサイル発射をしない、北朝鮮のミサイルをアメリカが全発、上空で撃ち落とすのどちらかが株式市場にとってのベストシナリオだが、このシナリオも前者ほどではないが、確率は高くなさそうだ。

あれこれ考えても、後の祭り的状況なので、この辺にしておこう。

好決算でも叩き売られる銘柄が続出、やりにくい相場なところへ、北朝鮮ミサイル発射問題だ。先物はやや下げ過ぎの感もあるので、冷静に行くところだが、持ち高はできれば少なめにしたいところではあり、あまり下げないような銘柄や逆行高銘柄は、多少は外すことを考えよう。また14日以降のアメリカ株次第の面もあるので、いずれにせよ、慎重に対処したい。北朝鮮の実際の行動までにはなお数日はありそう(もちろん不確実)なので、その辺も頭に入れ行動するところだ。

8月13日 23時41分記
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