夏休みモードで、指数等は小動きでも、個別銘柄は一段と激しい乱高下を繰り広げている。

前日(07日)引け後、フルヤ金属(推)とバイテックが決算を発表したわけだが、唖然とさせられたのがフルヤ金属の動きだ。
前日PTSでは3000△161だったわけだが、08日は2894△55で寄り付き直後に2920円まであったが、11時15分には2780▼59まで下落、終値は2821▼18。
あれこれ後付けで下げの理由が言われるが、どう見てもあの決算・増配で下げるのは、まともな反応ではなかろう。2017年6月期は、期中に大幅上方修正したわけだが、実際の決算はその数字をも大きく上回り、さらに今期見通しも39.7%の経常増益(四季報予想も大きく上回る)だった。これで下げるのなら、話にならないではないか。
とはいっても、冷静に考えると、このように決算発表で短絡的に反応、その後は全く逆の動きをすることは、後述のように、ここよく見られた現象だ。3000円乗せがあるとみて持続。

丸和運輸機関(推)は7.31日に決算発表、やや物足りない程度の内容だったが、これを受けての8.01日は3615▼410まで売り込まれた。しかし8.08日は高値で4630円まであった。この5立会日で1015円も上げたわけである。

ついでに書くと、ロジネット(推)が引け後、4-6月期決算を発表した。経常利益は前年同期比7.1%の減益だった。通期の経常利益は同10.3%増益予想だから、この第1四半期7.1%減益は、かなり悪かったように見えよう(事実そういう見方からか超悲観的書き込みがあふれている)が、実態としてはそうひどかったわけではない。9月中間期は同6.0%増益予想である。売り上げ(営業収益)などもそうだが、要するに期初は売り上げ・利益ともあまり良くなく、下半期以降かなり伸びる予想だったのである。まあ4-6月期は経常横ばいないし3%以内の減益くらいに収まってほしかったのが7.1%減益だったということだ。通期予想は据え置いている。そう悲観的になりなさんな、丸和運輸と同じくアマゾン様が付いとるよと言いたいところだが、株価が09日どう反応するか。09日は死んだふり、そのあと、丸和運輸、あるいはエスプール(7.04日決算発表、一時下げたが華麗に復活)のような展開を期待しよう。

バイテックは1576△135と決算を素直に好感して大きく上げた。

丸和運輸は安寄りしたのだが切り返し4630△310まであって4495△175。6.28日に8.20円の逆日歩がついて以降の累計の逆日歩は50円以上になる。特に8.04日は8.20円、05日は8.80円とかつてない2日連続8円以上の逆日歩となっている。08日の日証金の貸借倍率は0.13倍にさらに低下した。こうなると売り方に動揺が広がる所だろう。4735円高値奪回の可能性は、先日5割と書いたように記憶するが、7~8割に高まったとみる。
アマゾン関連の本命という評価が定着しつつあるように思われ、となれば5000円相場もありえよう。そういう方向を読めば、丸和に続くアマゾン関連がロジネットであり、一時的ショック安(があったとして)にめげず、行く末を見守ろう。

アテクト(推)、オハラ(推)、マルマエ(推)は、そろって上げた。時流に乗る小型の夢のある銘柄として、強気でいいだろう。

8月09日 0時53分記

追記=.JPX日経中小型株指数の構成銘柄の入れ替えがあり(8.07日)、当道場銘柄でも、マルマエ、ウィルグループが新規に採用された。両銘柄とも、これもあってか08日は大幅高。なおウィルグループは、08日引け後、好決算を発表した。(1時10分記)
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