07日の相場はアメリカの雇用統計4日発表)を受け円安になったことで、トヨタなどの自動車株中心に輸出関連が買われ、大きく上げた。日経平均、TOPIXとも0.5%前後の値上がり、JQも同程度の上げとなった。マザーズは0.7%の値下がり。

04日、ストップ高したアテクトは2145△188まであったが終値は1845△112。ただPIMの将来性を分かっていない人の売りと心え受け流そう。2145円を起点とする上げ相場を期待しよう。

同じく04日に年初来高値を付けたフルヤ金属(推)も小高く始まったのだが、後場には一時2680▼213と暴落、終値は2839▼54。決算を警戒する売りがこうした動きになったのだろうが、その決算は、予想以上の好決算だった(後述)。

丸和運輸機関(推)は、前稿で「どう見てもこの数日の動きはおかしい。4080円というのは終値としては7.03日以来の水準だ。6.22日4735円という年初来高値を付けたときの終値は4240円だ。8.04日の4080円は4240円まで160円に過ぎない。4240円を上回れるか、上回れば4735円も見えてくる。」としたわけだが、07日は4240円を上回るどころか一気に4320△240と急伸した。04日の逆日歩も8.2円。この異様に強い動きの背景に何があるのかはっきりしないが、いずれにせよ、この動きにはつくところだろう。4735円高値更新の可能性も5割程度はあるとみて対処。

ロジネット(推)は例の「ゆきのみずクロロホルム」騒動でどうなるかと思ったが、意外に強い動きだった(854▼11)。これで全くの濡れ衣となれば、出直りのきっかけになる可能性もあるかもしれない。
注=「ゆきのみずクロロホルム」騒動については前稿参照。

オハラ(推)は1453△53まであって1428△28と4連騰。夢のある小型の成長株物色の流れに乗って、上昇軌道に復帰したとみてよさそうだ。

フルヤ金属(推)が、引け後、好決算を発表した。
経常利益は2017年6月期、8.19億円の予想(6.59憶円から上方修正した後の数字)に対し9.37億円で着地。
2018年6月期(=今期)予想経常利益は39.7%増益の13.10億円。
今期予想1株利益(EPS)は118.40円(会社発表の名目値。鎌倉式実質値では109.7円)になる。
今期予想PERは24.0倍(名目値)、25.9倍(実質値)。

ところが掲示板では「EPSは69.6」、「PERは50」と書いている方がいる。
またヤフーファイナンスで詳細情報のところの参考指標では、EPS(会社予想)57.26(2017/06)、PER(会社予想)49.58倍(15時00)。
こんないい加減な数字を使うな!と叫びたいが、基礎ができていないのだからどうにもならない。
まずEPSの単位は「円」、PERは同「倍」である。せめてヤフーファイナンスくらいEPS57.26倍とすべきだ。
これは細かい、ある意味どうでもいいことだが、EPSやPERを前期(2017年6月期)の数字で算出しているのだから、どうにもならない。しかもその数字すらコメントの方とヤフーファイナンスの参考指標で、大きく異なる(そしてどちらもおかしい)のだから、むちゃくちゃだ。こんなことをしていてはPERは投資指標として使えないことになる。
面倒くさくなってきたので、読者諸氏も同様だろうと思い、結論だけ書こう。
フルヤ金属は今期、純利益は69.6%もの大増益なので、1株利益(EPS)も激増、このため今期予想PERは
69.6倍や49.58倍ではなく
24.0倍(名目)ないし25.9倍(実質)
に大きく低下するわけである。だからこそ、株価も明日は大きく上げようというものだ。
いずれにせよ、ヤフーファイナンスとか投資雑誌、日経等に掲載されているEPSやPERをうのみにするのは決してやってはいけないことだということを肝に銘じておこう。

>次期の見通しにつきましては、IoT社会に向けた半導体メーカーの積極投資、有機ELを搭載したスマートフォンの普及や通信速度の高速化が見込まれ、単結晶育成装置向けイリジウムルツボの改鋳需要や、銀合金ターゲット、半導体向け温度センサー、貴金属化合物などに対する国内外からの堅調な需要が期待されます。(決算短信)

PTSでは3000△161。書き忘れていたが今期予想配当も50円予想を70円予想に引き上げた。
なお同じく好決算を発表したバイテックも07日の終値1441円のところPTSでは1495円に100株の買い(1641円に200株の売り)。

8月07日 23時38分記

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