8月初旬は魔の時期と警戒していたのだが、過去の経験則がどうにもうまく生かしにくいのが、株の世界。そこがまた面白いのでもある。今年こそと思いながら、またまた大した手も打たず、この魔の時期を迎えたのに、今回は逆にラッキーなプレゼントが来た。
アテクトは4日、場中にIRを出し1957△400のストップ高。大量の買い物を残し大引け比例配分。

注=アテクト(推)と最近(推)と入れて来たが勘違いで「新四季報から発掘した妙味株」で「推奨銘柄」にはしていなかったようだ。気分は推奨銘柄でたびたび取り上げて来たので間違ったらしい。お詫びして訂正する。(推)は、暇を見ておいおい取って行く予定。

>この度、当社PIM(パウダー・インジェクション・モールディング)工法によるノズルベーンをはじめ複数のパーツを、ボルグワーナー社を含む世界最大手ターボチャージャーメーカーに供給し、今後、大幅に拡大するターボ車市場において協業することで合
意致しました。ノズルベーンはPIM 工法での製造が高精度化や形状自由度でファインブランキングや精密鋳造法に比べ有利とされていますが、従来のPIM メーカーでの品質、供給体制が不十分であり、当社PIM 技術とMMT社アッセンブリ技術での協業により、世界最大手のターボチャージャーメーカーへのサプライチェーンを構築して参ります。

これからは電気自動車の時代、いまさらターボチャ-ジャーでもないだろうというような見方もあるようだが、これは全く実情を分かっていない方の妄言だろう。なお当分はガソリンエンジンであり、中でターボチャージャーはしばらくは高成長が見込まれているのである。
それよりなによりPIM工法というのはターボチャージャー専用なわけではなく、今後多様な用途への展開が約束されたようなもので、現実にアテクトは様々な取り組みを進めている(詳しくはHP等参照)。だからこそ現在のPIM製品売り上げ1.1億円が2021年3月期頃には21億円になると会社は見込んでいるわけである(同社の2017年3月期総売り上げは25億円弱)。このことは、これまで何度も書いて来たわけだが、それに向けての第1弾の朗報が今回のIRのわけである。
「ボルグワーナー社を含む世界最大手ターボチャージャーメーカーに供給し、今後、大幅に拡大するターボ車市場において協業する」というのだから、売り上げ25億円の近江市の中小企業が今後、世界的な企業に発展する可能性が出て来たと言えよう。
こうした展望からすると、株価は(超目先の乱高下は無視すると)こんなものでは終わらないように思う。とりあえずは2006年につけた3030円の上場来高値が意識されるところではないか。これを突き抜けてはるか成層圏へという展開もないではない。
大量に持っている方は、分けて少しずつ売る、1単元、2単元といった方は、虎の子を大事にと言っておこう。

フルヤ金属(推)は7.14日に付けた年初来高値2885円を更新する2914円まであって2893△65。有機ELは今後急成長が必至のわけだが、それを材料面から支える高純度イリジウム化合物メーカー(世界トップ)が同社だ。人気化してきたことでかつてのストップ高材料(4.03日2390△400)の「FT-eco触媒」も再度、意識されるところだ。これは野菜や果物の腐敗を遅らせるというもので、農産物流通に必須のものになる可能性を秘める。

アテクトのストップ高でオハラ(推)にも注目が再度集まるかもしれない。ここでは書かないがすでに詳述しているように、オハラの場合も多くの夢のある材料を秘めており、株価がこんなもので収まるとは思えない。強気堅持。

マルマエ(推)も同様、見直し必至なのだが、こちらは新株発行という特殊要因がある。しかし、こんなものは片付くのは時間の問題であり、先回りの買いがいつ入ってもおかしくない。焦らず再騰に向かうのを待とう。

エスプール(推)にもラッキーな好材料。
8.04日、引け後、レオス・キャピタルワークスが大量保有報告を提出した。保有割合 5.73%。PTSの最終値は3350△170。想定外の展開で、今後の株価がどうなるのか読めない。各自うまく対処されたいとしか言い様がない。

丸和運輸機関(推)は前稿で「要注目」の動きと指摘したが、4100円まであって4080△100。どう見てもこの数日の動きはおかしい。4080円というのは終値としては7.03日以来の水準だ。6.22日4735円という年初来高値を付けたときの終値は4240円だ。8.04日の4080円は4240円まで160円に過ぎない。4240円を上回れるか、上回れば4735円も見えてくる。日証金の貸借倍率は8.03日の0.27倍から04日は一気に0.14倍まで急低下した。さらなる空売りが入ると面白いことになろう。
ロジネット(推)は、やはり850円台が底値になったようだ。なお底ばっているが、丸和運輸、遠州トラック、SBS(推)、ファイズのアマゾン関連が04日はそろって上げており、見直される機運は高まっている。

決算発表予定
8.07日=フルヤ金属、バイテック
8.08日=ウィルグループ
8.09日=アテクト
8.10日=クレステック、日東ベスト

8月06日 21時35分記


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