04日の相場は日経平均こそ小幅安だったが、多くの銘柄が下げた。大型株指数がほぼ横ばいだったのに対し小型株指数は0.8%の値下がりだった。JQは0.8%、マザーズは2.8%の値下がり。
当道場銘柄ではウエルシアが4240△165と大幅高したが、これは日経に好業績見通しが報じられたためで、これを除くとほとんどの銘柄が下げた。わずかにスターツ出版が年初来高値を更新したのが目を引いた。
しかし、ここまで下げると、中小型株も、そろそろ出番ではないかと思う。叩き売る場面ではなく、ここはこらえて、反発を待つところだろう。アルバックとか平田機工などは、相場を出しきった感があるので、先行き、要警戒と考えるが、そうした銘柄は除くと、特に丸和運輸機関(推)、ロジネット(推)、オハラ(推)、アテクト(推)、クレステック等は、いつ反発するか、時間の問題だろう。

為替が1ドル113円台と、かなり円安になっている。私を含め、ポートフォリオに輸出関連があまりない方も多いと思う。と言ってここで輸出関連に手を出すと、えてしてうまくいかないものである。
そこで、少し前に調べたりして蓄積しておいたデータを引っ張り出し、持ち株を点検してみた。

【オハラ】
海外売上比率52%。新四季報の巻末に「各社の想定レートと為替感応度」という表がある。ここにオハラも載っている。同社の
対ドル想定レートは105円、1円の円安で営業利益を0.1億円押し上げるとある。
現在の113.25円の場合、0.825億円の営業増益要因になるわけである。
同社の今期予想営業利益は9.00億円なので、これが9.825億円になることになる。

【クレステック】
「新四季報がらみで狙える銘柄」として6.15日付けで取り上げた(6.14日終値1764△44)。その直後1888円まであったが、ここ軟調で7.04日は1520▼96と6月初旬のレベルに逆戻りした。ここまで下げると、以下の材料も効いてくるところで、妙味大とみる。
同社の想定レートは1ドル100円(ただしその後見直しされている可能性がゼロではないことはお断りしておく)。
企業の製品取扱説明書などを請け負う会社だが、海外売上比率70%で、為替レートが業績に大きく影響する。多少円安に見直していたとしても、ここに来て一段と進んだ円安で、利益の上積みが期待できるとみる。6月決算会社で、2016年7月―17年3月期の経常利益は5.57億円(前年同期は2.51億円)だったが、これは会社の通期予想5.49億円をすでに上回っている。四季報の通期予想は7.50億円だが、これすら上回る可能性が出て来た。
2017年6月期(前期)予想1株利益は158.0円(さらなる上積みもありうるが)、予想PERは9.6倍に過ぎない。
ちょっと面白い材料があるので紹介しておこう。
四季報の春号(前号)に「食品最大手から珈琲マシン取説、箱の印刷受注」とあるのである。ここの「食品最大手」というのは、味の素かネスレかと迷ったが、『会社四季報業界地図』なる本の「食品(加工食品)」のページで、ネスレは「食品世界最大手」と書かれてもいる。よってクレステックが受注した相手はネスレとみて間違いなかろう。私もネスレのマシンでコーヒーをポッドから抽出している。アマゾン関連とは比ぶべくもないが、こちらもコーヒーで今を時めくネスレから受注したのだから、ネスレ関連として評価されていいだろう。

7月04日 23時55分記
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