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23日の相場は、22日の正反対で小型株軟調、主力大型株堅調という流れだった。日経平均は22円(0.1%)高だったが、小型株指数はマイナスだった。JQは0.6%、マザーズは2.8%の値下がりだった。
注意すべきは、マザーズは暴落と言っていいくらいの下落率、2部、JQも値下がり銘柄数が値上がり銘柄数の2倍前後に達するという、かなりの惨状だったことである。薄商いの中、ちょっとした売りで大きく下げるという今の状況を反映した値動きであろう。
好例がある。はてな(銘柄名)は、小動きだったのが、場中のIR(昼休み中の発表か)で、後場は買い気配から2400△207(前場の終値は2220円)で始まりその1分後には2555△362まで急騰、しかし、その後は2185▼8まで急落、終値は2210△17。まあこれが今の相場と割り切り、大きく上げたら売ることも常に念頭に置き、逆に大きく下げても、確たる理由がない限り安易に叩き売ることのないようにすることが重要だろう。

オハラ(推)1321▼57(前日は△74)アテクト1467▼69(△51)と、ともに反動安となった。ただ、あくまで反動安であり、流れが変わったわけではなかろう。

丸和運輸機関(推)は高寄りしたが寄り天となり、一時4070▼170まで急落した。前日の上げ分(200円)のほとんどを失ったわけで、さすがにこれはないと、猛反発、終値は4205▼35。しかし、前日の日経報道の材料を考えれば、この間の上げ(200円-35円=165円)は、あまりに小さいとしか言い様がない。日証金の貸し株残高は22日の2倍以上に急増、つれて貸借倍率も0.25倍まで減少した。ここからこそ相場は佳境を迎えるかもしれない。なおロジネットも1080円まで下げる場面があったが終値は1098▼2。

またオンキョーが290△48(高値は320円)と連騰中のほか三洋貿易、エステー、フジマック、MORESCO、ハリマ化成、進和、ダイトロンなど「新四季報から発掘した妙味株」は堅調なものが多かった。

23日のNYダウは横ばい(3ドル安)、為替も円は1ドル111.29円と横ばい、CME日経平均先物は53円安となっている。
これだと、主力株は軟調、小型株は横ばいないし堅調という展開が予想される。23日に大きく下げた銘柄などは大きく戻すことが期待できそうだ。

6月26日 22時31分記
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