超閑散(29日の東証1部の売買高は1億2745万株、売買代金は1兆7929億円)の中、強い銘柄と弱い銘柄に2分される値動きだった。
食料品、小売業が業種別の値上がり率1、2位だったが、当道場銘柄ではウエルシアが4010△115と反発、年初来高値面合わせで終値としては高値更新、ツルハHDも上げた。
エラン、ベルーナのような息長く高値圏にいる銘柄も値上がりした。

一方、立会外分売が重荷のLITALICO(推)は1667▼82と急落、人気離散気味のニイタカ(推)、日東ベスト(推)も下げた。

アマゾン関連では、遠州トラック、ファイズ、丸和運輸(推)がそろって上げたのに対し、ロジネット(推)は続落となった(ロジネットに関しては後述)。エスプール(推)は安寄り後切り返し2414△83まであったのだが、後場後半にはマイナス圏に沈む場面もあって終値は2333△2。SBS(推)は小幅安。

PR TIMESは3055△230と年初来高値更新、チエルも上げた。

いずれにせよ、薄商いで、先行きに警戒感も強い(トランプ政権のロシアゲート問題、北朝鮮のミサイル発射等、安倍政権の文科事務次官発言問題)ため、いたずらに、値段だけがたいした理由もなく大きく動くのが、今の相場の特徴だ。あまり神経質にならず、十分見極めることが大切であろう。

LITALICOは分売価格が1633円と決定。分売は5.30日~6.05日に実施。分売がらみで売られているとみると、分売実施であく抜けと見たいところだが、分売期間開けの売りもあるわけで、逆日歩もあり、値動きがどうなるか読みにくい。しかし、6.06日以降まで考えれば、下げ過ぎ是正の動きになろう。

ロジネットは変わらずで寄り付き2円高まであったものの、戻りの鈍さに再び弱気が優勢となり、一時は987▼164まで急落した。その後は、さすがに売られ過ぎとみた買いも入るようになり、じりじり戻し終値は1090▼61。
もうはまだなりを地で行くようなことになったわけだが、これも薄商いの地方市場銘柄ならではのことだろう。常識的に考えられる幅を大きく超えて株価が動くということである(今更というご批判は甘受するが、株価の予想はそれほど難しいわけでもある)。
板が薄く、狼狽売り次第というところも考慮する必要があるが、客観的にみて、この株価は下げ過ぎだろう。特に、29日、遠州、ファイズ等が上げたので、ロジネットの割安さが、一段と際立つ。
今期予想PERは実質で10.6倍にまで低下した(なおどういう計算か不明だが、ヤフーファイナンスでは会社予想数字として8.87倍としている)。いずれにせよ、遠州16.5倍、丸和運輸16.7倍と大差がついた。いかに理不尽に売りたたかれたかということである。15倍で1541円、16.6倍で1705円だから、目先なお乱高下懸念はあるが、狼狽売りが収まれば、1541円~1705円どころに落ち着いておかしくない。

5月29日 23時49分記
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