10日の相場は、前稿を書いた後、さらに円安が進んだため、どちらかと言うと、主力大型株優位の展開になった。鉄鋼、銀行・保険、輸送用機器などの上げが目立った。水産・農林業、食料品などの内需セクターは下落。

小型株は、薄商い(当該銘柄ではなく市場全体のこと)の中、激しく乱高下するといういつもの相場だった。
遠州トラックは前場中ごろには1618△293(年初来高値更新)まであったが、後場終盤、急速にダレ終値は後場の安値より1円高いだけの1405△81。
LITALICO(推)は高寄りし1740△37まであったが終値は1697▼6。
ニイタカ(推)は1838△56と3連騰、日東ベスト(推)も1054△25と続伸、6日続落となっていたアピックヤマダ(推)は540△33と急反発した。
ベルーナはなぜか買い気配から大幅高で寄り付き年初来高値更新となる897円まであって887△46。
円安を嫌気したか不二製油(推)、ヨコレイ(推)、フジッコは、そろって下げた。
エスプールは2048△98。PR TIMESも2297△56と大きく上げたがチエルは1759▼18と、こちらはここに来ての急落に歯止めがかからない。

要するに何が上げ、何が下げるのか、1本筋が通ったものがあるわけでなく、非常に読みにくい相場なわけである。

アメリカによるシリアへのミサイル攻撃に続き、ここアメリカが北朝鮮に対する牽制を強めており(ティラーソン国務長官発言、北朝鮮近海に向け空母派遣等)、緊張が高まっている。もしアメリカによる先制攻撃といったことになった場合、まさに「近くの戦争」であり、日本株は、それなりのダメージを受ける可能性が大きい。
現時点でNYダウはプラス、日経平均先物・大証夜間も小幅安にとどまっており、上記のようなリスクは、ほとんど気にしていないということだろう。ただ、北朝鮮・核実験、アメリカ・ミサイル攻撃といったニュースが突如ふってわくこともないではないので、多少は警戒、どうでもいい銘柄(強く持っていたいというほどではない銘柄)などは外しておくこともありだろう。

このまま(10日の東証大引け時比でやや円高、先物小幅安)程度で11日の立ち会いを迎えれば、11日は内需小型株優位の相場が期待できよう。

4月11日 0時22分記
Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/2756-1b9abeb1