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2017.03.27
ニイタカ
4465 ニイタカ (東証1部)
株価=1731円(3月22日終値)
出来高=2万6200株(3月22日) (売買単位=100株)
PER=12.4倍(来期=2018年5月期予想実質値)
2016年02月12日=1151円~1739円=2017年03月21日(年月日=昨年来安値~昨年来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆
注1=3.23日付けで推奨しているので、株価等は3.22日の数値にしてある。
注2=PERは鎌倉雄介の予想に基づき算出。
地味な会社で、2015年4月、1部昇格時にストップ高を交え急騰した時を除くと、相場らしい相場を出したことがなく、万年低PERに甘んじて来た.2017年初めくらいまでの株価低迷は2016年5月期決算が一転減益になることが嫌気されたと思われる。しかし、これは「退職給付債務関係の損出」という特殊要因のためで、これが消える17年5月期決算は、反動もあって大幅増益が見込まれる。経常利益は会社予想は9.7億円、四季報予想は11.0億円。私の予想は、後日詳述の予定である。
いずれにせよ、2016年5月期の数字を特損を除いて考えれば、ここに来て、同社は順調に高成長軌道に乗りつつあることが読み取れる。
この背景には、食中毒事件の多発、食品の安全への関心の高まりという時代の変化がある。
【スーパーセーブ】
ノロウィルスは近年猛威を振るい、また3.26日には広島県三原市の入浴施設でレジオネラ菌に40人が感染、1人死亡というニュースもあった。こういう状況で、ニイタカの業務用洗剤の需要は大幅に増加しているわけである。
中でも注目の製品が「スーパーセーブ」だ。これは、ウィルス除去率99.999%という強力アルコール製剤である。
以下は「フードビジネスにおける食中毒および感染症対策セミナー」で(株)すかいらーく・食品衛生専門官・三牧国昭氏が書かれた(or語られた)ものの一部である。
>ノロウイルスは冬場の感染性胃腸炎の主原因で感染者も非常に多いのですが、感染症としては低い位置にあります。しかし飲食が原因の食中毒が起こってしまうと、飲食店にとって大問題になります。
ノロウイルスについてはたくさんの研究がなされ、検査精度が向上する一方、可能性のある原因すべてに対応することはできないので、現場対応可能レベルとのギャップが益々大きくなってきているのが現状です。
そのなかで、「すかいらーく」としては、個人衛生の徹底と汚染を広げない対策として、「下痢やおう吐があれば出勤停止」「手洗い」「トイレ使用時の約束」「おう吐物の処理」「触れる場所の消毒」という「5大対策」を徹底しています。
最後に、触れる場所の消毒については、一般的にはアルコールは効かないということになっていますが、外部の研究機関に依頼してデータをとった結果を基に、有効性を確認したニイタカ社様の「スーパーセーブNV」を使って、ドアノブや水道の蛇口、冷蔵庫の取手、トイレの便座や周辺を毎日消毒しています。
ニイタカはこうした製品の好調のため、事業拡大に備え、茨城、滋賀県で倉庫を増設している。これらが完成する2018年5月期以降は一段と業績向上が期待できよう。
【当道場銘柄は快調】
日経平均は大幅安となったが、当道場銘柄は、値上がりするものが多かった。
アピックヤマダ(推)589△29、LITALICO(推)1719△17、ニイタカ1808△18、日東ベスト(推)1132△16などである。ベルーナ、石光商事も上げた。
不二製油(推)、フジッコ、ヨコレイ(推)のほか、ダイフク、ミネベアミツミなどの輸出関連は下げた。
LITALICO、アピックヤマダは正念場か。ここで一段高出来るようなら、昨年来高値更新から一段高が見えてくる。
石光も2.23日以来1ヵ月余続いていた380円台についに決別、390円台に終値で乗せた。418円の昨年来高値奪回も近いか。
日東ベストは好業績さえ知れ渡れば1337円高値を上回るのも、そう難しくない。
なお、以前、上場維持関連として名前を出した倉庫精練がTOBを発表、PTSで150△26と値上がり率1位。このままでは上場廃止だが、どうするのかと見ていたのだが、こういう手があったのか!
3月27日 23時58分記
株価=1731円(3月22日終値)
出来高=2万6200株(3月22日) (売買単位=100株)
PER=12.4倍(来期=2018年5月期予想実質値)
2016年02月12日=1151円~1739円=2017年03月21日(年月日=昨年来安値~昨年来高値=年月日)
自信度=☆☆☆
推奨度=☆☆☆
注1=3.23日付けで推奨しているので、株価等は3.22日の数値にしてある。
注2=PERは鎌倉雄介の予想に基づき算出。
地味な会社で、2015年4月、1部昇格時にストップ高を交え急騰した時を除くと、相場らしい相場を出したことがなく、万年低PERに甘んじて来た.2017年初めくらいまでの株価低迷は2016年5月期決算が一転減益になることが嫌気されたと思われる。しかし、これは「退職給付債務関係の損出」という特殊要因のためで、これが消える17年5月期決算は、反動もあって大幅増益が見込まれる。経常利益は会社予想は9.7億円、四季報予想は11.0億円。私の予想は、後日詳述の予定である。
いずれにせよ、2016年5月期の数字を特損を除いて考えれば、ここに来て、同社は順調に高成長軌道に乗りつつあることが読み取れる。
この背景には、食中毒事件の多発、食品の安全への関心の高まりという時代の変化がある。
【スーパーセーブ】
ノロウィルスは近年猛威を振るい、また3.26日には広島県三原市の入浴施設でレジオネラ菌に40人が感染、1人死亡というニュースもあった。こういう状況で、ニイタカの業務用洗剤の需要は大幅に増加しているわけである。
中でも注目の製品が「スーパーセーブ」だ。これは、ウィルス除去率99.999%という強力アルコール製剤である。
以下は「フードビジネスにおける食中毒および感染症対策セミナー」で(株)すかいらーく・食品衛生専門官・三牧国昭氏が書かれた(or語られた)ものの一部である。
>ノロウイルスは冬場の感染性胃腸炎の主原因で感染者も非常に多いのですが、感染症としては低い位置にあります。しかし飲食が原因の食中毒が起こってしまうと、飲食店にとって大問題になります。
ノロウイルスについてはたくさんの研究がなされ、検査精度が向上する一方、可能性のある原因すべてに対応することはできないので、現場対応可能レベルとのギャップが益々大きくなってきているのが現状です。
そのなかで、「すかいらーく」としては、個人衛生の徹底と汚染を広げない対策として、「下痢やおう吐があれば出勤停止」「手洗い」「トイレ使用時の約束」「おう吐物の処理」「触れる場所の消毒」という「5大対策」を徹底しています。
最後に、触れる場所の消毒については、一般的にはアルコールは効かないということになっていますが、外部の研究機関に依頼してデータをとった結果を基に、有効性を確認したニイタカ社様の「スーパーセーブNV」を使って、ドアノブや水道の蛇口、冷蔵庫の取手、トイレの便座や周辺を毎日消毒しています。
ニイタカはこうした製品の好調のため、事業拡大に備え、茨城、滋賀県で倉庫を増設している。これらが完成する2018年5月期以降は一段と業績向上が期待できよう。
【当道場銘柄は快調】
日経平均は大幅安となったが、当道場銘柄は、値上がりするものが多かった。
アピックヤマダ(推)589△29、LITALICO(推)1719△17、ニイタカ1808△18、日東ベスト(推)1132△16などである。ベルーナ、石光商事も上げた。
不二製油(推)、フジッコ、ヨコレイ(推)のほか、ダイフク、ミネベアミツミなどの輸出関連は下げた。
LITALICO、アピックヤマダは正念場か。ここで一段高出来るようなら、昨年来高値更新から一段高が見えてくる。
石光も2.23日以来1ヵ月余続いていた380円台についに決別、390円台に終値で乗せた。418円の昨年来高値奪回も近いか。
日東ベストは好業績さえ知れ渡れば1337円高値を上回るのも、そう難しくない。
なお、以前、上場維持関連として名前を出した倉庫精練がTOBを発表、PTSで150△26と値上がり率1位。このままでは上場廃止だが、どうするのかと見ていたのだが、こういう手があったのか!
3月27日 23時58分記
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