恒例の「新四季報から発掘した妙味株」である。
リストアップした銘柄の中には前稿の遠州トラックのほか協立電機等、大幅高してしまったものもあり、こういう銘柄は除いた。

まずは銘柄名と3.17日の終値を示す。

2216 カンロ         555▼5
2777 カッシーナ      844△4
2908 フジッコ       2513△3
3059 ヒラキ         984△9
3814 アルファックス  1197△19
4220 リケンテクノス    549△6
4999 フマキラー      822△4
6272 レオン自動機   1078△16
6298 ワイエイシイ   1289▼13
6383 ダイフク      2838▼23
6464 ツバキ・ナカシマ 1911▼17 
6619 ダブル・スコープ 1652▼2
7814 日本創発G     695△4
9997 ベルーナ      853△14

次に、各銘柄に関する注目すべき記述等を示す。

2216 カンロ=「マイナス成長の飴は世界的な菓子職人ピエール・エルメ氏と提携した新商品発売。」とある。2018年12月期は経常利益で35%増益予想で、予想実質PERは14.6倍で、製菓会社としては突出して低PER。      

2777 カッシーナ=2018年12月期の経常利益は前期比5割増予想。予想実質PERは7.1倍に過ぎない。    

2908 フジッコ=「ロコモティブ症候群」防止も意識した冷蔵総菜「ベスタデリ」に手応え」とある。       

3059 ヒラキ=2017年3月期、18年3月期の予想経常利益を、前号の6.0億円、6.5億円から、それぞれ7.5億円、8.0億円に増額。 

3814 アルファックス=「好採算の飲食店向け自動発注システムが伸長。外食産業の労働需給逼迫が一段背中押す。」とある。
2018年9月期予想経常利益は前号の2.5億円→3.1億円に増額。

4220 リケンテクノス=「業務用ラップ絶好調。」2017年3月期、18年3月期とも予想経常利益は前号比大幅増額。 

4999 フマキラー=世界初ワンプッシュ型ゴキブリ駆除剤拡販。」とあるが、これは前号でも言及済み。「日本初の殺虫、虫除け成分入り除草剤「虫よけ除草王」発売に期待。2017年3月期予想経常利益は前号の24.0億円→26.0億円(会社予想20.2億円)に増額。  

6272 レオン自動機=2018年3月期の予想経常利益は前期比14.8%増。予想実質PERは13.8倍の低さだ。     

6383 ダイフク=「18年3月期は国内外の豊富な物流関連投資取り込む。」とある。なお18日日経朝刊「有機EL関連 業績拡大期待」という見出しの記事に、ダイフクも「自動化投資」として出ている。   

6464 ツバキナカシマ=「電気自動車の米テスラ社向けにセラミックボールの本格納入開始。」とある。

6619 ダブル・スコープ=2017年12月期、18年12月期の予想経常利益は、前号の23.0億円→28.0億円、33.0億円→48.0億円に大幅上方修正。

7814 日本創発G=「昨年10月連結化したソニックジャムなど2社が通期寄与。」とある。2018年12月期は経常11.5%増益予想で、予想実質PERは8.4倍に過ぎない。     

9997 ベルーナ=2017年3月期、18年3月期とも予想経常利益は前号比大幅増額で、来期予想実質PERは9.5倍。  

詳しくは、各自、四季報を開いて確認し、そのうえで買う・買わないの判断をされるといいだろう。
この銘柄の中から、前回同様、大きく値上がりる銘柄がかなり出るだろうと考えている。ただ、思惑通りにはいかず、あまり上がらない銘柄もいくつかは出る恐れは当然ある。
ただ、私としては、トータルでは(市場環境の大きな悪化がないとして)かなりの好成績になることに、それなりの自信は持っている。極力、全部とは言わないが、多くの銘柄を買うことをお勧めする。
私がすでに買った銘柄もあるが、買ってなくてこれから買う予定の銘柄もある(6銘柄)。
戦略について一言。買った後、さらに上げる銘柄と、あまり上げない銘柄とあったとしよう。この場合、えてして、あまり上げてない方を追加で買う方も多いと思うが、基本的には、これはあまりお勧めしない。さらに順調に上げる銘柄からこそ大化け株が生まれる可能性が大きい。基本は順張りで行こう。

最後にフジッコについて。
19日の日経朝刊にサントリーの「ロコモア」の1000円お試しキャンペーンの広告が掲載されている。筋肉の衰え用の健康食品だ。ロコモティブ症候群にいいと謳いそうなものだが、そういう記述がないのは、医薬品でないので、チェックがうるさいからなのか。
それはそうと、ロコモティブ症候群と言えば、フジッコの「ベスタデリ」である。
かどや製油はセサミンで上げたということも大いにあると思うが、セサミンと言えば言うまでもなくサントリーだ。
ロコモア-ロコモティブで、サントリーとつながったフジッコも、同様な回路で大幅高することを期待。
なお「ベスタデリ」は「健康経営」の観点からも注目を浴びているようだ。
近年、企業が従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する「健康経営」という取り組みが話題で、自治体による保険の補助など、「健康経営」をサポートする事業やサービスが増えているが、東京商工会議所も健康経営ガイドブックを公表し、「健康経営」を薦めている。
フジッコも「健康経営」に着目して、「ストック型ランチプロジェクト」を開始した。賞味期限が47日間と長く、レンジで温めるだけで、できたての味が楽しめる「ベスタデリ」を「ストック型ランチ」として利用することを推進していくというものである。
時間短縮、健康管理、節約(ほくほくポテトとマカロニのグラタン等6種類、全て税込み409円)と一石三鳥なので、今後大いに売れる可能性がある。

3月20日 18時56分記

   
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