【アピックヤマダとFOWLP市場】
アピックヤマダ(推)は、昨年来高値更新となる529円まであって517△9と、人気化してきた。
そこで、いよいよ、同社が期待のFOWLPで、今後、どのような成長軌道を描くのか、私の分析を示そうと思う。

マーケティング&コンサルテーションの富士キメラ総研は「2017 先端/注目半導体関連市場の現状と将来展望」を、本年1.17日に発表している。
以下、ここに掲載されているFOWLP(=FO-WLP)に関する重要部分を引用する。     

■注目パッケージの世界市場予測

            2015年    2020年予測   同2015年比
FO-WLP     107億円     1,363億円      12.7倍

2016年にAppleのAP(Application Processor)に採用されたことで大幅に市場が拡大する見込みである。APへ採用された背景に多ピン対応がある。従来FO-WLPは多ピン化が難しかったが、工法の改善により量産技術が確立された。2017年はさらに採用メーカーが増えるとみられ市場拡大が続く。

FO-WLPの課題は製造コストである。FO-WLPはウェハー状で製造しているが、従来のFCパッケージは大型パネルでの一括プロセスによって低コストで製造できる。パネルでのFO-WLPの量産技術はいまだ開発途上であるが、多くのメーカーが取り組んでおり、将来的には確立すると予想される。
 
また、現在はモバイル機器向けが中心であるが、自動車向けも期待される。今後信頼性の向上やコストダウン、多ピン化技術が進展すればモバイル機器以外の用途での採用も進むとみられる。

次に、電子デバイス産業新聞の記事「電子デバイス新潮流 ~専門記者の最前線レポート」
151回 第2ステージに突入、FOWLP市場(2016年6.17日)より。
ここに以下の記述がある。

>半導体用モールド装置大手のアピックヤマダもInFO特需を受けた。同社は以前からFOWLP用モールド装置を手がけており、同分野ではパイオニア的存在。2016年3月期)売上高のうち、WLP装置の売上高(単体ベース)は同3.2倍の29億円と大きく拡大している。

この2つの情報をもとに、私が以下の予測(かなりラフで大胆なもの)を出してみた。

               2014年  2015年  2016年  2017年  2018年  2019年  2020年
FOWLP市場        107億   164億  予251億 予383億 予586億 予896億 予1363億                     
アピックFOWLP売上    9億    29億   -      -     -    -      -
同比率            8.5%   17.7%  -      -     -    -      -
アピック総売上      116億   109億  予120億 予136億    -    -     -    

注1=アピック(アピックヤマダの略)の売り上げは、例えば2015年のか所の場合2016年3月期のもの。 
注2=アピックFOWLP売上の数字は単独決算の数字。アピックヤマダは単独決算に比べ連結決算の方が8%くらい売り上げが多いが、連結の場合FOWLP売上が増加するのか不明なので、とりあえず無視。
注3=表の空欄(-)については、次回に予想数字を入れ、アピックヤマダが、今後どう変身するかを示す予定である。

2月28日 21時14分記

【LITALICOも新高値】
28日の相場は、日経平均の場合高寄りし一時は160円(0.8%)高まであったが、後場終盤、急速に上げ幅を縮小、結局12円(0.1%)高にとどまった。ただ医薬品株の下落や大型株の下げが響いたもので、大型株指数以外はプラス、騰落銘柄数も値上がり銘柄が値下がり銘柄数の2倍近かった。2部、JQ、マザーズはそろってプラスだった。

こうした当道場銘柄向きの展開で、アピックヤマダ、LITALICO(推)、不二製油(推)が、そろって昨年来高値を更新した。昭和真空(推)、デザインワンなども上げた。
ただ、ヨコレイ(推)は昨年来高値を更新したのだが、その後下げに転じ終値は1063▼14、TOKAI HD(推)も高かったのが結局下げて終わり、これで5日続落(辛抱強い方は、ここを買うのもいいだろう)。またTOWAは1858▼86、PR TIMES2615▼162のように急落する銘柄もあり、依然予測しにくい相場ではある。

LITALICOは前日比22円安まであったが後場に入って間もなく、昨年来高値更新となる1675円まであって1652△37。出来高も3日連続で増加、1.04日の大納会以来の多さになった。新たなステージに入った可能性がある。いよいよ1700円台突入かもしれない。その後は、その時考えればよい。

私は、好業績で、今後上方修正必至という観点から、いくつかの銘柄を、ここ(27日、28日)打診買いしている。
ダイフク、渋谷工業、フジッコ、日東ベストなどだが、なかなか、素直な動きをしない。特に渋谷工などは2950円まであって2854▼24という惨状で巨額の含み損状態(笑)。訳もなく大幅安というのは最近よくあること。その下落場面を買えるとうまくいくことが多い。特に好業績銘柄ではそうだ。
というわけで、これら銘柄は、安いところは買いで報われよう。

2月28日 23時46分記
 
Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/2722-c64a3894