一見訳の分からない相場が続くが、考えようによっては、訳は分かる。
日経平均は暴騰しているのに下げるとは…といった嘆きを聞くことがあるが、以前にも書いたように、
①主力株と中小型株では、投資主体が違う
これに加え、
②値動きを見て主力株と中小型株をチェンジする投資家層がそれなりにいる(鎌倉雄介の仮説)

②の証拠としては、場中の動きを見ていると、日経平均が上げ幅を拡大するとJQは上げ幅を縮小(または下げ幅を拡大)という動きが頻繁にみられることが挙げられる。
基本的に出来高が低水準の市場で、新規資金の供給はほとんどなく、同一資金が回遊するわけである。

今年に入っての30立ち合い日の日経平均の騰落を調べたら16勝14敗だった。私の運用資産のプラマイは15勝15敗だった(昨年末比の騰落率は私の方がはるかにいいが、これはここで論じようということではない。要らざる心配をする方のため書いただけである)。
調べたのは日経平均の変動と小生のプラマイの相関関係である。
そうしたら(ある程度予想していたことだが)、驚くべき結果が出た。
両者が一致  =13
両者が不一致 =17

要するに、日経平均が上がったら私の運用資産は減少、日経平均が下がったら私の運用資産は増加することが、むしろ普通だということである。
私のポートフォリオは、主力大型株はほとんどなく、東証1部の中小型株(これがメイン)とその他市場の小型株で、ほぼ構成されている。こうしたポートフォリオだと、日経平均との連動性は小さく、むしろ反対のことの方が多いということが判明したわけである。
言い方を変えれば、こういう運用方法を取っている場合、日経平均がどう動くかを読んでも大した意味がないということである。

15日の相場はNYダウ高、円安を受けて主力大型株が軒並み高となり、日経平均は199円(1.0%)だった。ただ値下がり銘柄数が500で分かるように、中小型株は高安まちまちくらいだった。JQの値上がり率は0.05%とほぼ横ばいだった。
15日の日経新聞朝刊にアルバックの17%高、ミネベアミツミの一時19%高(14日)に対し大手証券のトレーダーが「こんなに株価が動く決算とは思えないんですが」と苦笑いしたと書いている。短気筋が市場を席捲、株価が一方的に大きく振れると分析している。

15日もアルバック5000△255、ミネベアミツミ1459△45と大きく上げた。TOWAも1950△32と上げており、半導体関連は予想以上の好業績で上げが止まらない。昭和真空(推)は1126△8と小幅高だったが、それでもこれで3連騰、筆頭株主のアルバック暴騰で、昭和真空の出遅れ・割負けが、じわりと認識されそうだ。

リゾートトラスト(推)、不二製油(推)、ヨコレイ(推)、フジコピアン([新四季報から発掘した妙味株」)なども上げた。

LITALICO(推)、TOKAI HD(推)、オウケイウェイヴ(推)、カイカ(推)は下げた。
LITALICOは安寄り後一時は変わらずまで戻したが、その後売り物に押され終値は1564▼66。いろいろ雑音もあろうが、ファンダメンタルズや企業の将来性など見ない短気筋が、売り有利とみて売って来ただけだろう。
3679じげん(マザーズ)の動きが参考になるかも知れない。10日(金)引け後、好決算を発表、13日は961▼86と急落した。(14日は57円高、15日は22円安)じげんの決算は、どこから見ても文句のない好決算、通期は据え置いたが上方修正含みは明らかな内容だった。それでも、これだけ下げたわけである。ただ09日に27円高していたことも影響したとみられる。
この辺は14日30円高していたLITALICOにも当てはまることである。
日証金の貸借倍率は0.73倍と昨年11.30日以来の低水準となった。こんな銘柄を空売りする愚を思い知らせてやりたいものだ。

ヨコレイについても書きたかったのだが、長くなり肩痛も発生したので後回しにすることをお許し願う。頭重い展開だったが、難産の子ほどよく育つと考えよう。どう見てもこんなふざけてるのかと言いたくなるような株価はありえない。1051円以下は買い増しもいいだろう。

2月16日 0時15分記


Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/2711-941969e6