20日付け日経朝刊に「ビットコイン」に関する3段記事が掲載された。
本来、「ビットコイン」関連銘柄には、かなりの好材料のはずだが、私の見る限り、まったくと言っていいくらい、何の反応もなかった。
すなわちSJI(推)84▼4をはじめ、インフォテリア、フィスコなども下げた。ただしオウケイウェイヴは527△14と上げた。
またヤフーファイナンスの掲示板をチェックしてみても、上記記事に言及したコメントは(私の見た限り)無かった。
これは、これまでに、また拙著でも言及していることだが、この記事が経済・産業面ではないところに掲載されたことが大きいだろう。29面「ニュースな科学」という面に<仮想通貨支える「ブロックチェーン」>という見出しで掲載された。「ビットコイン」という比較的なじみのある言葉も大見出しには使われなかった(最後の方に小さな囲み記事で「ビットコイン」の用語解説が付いている)。
掲示板の投稿者は日経は読んでいる人は少なく、わずかに見ているのは、ネットで無料で見ることができる日経電子版のさわりであろう、というのが、つとに私が指摘していることであるが、今回の件は、これをある程度裏付けるものだったと言えよう。

日経記事から、一部、重要なところを引用しておこう(もちろん、こういうことはすでに周知のことではある)。
>ビットコインは第三者機関を通らないため、送金時にかかる手数料が少なくてすむ利点がある。
>金融分野以外での利用も広がり始めている。北欧の小国エストニアでは、省庁が持つデータベースをそれぞれブロックチェーンでつなぎ共有することで、情報の信頼性を保持している。
>金融分野を中心に海外での利用が進んでいるが、国内でも動きが活発だ。2016年に大手銀行で世界初の一般向け仮想通貨「MUFGコイン」の導入を三菱東京UFJ銀行が発表した。
鎌倉雄介注=SJIは「CAICAコイン」、ネクスグループは「ネクスコイン」を、株主に配布している(無償)。

いずれにせよ、今後、こうしたビットコイン(仮想通貨)に関するニュース、記事は増加の一途となろう。今年の1.07日付け日経朝刊にも ビットコインvs銀行 という記事が掲載されている。

この記事で私が注目したのは「今後10年で総合職を3500人削減する」。という三菱UFJファイナンシャルグループ社長の言葉だ。
さらにこれに続けて「(グローバルに金融業から)2500万人分の職が消える」というバンク・オブ・アメリカの言葉は、さらに衝撃的だ。内外の金融業トップが、ビットコインに対し、これほどの危機感を持っている=それほどビットコインは有望、成長力があるということである。

SJIは20日に付けた82円が底値となった可能性が大きいとみる。
ビットコイン(仮想通貨)は、2016年初めにも一相場出したわけだが、このときは、まだテーマとして取り上げるには時期尚早であり、各社の業績も不透明なところが多かった。まさに理想買いの域を出ず、当然のように、爆騰後は爆落で終わったわけである。
しかし、今回は、かなり様相が違う。
BCCC(ブロックチェーン推進協会)の会員は急増、ビットコインの発行も相次いでいる、関連各社の提携、技術開発、実験等に関するニュースも激増している。こうした大きな状況の変化があるのである。
スウェーデン中銀や中国人民銀行はデジタル通貨の発行を検討し始めた。日銀内部でも「検討に入るべきだ」との声があがる。(日経1.07日)という状況であり、現実に日銀動くとなれば、関連各社には大グッドニュースとなる。

というわけで、前前稿で挙げたように

①SJI
②オウケイウェイブ
③インフォテリア
④マネーパートナーズグループ

の4社に特に注目したい。
特にSJIに加え、オウケイウェイブ (名証セントレックス)が有望とみる。
オウケイウェイブは、推奨銘柄にすることも考えたのだが、名証セントレックス銘柄であり、商いにやや難があることもあり、とりあえずは断念、かわってブログで取り上げて、それとなく買うといいですよとほのめかして来たわけである。あまり高くないところなら、ここで買ってもいいだろう。100株単位なので、乱高下にも耐えられるようにし、分けて買うことも考えよう。

その他銘柄については、省略するが、NYダウ、円相場等に問題はなく、23日は中小型株向きの展開になりそうだ。

1月22日 23時53分記
Secret

TrackBackURL
→http://kamakurayuusuke.blog134.fc2.com/tb.php/2686-6c2c7b1e