お年玉銘柄(株価は大納会終値)

① 6187 LITALICO(マザーズ) 1346△26

② 6300 アピックヤマダ(東証2部) 335△2

③ 2315 SJI(JQ) 78▼2

④ 6077 N フィールド(東証1部) 1357▼21

⑤ 6048 デザインワン(東証1部) 2262△58

① LITALICOは、すでに推奨銘柄にしているが、ここで「お年玉銘柄」にする理由については、後述する。

② アピックヤマダ=半導体後工程装置メーカーだが、これはTOWAと同業ということである。実は半導体メーカーと言っても、半導体製造装置メーカー、半導体前工程装置メーカー、半導体後工程装置メーカーの関係が良くは分からないこと、お断りしておく。それはともかく、株価的には、、半導体製造装置メーカー→半導体前工程装置メーカー→半導体後工程装置メーカーの順で動く、それも大手→中小の順で動くのが一般的であろう。東エレク(半導体製造装置メーカー)、内外テック(東エレク向け半導体受託製造等)に続きTOWA(半導体後工程装置メーカー)も大きく値上がりして来た。となれば、TOWAと同じ半導体後工程装置メーカーで売り上げ規模は半分弱のアピックヤマダの出番も近いだろうというのが、私の読みである。

③ SJI=フィスコ系のネクス傘下で、2016年9月に、注意銘柄の指定解除となった。フィンテックに注力、仮想コイン技術等で先行と言われる。2016年12.22日にはディアライフとブロックチェーン技術活用の次世代マンション開発で業務提携と発表。

④ Nフィールド=ここ軟調だが、これは2016年10月末で2分割した後の乱高下の後遺症か。2016年12月期は一時的に業績が低迷したが、反動もあって今期は経常利益が倍増近くまで急増予想。店舗数は2016年12月期、目標の60店舗増達成で159(99→159!)となった。ここからは収益激増期に入るとみる。精神疾患患者に特化した訪問看護事業を展開しており、LITALICOと並んで、現代を象徴するまさに今必要とされている企業だ。

⑤ デザインワン=オールジャンルの店舗口コミ情報サイト「エキテン」を展開。2017年8月期末の有料店舗数は前期末の2万から2.8万前後へ急増見通し。

注=お年玉銘柄は、すべて推奨銘柄である。

【LITALICO】
1.01日付け日経朝刊25面にLITALICO社長の長谷川敦弥氏が顔写真入りで好意的に紹介されている。

>「LITALICOジュニア」は自閉症スペクトラム障害、学習障害などがある子供のための学習教室だ。
>全国約70か所にある教室には約8千人が通い定員はほぼいっぱい。5千人の子供が空きを待つ。

また文部科学省の推計によればとして
>通常学級に在籍する子供の6.5%が発達障害を抱えている可能性があるという。

時価のPERは来期ベースで実質45倍弱、名目43倍弱と一見高いが、こうしたこと・成長力も踏まえて同社株を考えるとき、決して割高ではない。むしろ、なお大きく評価不足とみるのが妥当だろう。昨年10月につけた1410円更新から1500円~1800円が目標となるが、人気次第では2137.5円の上場来高値挑戦もありえよう。

長谷川敦弥氏や同社経営陣等について、少し書いておこう。
少し調べれば分かることだが、気付いている人は少ないからだ。

長谷川敦弥=1985年、岐阜県多治見市生まれ。
2008年名古屋大理学部卒。同年LITARICO入社。
2009年8月同社代表取締役就任。

なお同社は2005年12月に佐藤崇弘氏により(株)イデアルキャリアとして創業している。
LITARICOの現在の大株主を見ておこう(数字は持ち株比率で新四季報による)。

長谷川敦弥=32.0%
佐藤崇弘=18.2%
穐田誉輝=9.8%
5位株主に土田扶門(2.6%)がいるが、この方は「一身上の理由」で2016年12.14日付けで取締役を辞任している。

なかなか興味深い内容が読み取れよう。
すなわち、2005年12月に佐藤崇弘氏が創業したわけだが、おそらく社長だった同氏は2009年に、入社2年目の23歳か24歳の長谷川敦弥氏に社長職を譲ったわけだ。株式もいつの時点からか不明だが長谷川敦弥氏が最大株主となっている。
注=新入社員の長谷川敦弥くんが佐藤崇弘社長(当時)の娘と結婚してこういうこととはあい成ったなどということも十分ありうるが・・・・・

そして3位株主に座っているのが、あの穐田誉輝氏。言わずと知れたカカクコム社長からクックパッド代表執行役。その後クックパッド創業者佐野陽光氏と対立、代表取締役辞任、取締役兼執行役。2016年10月オウチーノ株、12月みんなのウェディング株に対する公開買い付けを実施と発表した人物である。

LITALICOの役員には東大、京大などの出身者のほか多彩な経歴の人物が並んでいるが、他にアドバイザー(顧問)として寺脇研氏の名前がある。文部省(当時)の役人として、例の「ゆとり」教育を推進した人物である。

以上を読んで、「でどうした」などと言うのは野暮だ。こうしたことも踏まえて株価はドラマを演じるのだと心えよう。

03日の世界各国株は、ほとんどの国が値上がり。NYダウの先物も大幅高、円の対ドル相場も現在118円台前半と円安。CME日経平均先物は大納会比241円高。このまま行くと大発会は主力輸出関連中心の上げが予想される。

1月03日 20時47分記
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