アメリカ大統領選の結果次第では地獄を見なくてはならないわけだが、各自、自らの読みに応じて持ち高は調整したことだろうから、後は運命愛で行くしかない。

決算では相変わらず、読みにくいというか、理解不能に近い値動きが続く。
ケンコーマヨネーズは07日、引け後に中間決算を発表した。経常利益は直前予想を1割余り上回った(前年同期比では39%増)。そして通期予想も35億円(四季報予想は39億円)→42億円に大きく上方修正した。
08日の株価がどう動いたか。前日比45円高で寄り付き9時08分には135円高まで上げたが、その後は下げに転じ、結局、終値は安値をやや上回る3470▼220。この日、円安で食料品株が売られたのも影響したのだろうが。
一方、好決算にもかかわらず、決算発表後、2日続落したオエノンHD(推)は247△5と反発した。
UACJ(推)のように、一般的には、やや悪い決算だったが、安寄り後急反発して大幅高で終え(04日=333△14)、08日も334△1と堅調に推移している銘柄もある。

日本化学工業(推)が、引け後中間決算を発表した。あれこれ書くと・・・・なので、各自ご覧いただくとしよう。UACJ的決算だったので、同様な展開になるといいのだが。通期予想では利益面は据え置き、売り上げだけ引き下げた。しかし、これは他の企業でもよくあることで、そうネガティブにとらえる必要はなかろう。デフレ経済なのである。「放射線吸着材は下期も受注濃厚。」(四季報)とあるが、これがどうなるのか。会社は、これは受注なしの前提で業績をみている。対して四季報は受注を前提にした予想だ。だから、もし受注となれば、業績面で、かなりの好影響が考えられる。

カネヨウ(推)は78△1。78円というのは、ここに来ての終値としては高値面合わせである。まさに正念場に来ているわけで、79円以上で終わると面白い。
読者の方からの質問にコメント欄で書いたものが、なかなか説得力があるような気がする(自画自賛?)ので、引用しておく。
太平製作とカネヨウの業績上方修正の凄さを比較したものである。単位=100万円

カネヨウの今期予想数字
          売上   経常利益  純利益
四季報     9300    20     15
会社(旧)    9700    20      15
会社(新)   9700    40     45

このように、四季報予想に比べ、経常利益は2倍、純利益は3倍ちょうどのわけです。
今回の上方修正率を太平製作と比べると

カネヨウ=経常利益  20→ 40で 2.00倍 純利益 15→  45で3.00倍
太平製作=経常利益370→750で2.03倍 純利益210→475で2.26倍

となります。細かいことは別として、両社の決算の上方修正度合いが大差ないことが、 これで明白でしょう。
さらに言えば、カネヨウの場合、今期の予想数字は中間期実績からみて保守的、 今後大幅に上方修正される可能性が非常に大きいということも考慮すれば、 いかに株価の反応が違い過ぎるかは、驚くばかりです。

決算発表後の株価

カネヨウ=決算発表日(11.04日)77円→77±0、78△1
太平製=決算発表日(11.04日)152円→202△50、245△45

以上のことが、多くの投資家に十分理解されれば、カネヨウの株価は、いくらなんでも20円や30円上がってもおかしくないだろう。

11月08日 23時13分記
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