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2016.10.27
カネヨウ、決算前の作戦を考える
27日の相場は東証1部が小幅安(日経平均、TOPIXとも)だったが、2部、JQは小幅高だった。
これくらいが、当道場銘柄には向いている。
前日大きく上げたUACJ(推)、日本化学工業は一服となった。一方、25日に2円安し、26日以降は連騰期(変わらずを含む)入りが期待されるオエノンHD(推)は、255△3と上げ、引け新値となった。
エラン(推)、エコスなども上げた。
「早晩高値更新とみる。」としたTOKAI HDとベルーナ(推)はTOKAIは680▼1だったが、ベルーナは699△13と大きく上げた。
ベルーナの年初来高値は8.10日の703円だが、終値としての高値は8.15日の691円なので、これは10.25日の692円で更新済みだ。そして27日は一時701円まであり、年初来高値にあと2円と肉薄したわけである。貸借倍率は0.2倍前後と株不足が続き、出来高も高水準を保っている。4-6月期決算でデリバティブ評価損が発覚、経常赤字となり、株価は急落を余儀なくされたわけだが、ここに来ては、こういう一過性のマイナスより、決算が正常化する2018年3月期の好業績に目が向き始めているように思われる。四季報予想では1株利益は名目84.3円、実質値でも80.2円。実質PERは8.7倍に過ぎない。703円高値更新となると、2015年8月に付けた779円が意識されよう。
カネヨウ(推)は77△3。
10月中の上場維持基準達成は絶望的(予定通り)なので、この株にとっての上場維持達成の動きはいよいよ、11月01日をもって号砲が鳴る。10月中に安値で仕込み、11月を迎えたい。
72円~77円程度を念頭に、買いたい方は買うといいだろう。もちろん、もしこれより安い値段があればさらにいいわけで、その場合は自信を持ってさらに買い増したい。75円平均程度で仕込めたり、仕込み済みの場合、77円~79円程度でもある程度買ってもいいだろう。いずれにせよ、平均では77円以下で仕込みたいところだ。
前稿で業績に関する「改善書」の記述を引用したわけだが、うっかりもっと大事なところを忘れていた。以下の部分である。
3. 今後の見通し及び上場維持について
今後も厳しい経営環境が続くことが予想されますが、上記の取り組みにより、当事業年度の業績
予想は売上高9,700 百万円、営業利益65 百万円、経常利益20 百万円、当期純利益15 百万円を見
込んでおります。同予想は、売上、利益面とも平成28 年3 月期業績を上回るものですが、当社は
この業績予想より、利益計上を更に上積みすべく努力継続することで、株主をはじめとしたステー
クホルダーの皆さまの信頼回復と財務体質の安定化、企業価値向上を目指してまいります。
これらにより、当社株式の月間平均時価総額及び月末時価総額について、東京証券取引所の定め
る基準を上回ることにより、今後も上場維持出来るよう努めてまいります。
「当社はこの業績予想より、利益計上を更に上積みすべく努力継続することで、株主をはじめとしたステークホルダーの皆さまの信頼回復と財務体質の安定化、企業価値向上を目指してまいります。」の部分に注目。
これは、今期業績がこの予想を上回る可能性大と、会社が自信を持っているのではないかと、私はみる。
注目の9月中間決算の発表は11.04日だ。
今後の株価はどう動くか。無責任な予想と心得て、参考にされたい。
10.27日 =77△3
10.28日、31日=75円~80円
11.01日~04日=77円~95円
11.05日~ =04日の終値にもよるが、04日の決算内容に大きく左右されよう。
要するに、決算はいいとみた投資家の思惑買いで、発表前にひと山作るのではないかというのが、上記予想の根本にある見方である。期待外れの決算だった場合でも、泣き言は言いっこなし。
10月27日 23時38分記
これくらいが、当道場銘柄には向いている。
前日大きく上げたUACJ(推)、日本化学工業は一服となった。一方、25日に2円安し、26日以降は連騰期(変わらずを含む)入りが期待されるオエノンHD(推)は、255△3と上げ、引け新値となった。
エラン(推)、エコスなども上げた。
「早晩高値更新とみる。」としたTOKAI HDとベルーナ(推)はTOKAIは680▼1だったが、ベルーナは699△13と大きく上げた。
ベルーナの年初来高値は8.10日の703円だが、終値としての高値は8.15日の691円なので、これは10.25日の692円で更新済みだ。そして27日は一時701円まであり、年初来高値にあと2円と肉薄したわけである。貸借倍率は0.2倍前後と株不足が続き、出来高も高水準を保っている。4-6月期決算でデリバティブ評価損が発覚、経常赤字となり、株価は急落を余儀なくされたわけだが、ここに来ては、こういう一過性のマイナスより、決算が正常化する2018年3月期の好業績に目が向き始めているように思われる。四季報予想では1株利益は名目84.3円、実質値でも80.2円。実質PERは8.7倍に過ぎない。703円高値更新となると、2015年8月に付けた779円が意識されよう。
カネヨウ(推)は77△3。
10月中の上場維持基準達成は絶望的(予定通り)なので、この株にとっての上場維持達成の動きはいよいよ、11月01日をもって号砲が鳴る。10月中に安値で仕込み、11月を迎えたい。
72円~77円程度を念頭に、買いたい方は買うといいだろう。もちろん、もしこれより安い値段があればさらにいいわけで、その場合は自信を持ってさらに買い増したい。75円平均程度で仕込めたり、仕込み済みの場合、77円~79円程度でもある程度買ってもいいだろう。いずれにせよ、平均では77円以下で仕込みたいところだ。
前稿で業績に関する「改善書」の記述を引用したわけだが、うっかりもっと大事なところを忘れていた。以下の部分である。
3. 今後の見通し及び上場維持について
今後も厳しい経営環境が続くことが予想されますが、上記の取り組みにより、当事業年度の業績
予想は売上高9,700 百万円、営業利益65 百万円、経常利益20 百万円、当期純利益15 百万円を見
込んでおります。同予想は、売上、利益面とも平成28 年3 月期業績を上回るものですが、当社は
この業績予想より、利益計上を更に上積みすべく努力継続することで、株主をはじめとしたステー
クホルダーの皆さまの信頼回復と財務体質の安定化、企業価値向上を目指してまいります。
これらにより、当社株式の月間平均時価総額及び月末時価総額について、東京証券取引所の定め
る基準を上回ることにより、今後も上場維持出来るよう努めてまいります。
「当社はこの業績予想より、利益計上を更に上積みすべく努力継続することで、株主をはじめとしたステークホルダーの皆さまの信頼回復と財務体質の安定化、企業価値向上を目指してまいります。」の部分に注目。
これは、今期業績がこの予想を上回る可能性大と、会社が自信を持っているのではないかと、私はみる。
注目の9月中間決算の発表は11.04日だ。
今後の株価はどう動くか。無責任な予想と心得て、参考にされたい。
10.27日 =77△3
10.28日、31日=75円~80円
11.01日~04日=77円~95円
11.05日~ =04日の終値にもよるが、04日の決算内容に大きく左右されよう。
要するに、決算はいいとみた投資家の思惑買いで、発表前にひと山作るのではないかというのが、上記予想の根本にある見方である。期待外れの決算だった場合でも、泣き言は言いっこなし。
10月27日 23時38分記
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